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- 2024/5/20
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- 2024/5/20
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ニュース・ブログ
北大に限りませんが、
『〇〇大学に受かるには何問完投しないといけませんか?』
という質問を受けるときがあります。
私はの答えは・・・・『そんなの分かりません!!』
入試問題の”難易度”を毎年、ビシッとそろえてくるのは東大ぐらいです。
特に、最近の北大はいろいろな要因というか悩ましい実情もあってか、
難易度は、その年その年でかなりバラバラです。
また・・・数学を得点源とするヒトもいれば、
英語で稼ぐヒトもいます。
さらには・・・・共通テストの”持ち点”の多いヒト、そうでないヒト、実にバラバラです。
そういう中にあって、一律に『何完?』というのはナンセンスです。
しかも、得点開示結果を見ると・・・・
『完投』= “満点”
というコトではないです!!
完答でも、減点されてるケースもよくあります!!
特に国公立大学では、その大学、その大学で受験層の学力は毎年、ほぼ一定です。
一部のとんでもなく出来る受験生を除けば、
2次試験は、極論すると ”どんぐりの背比べ” とも言えます。
ですから・・・・
他の皆が解ける問題をしっかりと解いて、
みんなが解けない問題は、思い切って捨てる!!
そして・・・・
自分自身がその時間内に取れる最大の点を削り取る!!
これが・・・・合格の最低条件です。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
千葉大学名誉教授 佐藤恒雄先生・・・・・私が尊敬する世界的な数学者の一人です。
この佐藤先生は、数学の力を4つに分類されてます。
①まず、問題文を読み分析する力【読解・分析力】
②次に、内容を自分の言葉に置き換える力【翻訳力】
③次に、解答に向かって目標を設定する力【目標設定力】
④最後に、解答を作成する力【遂行力】
表面的な解答の書き方だけが反復して指導され、勉強に前向きな生徒ですら、
“解法暗記”に精を出すような風潮に危機感を抱いてます。
高校以下の数学の学習では、解けるかどうかわからない未知の問題に挑戦することが勉強
の中心です。
世界的な数学の学者さんが、
数学に必要な4つの力を提示してくれてます!!
いままで、感覚、センスだけで、ただなんとなく解いてきて、
何とかなってきたけど、いま・・・行き詰ってるヒトも少なくありません。
そういったヒトたちは、この4つの部分がいい加減になってる可能性がとても高いです。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。