実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、こんにちは。
先日、ある生徒から、数学の質問を受けました。その問題が、下の問題です。
ある予備校のテキストにある問題です。
“曲線の通過領域”・・・・・典型問題です!!
生徒のノートを見せてもらうと、予備校の先生はこの問題については、「ファクシミリ
論法」で解説されてました。
“曲線の通過領域” は、奥の深い問題が多いです。東大で出題されるくらいです。
いきなり、ファクシミリ論法って言っても、生徒にとっては「?」
ここは、やはり、そもそも“曲線の通過領域” とは?
から、入らなければいけません。
そのうえで、“曲線の通過領域” を求める手法は、以下の4つがあることを指導します。
どういう時に、どの”方法”を選択するのか?
この選択基準こそが、”肝” なんです!!
①パラメーターを動かして通過領域を実際調べる
②実数解の存在条件
③ファクシミリ論法
④”包絡線”を求める
なんの予備知識を持たない生徒は、この手(通過領域)の問題は、みな、ファクシミリ論法で解くも
の・・・このように刷り込まれてしまうのがとても危険です・・・・
生徒にとってみたら、いきなり、東大の問題・・・しかもファクシミリ論法?
予備校の先生の板書をひたすら写し取り、家で復習・・・・・???????????
これじゃ、生徒がかわいそう・・・・・と痛感しました。
「準備運動なし」でいきなり、全力疾走するようなもんですよ・・・・
でも、本当に、可哀相なのは、予備校の先生なのかもしれません。
こんな時間じゃ、この問題を十分に解説できないよぉ~~(泣)と思っています・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。