-
Category / カテゴリー
-
Recent Articles / 最近の記事5件
- 2025/12/16
◇カフェ宮田屋/東苗穂店 - 2025/12/16
実力養成会通信 第3089号 ”事務連絡です”の巻 - 2025/12/15
◇喫茶ドンドン/苫小牧駅前 - 2025/12/15
実力養成会通信 第3088号 ”工程表” の巻 - 2025/12/14
『保護者通信』を書き始めて1年が経ちました!!
- 2025/12/16
-
Archive / アーカイブ
ニュース・ブログ
実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。
突然ですが・・・
“高度順化”(こうどじゅんか)
って言葉聞いたことありますか? ちょっと聞きなれない言葉ですけど。
プロ、アマを問わず登山家の間でよく飛び交う言葉です。
昨日、あるお母様と面談させていただきました。
その時に以下のようなことをお話しさせていただきました。
最初から一番高い地点を目指さそうとすると、高山病にやられてしまい、ひどい場合は命にもかかわってくるという話しです。だから、低いところから、徐々に高いところへと高度順化をして、体を慣らして頂上を目指していくということです・・・・
この高度順化ですが、高地トレーニングと深い関わりがあります。循環器系の能力をあげるということで、近年、陸上競技や水泳競技でも取り入れられているようです・・・
先生の言いたいこと、わかりますね・・・
受験勉強も、普段の勉強も この ”高度順化” と同じです。
「徐々に高いところへ」という部分を「徐々に高いレベルへ」と読み替えればいいだけです。
先生が、いつも言う「スモールステップ」がこの”高度順化” のことです。
ビリギャルさやかちゃん・・・・そういえば、最近、お母さんとテレビに出演してましたね・・・・
それは、おいといて・・・ビリギャルさやかちゃんは、まさしく、この”高度順化”の
王道を行く勉強をしてました・・・・
ビリギャルさやかちゃんが通っていた塾の先生「坪田先生」が実践していたのが、正真
正銘の「高度順化」だったんです。誰が何といおうとも、この「高度順化」に基づいた
徹底した指導を実践されていたのです。先生は、そんな、坪田先生の「徹底ぶり」は、心
の底から素晴らしいと思いますし、見習いたいとおもってます.
これから、我々は、天下分け目の夏を迎えようとしています。
みなさんは、この「高度順化」という言葉を常に意識してください。
「高度順化」は時間がかかりそうです・・・
しかし、絶対に、間違いなく、成績アップできる方法なんです。・・・・
ある塾の担当の先生から保護者の方へのコメントです。
生徒は、高3生。月1回、塾から郵送される「指導報告書」に書かれていた担当講師のコメ
ントです。あるお母様が見せてくれました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
応用問題を苦手としている生徒の場合、応用問題と聞いただけで萎縮してしまい、キチンと考えようとしない。応用問題と言っても、所詮、基本問題の組み合わせです。基本から考えれば解けるように作ってあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さんは、このコメントを見て、どう思いますでしょうか?
随分、「高飛車」って感じがしませんか?
私は、間違ってもこういうコメントはしません。
実力養成会には、このようなコメントをする先生はいません。
百歩譲って・・・・・・・・・・・・・・・・・
もしこのようなコメントをする先生がいたら・・・
私は、即刻、次のような指導を入れます。
◆もっと当事者意識を持ってください。これでは、評論家です。先生のやる気というか意気込みが全然伝わりません。
◆あなたにとって、「応用問題は、所詮基本問題の組み合わせ」かもしれませんが、この生徒にとっては、どうなのでしょうか?
◆「基本から考えれば解けるように作ってある」とのことですが、「基本から考えれない」から生徒は応用問題を苦手にしているのです。そこを解決してあげるのがあなたの仕事です。
◆このような「報告書」は、保護者の方へは、絶対に見せられるものではありません。「応用問題」についてのあなたの認識はわかりました。そのうえで、あなたは、どうしたいのでしょうか?
今日の内容は、
自分でも、「あげあし取り」だな・・・・と反省してます。スミマセン。
しかし、こういうのって、私は、性格上、絶対に許せないのです!!
なんか、第3者的で、対岸の火事を余裕をもって眺めてるようで・・・・
こういう先生が、
「自分は、こんなにも頑張って教えてるのに、生徒はわかってくれない!!」
と生徒のせいにします・・・・
ご注意を。
実力養成会の皆さん、保護者のみなさん、こんにちは。
昨日の、実力養成会通信で「素手で戦車に向かう」・・・こんなことを書かせてもらいました。今日の内容は、その第2弾と言いましょうか、各予備校の実施する夏期講習について、賢い受講のしかた・・・という視点で書かせてもらいます。
特に、現在併用している生徒、受講しようか検討している生徒は、注意深く読んでくださいね。予備校の講習会を受けちゃダメ、受けても効果がない、ということではありませんので、そこは、分かってくださいね。
各予備校の夏期講習のパンフレットを見ると・・・・・
「医系〇〇〇」
「トップレベル医進〇〇〇」
「医進トライアル〇〇〇」
「〇〇〇発展演習/難関大入試で差のつく問題」
「ハイレベル〇〇演習/合否が決まる入試問題」
これらのネーミング・・・・素晴らしいと思いませんか?
生徒だけでなく、保護者の皆さんも、ついつい・・・惹かれますよね。
確かに、各予備校の夏期講座は、どれも、間違いないものです。
テキストの内容も、それを教える講師陣も間違いありません。
習得すれば、間違いなく、強力な武器になります。
ただし、あくまでも「習得すれば」の話です。
「申し込めば」強力な武器になる・・・・ではありません。
「講習を受ければ」強力な武器になる・・・・でもありません。
ここをしっかりと考えてほしいのです。
各予備校で、生徒に、夏期講習をどれだけ取得させるか?
見方を変えれば、各予備校の営業戦略ともいえます。
真剣に生徒のことを考えて、提案してくれるチューターもいれば、営業ノルマ優先で提案
するチューターもいます。そこをしっかりと見極めてください。
講習を取得する前に・・・・・皆さんに聞きます!!
1学期に学習したことは、しっかりと定着してますか?
微妙な部分はありませんか?
1学期、予習・復習に追われる毎日でしたね。時間の取れるこの時期に、腰を据えて復習、もしくは弱点を根底から順序立ててやった方が、いいと思いませんか?
各予備校の講習がダメ・・ということではありません。あなたにとっての優先順位を考えてください。
「友達が取るから・・」とか 「ネーミングに引かれて」とか 「チューターの先生にいわれたから」という理由で、取得して、また、予習・復習に追われる毎日になっても大丈夫ですか?
8月15日(土)の全統マークで、だいたい、今年のセンター本番で何点までいくか? が明確になります。 天下分け目の8月全統マークまで、あと、1か月と少ししかありません。 そういう時期に、また、夏期講習の予習・復習でアップアップしてていいのでしょうか? 8月15日(土)までに地歴公民を仕上げるメドは立ってますか?
先生は、この時期は、「8月全統マ一ク」に向けたセンターマーク演習をメインにすべきと考えています。「8月15日」までに、仕上げる!! このような意気込みを持ってほしいです。ですから、「センター7割、2次3割」のバランスです。地歴公民は、絶対に仕上げなきゃなりません。・・・センター直前で、慌てても、地歴公民には、時間はさけません。この大切な今、・・・・自分の現時点の実力にミスマッチな講座を数多く取得して、毎日、その予習復習に追われるなんて・・・もったいなさすぎますよ。
改めまして、この実力養成会通信に何度も登場したK君とA子さんのデーターを再度確認してください。2年前の実話です
K君(当時、札幌K高校3年)
【5月全統マ一ク】476点/900点⇒⇒⇒⇒⇒【センター本番】733点/900点
5月時点の志望校、北大(総合理系)。最終的に、電通大学、東京理科大学 合格
A子さん(当時、R高校3年)
【5月全統マ一ク】690点/900点⇒⇒⇒⇒⇒【センター本番】739点/900点
5月時点の志望校、札医。最終的に、旭医AO 不合格
K君は、夏は、実力養成会で、ひたすら「マーク演習」・・・
A子さんは、某予備校で自分の実力とミスマッチな講習をモリモリ取得・・・
5月の模試で「214点」だった差がセンター本番で「6点」
夏の過ごし方が、明暗を分けた、よくある典型的な事例です・・・・




