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難関私大日本史対策。

 

夏休みに入り、過去問演習中心の実践レベルの指導をしてます。

 

生徒へは、事前に『課題』を手渡し、授業で、解答・解説を行ってます。

もちろん、生徒は、”ガチ” で問題を解いてきます。

 

『課題』とは、具体的に・・・・・・

“過去問(赤本のコピー)” “志望校の傾向を踏まえた実戦レベルの問題(コピー)”

問題は、私が、志望校の傾向に特化したものを厳選してます。

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尚、指導前には、毎回 ”金谷の日本史一問一答” の口頭チェックを行ってます。

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指導する際、特に意識してる点は、次の3つ。

①志望校の傾向に特化した指導

②資料問題・・・・キーワードは?  どこに着目するか?

たとえ、初見の資料であっても、内容把握するための具体的技術の指導

③単なる暗記・・・に終始することなく、背景、ストーリー、その因果関係など周辺部分も含め、深みのある指導

 

以下が、私の難関大日本史対策の授業ノートの一部です。

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2017
8/2

昆布漁・・・・

ブログ

真夏・・・・・照りつける太陽・・・・・

 

この季節になると決まって、

学生時代に住み込みでやった昆布漁のバイトを思い出します。

35年以上も前の話です。

とはいえ、今でも、鮮明に覚えてます。

 

 

朝の5時。漁協のサイレント同時に、船が、”ポイント”に向け、港から一斉にスタート。

『漁』の時間は朝5時から8時まで。ジャスト3時間。

まさに、戦争です。

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それぞれのポイントに着くと、一斉に昆布をとります。

私も、漁師さんの船に乗り、海から昆布を引き上げる補助をしてました。

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昆布を引き上げる際、足もとが不安定で、バランスを崩し、昆布を抱えたまま、海へ落ちたことも何度もありました・・・・・

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船が、昆布で一杯になると、岸壁に着け、昆布をウィンチで引っ張り上げて、軽トラに積

み込み、船を空にして、また、ポイントに向けて、昆布をとりまくります。

限られた3時間の中で、この繰り返し。

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ちなみに、軽トラに積まれた昆布は、通称”浜”に干されます。

まさに、家族・親戚総出の作業です。

岸壁で軽トラで待機・・・積み込んだ昆布を”浜”に干す・・・・この人たちのことを

漁師用語で”丘まわり“って言ってました。

干された昆布は、長い間放置しておくと、乾いて石に引っ付いて、商品価値がさがりま

す。ですから、次から次へと昆布を動かしていきます。地味な作業ですが、炎天下の中

メッチャ大変。

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夕方、すっかりと干しあがった昆布を、通称”作業場”まで運び、そこで選別(特等~6等)し、均一の長さに切断し、保管します。

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◆下の画像は、『ひろ(ら)い昆布』って言う、昆布漁です。

シケの時、船を出せません。『カギバリ』を遠くへ投げ、(シケで海中に浮かんでる)昆布をひっかけてとります・・・・・たくさんの昆布がひっかかったカギバリは重く大変な作業なんです。海は、荒れてます。シケなので、体が持っていかれるんです・・・・何度もおぼれかけました。

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◆『通称カギバリ』

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まだまだ、色々な作業が、書ききれないくらいのものがあります。

 

とにかく、きつくて、大変だった住み込みの2か月間。

 

今、『やれっ!!』って言われても、絶対にやれません・・・・

そんなの、やれっこないですよ・・・・・

 

 

しかし、この昆布漁のバイトは、

間違いなく、今の私の土台を形作ってくれてます。

本当に、本当に、貴重な経験をさせてもらいました。

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今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

命を削る思いで、1点を削り取る!!

 

 

私は、こんな認識でいます。

点数を取るためには『知識』と『技術』の2方向からのトレーニングを徹底して積ませ

なくてはならないっ!!

 

『やみくもに、ただ、ひたすら、マーク演習』・・・・・・・

 

まぁ、やらないよりは、やった方がいいんですが、『点数を獲る』という視点からすと、

力任せの演習だけでは、点数は獲れません!!

 

ですから、私の中では、『指導』というよりは『トレーニング』。

野球でいうところの『100本ノック』・・・・こんなイメージです。

 

 

◆『知識』面からのアプローチについて。

センターの典型問題の解法の”理解”と”その使いまわし”・・・・・・

典型問題の解法のための”レシピ”を”増やす”。

常に出し入れさせて”メインテナンス”させる。

 

典型問題って?・・・・・・それは、私が厳選し、プリントの形にまとめてます。

領域ごとに、着眼点ごとに、様々な視点でチョイスし、厳選してます。

下の画像はほんの一例です。

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◆『技術』面からのアプローチ。

60分という”強烈なしばり”の中で、ミスなく正確に、そして最短で処理する。

解答欄の形を強烈に意識させ、それをも”ヒント”として、誘導にしっかりと乗せる。

問題文の”行間を読む”トレーニングを積ませる。

ストップウォッチを横に置かせ、時間感覚を徹底的に身に着けさせます!!

 

 

この2方向からの意図を持ったアプローチで指導させてもらってます。

これで点数は必ずゲットできます。

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

優先席・・・・・

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JRで通勤する私にとっては、毎日、目にする、この『優先席

 

しい人が、ず、譲る・・・・・

 

 

 

『暗い』・・・・・

 

 

夜明け前・・・・・まさに、夜明け前が最も暗いと言われてます・・・

暗い・・・・・そんな、マイナスなイメージは、持たなくていいんです!!

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『暗』・・・・・・『日』+ 『音』

 

いってことは、それだけ『おさまの足が、近づいてる』って事!!

だから、夜明けは、すぐそこ!!

 

苦労する木に、花が咲く!!

苦労を喜ぼう!!

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

1543年、ポルトガル人が日本に漂着。

鉄砲伝来です。

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その6年後、今度は、スペインの宣教師ザビエルを始めとする四人の西洋人が日本にやってきました。

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その後、立て続けに、宣教師やら、貿易商人やら西洋人たちが日本に押し寄せます。

 

彼らは、機械時計、メガネ、ぶどう酒、オルゴール、オルガンなどもたらし、

結果として、『南蛮文化』が開花しました。

これまでにない、まさに、異色の文化。

 

彼らの目的は、キリスト教の布教や交易であったのは、勿論ですが、遠くヨーロッパから

はるばる日本にやって来るには、大きな理由があったんです。

 

そもそも、ポルトガル人が日本に漂着する前から、日本は、西洋では、かなり知られた存

在だったのです!!

 

どうして?

 

あのマルコポーロの『東方見聞録』に日本のことが紹介されてたからです。

 

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日本は、『ジパング』と呼ばれ、住民の肌は白く、文化的で物資に恵まれ平和なクニ。

しかも、黄金は無尽蔵にある

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ここまで書かれてたんです!!

 

 

マルコポーロの『東方見聞録』は、やがて、ヨーロッパの多くの人たちに読まれるように

なりました。

 

西洋人たちは、東洋の地に、黄金だらけの楽園のような島があると思い込んだのです。

 

そして、16世紀に入り、ポルトガル人の漂着によって、ジパングが実在の島であること

を知ったわけです。

 

ジパングをこの目で見てみたい!!

 

おりしも、当時の西洋は、『大航海時代』と呼ばれる世の中。

西洋人が、怒涛のように押し寄せてくるようになったんです。

 

 

 

結果論ですが・・・・・

こういった西洋人たちのおかげで、鉄砲が急速に普及し、戦国時代の終結を早め、

天下統一に向けた動きが本格化したわけです。

 

そういった意味では、マルコポーロ様様・・・・・・。

彼が、もし、『東方見聞録』のなかで、ジパングに関して、こうまでも書いていなけれ

ば、織田信長も、豊臣秀吉も登場することはなかったかもしれませんね・・・・・

 

 

 『歴史とは、現在と過去との対話である・・・』

 

ある歴史学者の言葉です。

 

私の大好きなテレビ番組、『BS歴史館』の始まりの画面に出てくるフレーズ。

 

“深い”言葉ですね・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。