無意識のうちに『ご自身の成功体験』をお子さん(生徒)に押し付けてませんか?
学校の先生、塾講師にも、
依然として、こういうタイプの人たちがいいます。
ですから・・・
こういうお父様、お母様がいてもおかしくないと思います。
こういう人たちは・・・・
『自分の大学受験の時は~~~~だった』
『自分は、こうやって北大に受かった』
『自分は塾に通わないで〇〇大学受かったから、お前も塾行く必要ない』
ご自身のかつての”成功体験”から学んだことは子供(生徒)にもきっと役に立つ!!
自分が実際に経験して得たこの価値観は、きっと子供(生徒)にも当てはまる!!
確かに、間違いではありませんし、
そう言いたくなる気持も分かりますが、
しかし、その話、何年前の話でしょうか?
大学受験は、毎年、毎年、目まぐるしい変化を遂げてます。
ご存知のように、2021年度にセンター試験が廃止され共通テストに切り替わりました。
さらには・・・・
一般入試よりも学校推薦型選抜(旧推薦入試)や総合型選抜(旧AO入試)による入学者が増え
てます。
育ってる環境も全然違いますっ!!
2004年くらいからSNSが普及し始め、2007年頃にはスマホが登場しました。
今では無料で授業動画も見れますし、
利用できるツールも実に多種多様化してます。
さらには・・・・
大学受験者のうち、マーチ以上の大学受験者は実に8割は大学受験塾に通ってる、という
調査結果もあります。
そういう”今”・・・・・
20年以上も前の話を持ち出されても、
お子さん(生徒)にとっては”押し付け”にしか聞こえないのでは?
保護者の皆さん(塾講師も含め)には、もちろん悪意はなく、純粋な『励まし』のはず。
しかし・・・・子供にとっては『親(塾講師)がドヤ顔したいだけ』と思うのでは?
『ドヤ顔したいだけ』これは実際に、ある生徒が言ってた言葉です。
とても的を射た表現だと感心しました
とある高校の3者面談で・・・・
担任の先生は、
『自分の時は~~~だった』
『自分は、こうやって合格した』
『自分は塾や予備校に通わなかった、だから塾・予備校に通わなくても合格できる』
というようなことを終始、お話しされてたそうです。
このお母様は、グッとこらえて、
この担任の先生の若かりし頃の武勇伝(?)を聞いてたそうです。
ドヤ顔をしてたかまでは、聞いてませんが・・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。