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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

今日の通信は、昨日の続きです。

 

まず、私と生徒A君、B君のやりとり(あくまでもイメージ)から・・・・

A君のプロフィール・・・・

1浪。志望校は札幌医科大学。

B君のプロフィール

1浪。志望校は札幌医科大学

 

【今野】8月16日(日)の第2回全統マーク模試の目標点を聞かせてください。

【A君】そっすね~~。8割は行きたいですね。←目標ではなく、希望?

【B君】740点です。←しっかりと明確になってます

 

 

【今野】教科ごとの目標点は?

【A君】英語は、8割、数学は150以上、国語は、波があるんでなんとも言えないって感じですね。生物、化学は8割。日本史は、文化史とかは予備校は直前にやるっていってたし、そもそも暗記科目だから、今やっても忘れるし、直前に詰め込むので今は、6割いけば「良し」としておきます・・・・。もし、点数があまり、伸びなければ、旭医AOも受けようかな・って考えてました←今から、伸びなかったら…って考える前に、まず、勉強しましょうね。ウダウダ言う前に、まず勉強しましょう!!

【B君】英語は、185点。国語は、150点。ⅠA85点。ⅡB85点。生物80点。化学80点。日本史75点。です。←明確な目的意識を持ってます

 

 

【今野】じゃあさ、この目標点を絶対に達成するために、具体的に、今どんな勉強してるの?   「日本史」の例で聞かせてください

【A君】予備校の授業中心でやってますけど。今からやっても忘れるし・・・でも、夏ってことで、周りもなんか、やり始めてるようだし。とりあえず、現役の時に使ってた、学校の授業プリントでも、やろうかと思います。←今からやっても忘れるので、直前にやる・・・中学1年生の屁理屈です。こういう浪人生・・本当にいるんです。

【B君】日本史は、予備校の授業をメインにしてます。自分の勉強として「金谷の”なぜ”と”流れ”の分かる日本史」をやってます。7月18日(土)までに、3周するって計画で3月からスタートしてます。最近では、毎週月曜日に、「金谷の1問1答」の口頭チェックを今野先生にやってもらってます。7月18日以降は、過去問演習に入ります。全統マークまで本試だけですけど15年分やります。毎週、火曜日と土曜日を日本史マーク演習日としてます。時間は、2時間を充てます。とにかく、夏の全統マークまで仕上げるってことで、3月からやってきましたので・・・・。センター直前になったら、ひたすら、過去問やるので、インプットは、夏までに全部終わらせないと、あとあとドタバタするし、結局、現役の時と同じ状況になっちゃうんで・・・・。←話してることが、超具体的。裏を返せば、何をいつまでどうやるかが、しっかりと分かってるってことです。

 

ドキュメンタリータッチで紹介させてもらいました・・・

【A君】は、典型的な、ありがちな浪人生。

【B君】は、典型的な実力養成会の会員です。

 

2人の明確な違い、わかりますね。

現時点で、差は、歴然です。

平均的な浪人生であれば、夏の全統マークからセンター本番まで30点~50点しか伸びません。

 

頑張ってる本人にとっては、100点は伸ばす・・という意気込みでしょう・・

現実は、皆さんが思ってる以上に伸びません。虚勢を張ってもムダなんです。

過去のある生徒の例を紹介します。実話です・・・・

夏で680点。しかし、センター本番まで、死に物狂いでやって、本番では絶対に800以上達成する!!・・・・・・現実は、706点。夏から26点も伸ばせただけ素晴らしいです。

 

2浪なら、30点伸ばせれば素晴らしいです。

3浪以上なら、20点以上伸ばすのは、相当まれです。・・・・・

 

センター直前になって、わらをもつかむ思いで、過去問を血走ってやっても、

時すでに遅し・・・・

焼け石に水・・・・・

 

伸ばす絶好機が今、

今しかないっととらえましょう

 

さて、話を戻しましょう・・・

【B君】は、きっちりと目標を定め、かつ、具体的な学習行動を起こしています。

何をいつやるか?  いつまでに仕上げるか? しっかりと計画性をもって勉強してます。

 

【A君】は、気持ちはあるものの・・・・・。具体的に行動を起こしてません。

しかも「点数が伸びなければ、旭医AO」???  この時点で、ケンシロウ登場です・・・・

 

実力養成会では、【B君】のように、目標を、ゴールから逆算します。

その目標達成のための具体的な学習活動項目を明確にします。いつまでにやるか?

いつ、どれだけやるか? 定着度のチェックとその実施日時まで明確にします。

これは、私が、一人一人の生徒に対して、面談を実施し、そのなかで、一人一人の受験

を【B君】のように仕立て上げていきます。生徒一人一人の、志望校、学力状況に応

じて、かなり、詳細な指示を出していきます。最初は【A君】のような生徒でも、【B

君】のようになっていきます・・・

 

ちなみに、【B君】の夏の全統マーク目標740点は、札幌医科大学志望浪人生であれ

ば、平均的な目標ラインです。デットラインは、720点。夏の全統マークで、浪人で

720点に達していないと、80%の確率で札医不合格です。目指す、目指さないは、本人

の自由です。私は、それを差し止める権利はありません。

私は、肌感覚ではない「資料とデーター」に基づいた事実のみを数字

で伝えます。・・・・・

 

 

5/23のブログ「スキー教室に例えると・・・」の中で「待つ技術」について、書かせて

もらったことがあります。スキー教室は中級レベルの指導が一番、やっかい・・・指導者

は「待つ」ことが大切である。「待つ技術」が必要です・・・こんな感じで書かせてもら

いました・・・・

今日は、この「待つ技術」にからめたお話です・・・・・

 

生徒に、問題演習させてます・・・・

生徒は、今、まさに、問題と格闘しています・・・・

何としてでも、自力で正解までたどり着いてほしい・・・・

粘り強く・・・・たくましく・・・簡単にギブアップなんてしなでくれ・・・

とはいえ、時間が、ドンドン過ぎていきます・・・しびれを切らして、

ついつい口を出したくなります・・・・・

もう限界!!  「これは、こうだろうっ!!(激怒)」と大声を出したくなります。

 

そなんとき、グッとこらえて、あの、あみんの名曲「待つわ」を口ずさみます・・・・・・

 

? 私、待つわ。いつまでも、待つわ。? ? ?

 

生徒が、自分の手で、正解をたぐり寄せる。

生徒が、たとえ、時間がかかっても、自分の手で、正解を導き出す。

この「タフネスさ」「泥臭さ」が大切なんです。

本番の試験会場では、頼れるのは自分だけです。

そこに、私は、いません。

 

ついつい、口をだしたくなる。

ここは、こうだ!!  とイライラ感満載で大声を出したくなります。

大声を出すこと自体、講師のイライラ感を生徒にぶつけるだけ・・・・・

それでは、真の力を養成することにはなりません。

 

道なき道を、自分の足で進まなきゃ、合格をもぎ取れません。

 

今日も、私は、「あみんの待つわ」を口ずさむのです・・・・

 

私、待つわ。いつまでも、待つわ。? ? ?

 

 

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さんこんにちは。

今日のテーマは、模試についてです。

我々にとって、今後の重要な模試・・・・

最低限、絶対に受けなきゃならない模試です。

河合の全統系を推す理由は、「受験者数」です。駿台がダメということではありません。圧倒的に、全統の方が受験者が多いという理由です。

札医志望者も、北大オープンは、受けます。

 

特に、10月25日(日)からの1か月は、毎週日曜は、模試となります。

防医受験者は、10月31日、11月1日が本番ですから。

今から、このようなタイトなスケジュールになるので、そのつもりで計画しておきましょう!!ということです。

いいですか?   「タイト」な日程というのは、今から、わかってることです。

そのつもりでお願いします。

毎年、11月になると「先生、毎週模試で解き直しが、追いつきまん・・・・」という、

生徒が、必ず出てきます・・・・はっきり言います!!

甘すぎっ!!   ケイン、コスギっ !!

 

 

8月16日(日)第2回全統マーク模試(河合)

9月6日(日)第2回全統記述模試(河合)

10月25日(日)第3回全統マーク模試(河合)

★10月31日、11月1日 防衛医科大学1次試験★

11月1日(日)北大実戦(駿台)

11月8日(日)北大オープン(河合)

11月15日(日)全統医進模試(河合)

11月29日(日)全統マークプレ(河合)

12月23日(水)東進センター本番レベル模試

 

それぞれの模試に対する、目標点及びデットラインを設定します。

我々は、場当たり的に、模試を受けるんじゃありません。

一つ一つの模試に意味づけして、明確なポリシーを持って受けます。

 

特に8月全統マークでデットラインに届かないとなると、志望校変更も視野にいれます。

浪人してでも第一志望を貫き通す!!という生徒もいるでしょう・・・

ケースバイケースです。・・・ガッチリと面談を実施していきます。

虚勢を張っても、何の意味もありません。

数字が全てです!!

 

それぞれの模試に対して、どう向き合うか、目標点、デットラインをどう設定するか?

明日の通信でお知らせします。

 

◆駿台、四谷に通っている生徒たちも、全員、全統は、申し込みしてください。

◆「駿台・ベネッセマーク」は、「調整用」「全統マークに向けてのリハーサル」的な受験でいきましょう。

◆「A判定」慣れ・・・に陥りがちな生徒は、これ以外にも、ドンドン積極的に受験してください。場数を踏む!!  こんなイメージです。

 

実力養成会の皆さん、いよいよ決戦の夏が始まりました。

毎日の、勉強の成果を模試で、数字として客観的にみていきましょう!!

ドンドン、場数を踏み、経験値を上げていきましょう!!

 

失敗したって、どってことない!!

失敗は、成功のもとでしょ!!

 

反省は、謙虚に!! 

ただし、後悔は、絶対にするなっ!!

先生たちは、いつでも、みんなのことを応援してます!!

 

 

 

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」・・・・・

「雨トーク」と並び私の好きなテレビ番組のひとつです。

オンデマンドでよく見ます。

昨晩見たのが・・・・・・

「世界一清潔な空港」に選ばれた羽田空港・・・・・・・

その秘密を探るとある一人の清掃員にたどりつく・・・・・。

「清掃は職人の仕事」というプロ意識の高さに、圧倒されました・・・・。

その人は、「新津春子」さんという方です。

どんな小さなゴミでも見逃さない「目」

人の目の届かないところまで、完璧に掃除をする「徹底ぶり」

「感動」の域を超え、「すごみ」すら覚えました・・・・・・・。

 

なぜ、そこまでこだわるか・・・・・・・・・

プロ意識の高さの陰には、「新津春子」さんの壮絶な過去がありました・・・・

中国残留孤児ということで、幼いころから、それだけの理由で、いじめに会い、

「自分の居場所」を捜し続けて、「清掃」という仕事に出会ったのです・・・・・

 

新津さんが言ってました。

「心を込めて仕事の出来るヒトがプロ」

新津さんは、「清掃」に人生のすべてをかけた職人です。

「心を込めれば込めるほど、どんな小さなゴミでも見えてくる」

「心を込めれば込めるほど、人の目の届かないところが気になって仕方がない」と言ってました。

「なるほど・・・・」

 

上司でもあり、恩人でもあったヒトから「心を込めて」仕事をしなさいと言われたことがきっかけで

当時、色々な問題を抱えてた「新津さん」は、「吹っ切れて」仕事にのめりこむようになりました。

 

「心を込めて」仕事をするようになつてから、大きな変化が現れたそうです。

 

以前は、見るでもなく、気にも留めなかった空港を行き交う人たちが、

清掃中の「新津さん」に暖かい声をかけてくれるようになったそうです・・・・・

 

「心を込めれば」、あるいは、「心を込めると」 ヒトに伝わるんですね・・・・

「仕事ぶり」だとか「たち振る舞い」が・・・・・

 

こういう時代だからこそ、「心を込める」ことが余計に尊いのでしょうね・・・・・・・

 

いや・・・・これだから、「プロフェッショナル仕事の流儀」が好きなんです。

 

まず、下の画像・・・・「実力養成会」の「受験演習数学プリント(2次対策用)」です。

3年前に私が、作成したプリントです。現在も使用しています。

2番の問題に、注目して下さい。画像をクリックして、問題とその内容を確認してください。

CIMG0723

次に下の画像です!!

昨年の東大の理科系の大問1番です。赤本からコピーしました。

CIMG0722

二つの問題をよ~~~く見比べてください!!

おわかりいただけたでしょうか?

2014年の東大理系の大問1番の作問者は、上の画像の問題をネタにしていた・・・

このネタにされた問題は、ある大学の過去問です。これを公表すると色々と問題が生じる

ことも予想されるので、公表は控えます・・・

 

日本広し、くめひろし(笑)といえども、ここまで、読み切っていた予備校の数学講師は

私を含め数えるほどだと思います。(自画自賛でスミマセン)

 

と、いうように・・・・・・・

北大2次数学であれば、私の「パイプ」と「正統的な諜報活動」をフルに活用した

ら・・・・「予想」できますっ!!

誤解を招くといけませんので、「正統的な諜報活動」とは・・・・

①北大過去問25年分を徹底的に分析

②誰が作問担当者になるのかを予測

③書かれた専門学術論文、著作物の研究

④担当教官が「何に関心を持ち、どういう研究をしているか?」「今、こういうテーマ

勉強しているはずだ」ということを発表論文、学会動向、大学、大学院での授業内容

統的に調査します。

 

法律、倫理にふれるような、やましいことは一切ありません。誤解なきよう!!

 

仮に、ど真ん中、ではなくとも、ストライクゾーンには間違いなく行きます・・・

 

 

世の中には、口だけの「ハッタリ講師」や、

情報だけはメチャクチャ豊富な「頭でっかち事務長」が少なからずいます。

 

私たちは、そういうヒトたちとは全く、異なります。

実力養成会講師全員は、生活のすべてをかけて生徒と共に日々、闘っています。

 

お預かりしている 生徒は、

法律、倫理にふれない範囲の中で、なんとしてでも合格へ導きます。