ニュース・ブログ

毎朝、通勤のJRの中で、手帳を見ます。

今日も、分刻みの綱渡り的なスケジュールです。

「今日も忙しいぞ!!」と多忙に挑戦するようなファイトさえ湧いてきます。

私を頼ってくれる生徒たちがいます。

実力養成会を頼みの綱として通ってくれている生徒たちが大勢います。

本当に本当にありがたく思っています。私以外の他の先生たちも同様です。

 

それだけに、今日も一日、最高のパフォーマンスを演じようと身の引き締まる思いをしながら、その日の一人一人の指導をシュミレーションします・・・・

 

午前中は、本科生T君です・・・・・

今日は、「漸近線(ぜんきんせん)」について。分数関数の漸近線は、問題ないので、今日は、ルートの絡んだ、y=ax+b とおいて、公式で導くタイプ。やっぱり、なぜ、この公式が成立するのか? ここに時間をあてたい。ポイントはxが無限大の時、曲線と直線は「重なっている」というか「重なっていると考えて、なんら問題ない」という立場に立つ!!そうすることで、この関係式が導かれる!! ここだな。さらには、グラフが直線に漸近するイメージを強烈に植えつけさせたい!! そのためには、曲線と直線を ブルーとピンクのマーカーでガッツリ色分けしよう・・・・ビジュアル勝負!!・・・

授業の後半は、みんな、苦手とする、xをマイナス無限大に飛ばした時、xをルートの中にしまい込むときの符号を変えるとこだな・・・・ここは、時間がかかっても絶対に理解させなきゃならない。符号の部分は、まず、本人にやらせて、実際に間違えさせて、その上で、指摘して、考えさせるのが、いいな。まず、本人に「汗をかかせよう」 ここは、時間はかかっても、妥協しないで、こだわらなきゃならいとこ。本日の指導の”きも” 途中で、しびれを切らしてメカニズムのネタばらしはしない!! ここは、絶対に本人に気付かせる!!

それと・・「漸近線(ぜ・ん・き・ん・せ・ん)」だけに、「ジェンキンス」さん (笑)

一時期、有名だった「ジェンキンス」さんネタをどこかで、入れないと・・・

きっと、同じようなことを考えて、もう既に言ってる、高校の先生や、予備校の先生もきっと、いるんだろうな・・・・と考えつつ、そこは、ひるまず、実行あるのみ。

 

ところで、どうでもいい情報なんだけど

「漸近線って名前なんだけど、一番最初に命名したヒト知ってる?」

「漸近線だけに、ジェンキンスさん」・・・よし、つかみは、これでいこう・・・・・・

なんてことを考えています・・・・・・・

 

 

ちなみに、この「漸近線だけに ジェンキンスさん」は、以外と、ウケました。

 

以上、今野 佳之、 朝のJRの中・・・のヒトコマ でした。

 

 

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

 

私が先日読んだ「ビリギャル」は、高3生のSさんに貸しました。今は、Sさんのお母様が

読まれているとのこと。実力養成会は、最近、「ビリギャル」旋風が吹き荒れてます。

 

そこで、今日のテーマは「ビリギャル・さやかちゃんは、なぜ合格できたのか?」

講師 今野 佳之 目線で検証する・・・・です。

 

“ビリギャル”とは、高2の夏まで学年ビリだった「さやかちゃん」が1年半で慶応大学総合

政策学部に合格するという奇跡の実話です・・・・・

なぜ、合格できたのか・・・

今野 佳之 が出した結論は次の3点です。

 

①坪田先生が最後まで貫き通した究極の「スモールステップ」

②さやかちゃんの坪田先生に対する「信頼感」

③さやかちゃんのもって生まれた「素直さ」と「謙虚さ」

 

 

①について

・さやかちゃんは、高2の夏から慶応を目指しました。勉強スタートは、中学の英語の問題集です。慶応を目指すと決めたものの、スタートは中学レベル。そこから、ドンドン学力を伸ばし、その都度、学力に応じたレベルの問題集、テキストを使ってました。坪田先生が、さやかちゃんの学力レベルをしっかりと見て、そのレベルにマッチしたテキストをやらせてました。階段を一歩一歩着実に上っていきました。気付けば、慶応合格。まさしく、究極の「スモールステップ」です。

もし、勉強スタート時点で、「私は慶応志望だから・・・」と言って、ハイレベルのものをやったとしてたら、どうでしょうか?  結果は見えてますね。

世の中の受験生、特に医学部志望者に多いのですが、自分の学力と自分がやっているものとのレベルのミスマッチ。本人は、頑張ってますが、ムダに難しいことをやって、学力が伸びない生徒を私は、何十人と見てきました。以前の通信の間瀬君のメッセージにもありました。大阪医科大という私立医学部難関校に合格した生徒ですら、英語は、DUO と アップグレード をひたすらやっていました。ミスマッチ・・致命的です

 

②について

・さやかちゃんは、坪田先生を心の底から信頼してました。坪田先生の指示を忠実に守り、努力を継続しました。坪田先生自身もさやかちゃんの「信頼感」は肌で感じてました。頼られれば頼られるほど、講師って燃えるもんです。さやかちゃんの正真正銘の本気が、ただでさえ、いつも本気の坪田先生の本気を極限まで高めました。

 

③について

・さやかちゃんは、典型的な「ギャル」でしたが、根は、素直で正直な子です。その素直さは、勉強の面にも現れてました。坪田先生の指示を何の疑いもなく、ただひたすら、やるのみ。自分は、まだまだ・・・自分は、これから、まだ伸びていく!! 自分はまだまだ小さい、自分の世界は、とても小さい・・としっかりと自分というものをわかってました。自分はまだまだ未熟であるという事実を真正面から受け止めてました。だから、ドンドン伸びていくという可能性が生まれ、広がっていったのです。私がいつも言う「素直さ」と「謙虚さ」です。

何か、指示を出すと、・・・「先生、これやって、伸びるんですか?」とか「これやっこて、間に合うんですか?」なんて生徒もなかにはいます《実力養成会にはいませんが》こういう生徒は、さやかちゃんの「素直さ」「謙虚さ」を見習ってほしいですね。

 

さやかちゃんにとって、坪田先生との出会いが、まさしく、運命の出会いでした。

 

 

近いうちに、私は、名古屋の坪田先生の塾に研修に行ってきます。

坪田先生といろいろとお話をさせてもらってきます。

坪田先生から、いろいろなことを勉強させてもらってきます。

そして、実力養成会でも、奇跡の実話をドンドン実現していきます。

 

 

 

数学の問題を解いてます。

なかなか手ごわい問題です。

 

あきらめて、すぐ解答を見る生徒もいれば、納得のいく解答を導き出すまで、何時間も考

え込む生徒もいます。

 

10分を限度として、解法を暗記してしまう生徒もいます。

これは、これで「あり」だと思います。

何せ、「数学は暗記だ」とおっしゃる学者さんも多数いますので・・・・

時間効率を考えれば、効率的です。

 

私は、例え2時間かかっても、自力で解けるまで問題と向き合うことを、勧めるタイプ

です。

10分で解答を見て、暗記した生徒と、2時間かけて自力で正解にたどりついた生徒では、

その後の定着力、応用力も全く変わってきます。差は歴然です。

 

前者は、確かに効率的です。効率重視なら問答無用の前者です。

しかし、覚えた解法が通用しないのが、難関大学の入試問題です。

 

一方、後者は、時間効率は圧倒的に悪いです。

しかし、試行錯誤を繰り返しながら複雑な問題をひも解いていきます。

こういう積み重ねの中で、解法の本質を学びます。

他教科にも通じる”考える”行為自体を習得していくのです。

 

「考える力」は、才能じゃありません。

誰でも、思考の訓練により磨くことのできる力です。

そして、「考える力」は大学でも、社会でも役立ちます。

 

私が、2時間かけても自力で問題と向き合うことを勧める理由は、ここにあります。

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

第1回全統マーク模試の成績表が返却されました。

実力養成会には、既に、「A判定」がついてる生徒もいます。

もちろん、浪人の先輩たちです。

900点満点で800点を大きく超えている生徒、700台後半の生徒たちです。

この生徒たちは、今年の春、不合格でした。

しかし、実力養成会をまた、選んでくれました。

 

以前の実力養成会通信の中で「本番力」ということで、書かせてもらいました。

この生徒たちの課題は「本番力」です。

【この生徒たちの課題】 = 【今野佳之 の課題】  です。

 

あらゆる模試で、ほとんどA判定・・・・

本人も、周りも、「絶対、大丈夫!!」 と信じて疑いませんでした。

しかし、結果は 不合格・・・・何より本人たちが、一番信じられなかったはずです。

この3人は、国立医学部志望です。受験に「絶対」は ありません。

 

さて、この3名(現時点で既にA判定をとっている生徒、すなわち、700台後半をコンスタ

ントに達成している生徒限定です)の 指導方針をお伝えします。

 

特に、苫小牧在住のM君のお父様、お母様、小樽在住のS君のお父様、お母様、そして、釧路在住のM君のお父様、お母様に以下を捧げます。

 

■「センター対策」

・「キレ」をこのまま、維持させるために、コンスタントに「センター演習」を実行。

⇒ ちょうど、包丁の「キレ」を維持するために、包丁をひたすら、研ぎ石で 研ぐ!!         こんなイメージです。 

・時間内で、ミスなく、パーフェクトに処理する訓練。”難問”をやる必要は全くありません。とにかく、標準問題です。制限時間の0.75倍 ← ここがポイント です。

・これらのトレーニングをひたすら、愚直なまでにやらせてます。

 

■「2次対策」・・・・ここが、最大のポイントと認識してます。

・「記述模試」を積極的に受験する。「むやみ、やたらに」ということではありません。

当面、東進の「東大本番レベル模試」を受験してもらいます

・これらの模試受験を通して、本番に近い演習を数多く積むことによって、得点能力を高 め「勝てる勉強」を体に刻み込ませます。これは、どちらかというとメンタル的な要素が強くなりますが、模試という勝負に勝つという経験をしてないがために勝つということがどういうことなのかが、体でわかっていないから、本番で力を発揮できなかった・・・それにより、ギリギリのところで落ちた

「今は、まだ本番じゃない・・」という感覚が体にしみついてしまってた・・・私自身がそういう気持ちだったから、生徒も自然とそうなっていったのでないか・・・このように反省しています。

勝つために必要な試験最中の闘争心、集中力を本人たちの中に、かり立てながら、試験本番までに、維持させ、「勝ちに対する執念」を持たせていきます。

・過去問演習は、既に、実施、継続しています。赤本がメインテキストです。

・「難問」「奇問」は、完全スルーです。標準的な「良問」をしっかりと演習させていきます。

・防衛医科大学に照準を合わせる ← 本番前の調整受験ではありません。「勝ちにこだわって受験させます」10月31日の1次試験当日までに、仕上げます!!

ここで、「合格」をもぎ取り、自信をつけ、勢いに乗って、一気に、本丸まで駆け上がらせます。

 

 

以前のブログ「スキー教室にたとえると・・」における上級者に対する戦略です。 

我々の、「本気」をおわかりいただけたと思います。

 

 

 

 

「無理」「ムダ」「失敗」「最悪」「キモイ」「ウザい」「死ね」・・・

子供たちは、毎日、毎日、このような言葉「マイナスイメージの言葉」をテレビ、新

聞、雑誌、ライン等々から浴びせられ続けていると思いませんか ?

というか、氾濫しすぎていると思いませんか ?

 

受験生にとっては、おなじみの 「速読英単語/必修編」(改定第5版)の英文

“20 子供に危険を伝える方法” の中でも 

“もし、子供が恐ろしいコメントに日常的にさらされてしまうと、彼らは不安な態度を身につけるようになる可能性が高い。予想は反復によって練り上げられ、否定的な考え方は、すぐに循環的になり得る” と筆者は断言してます。

 

ですから、私は、マイナス言葉は避け、プラス言葉を多用するように心がけてます。

「やればできる」「努力」「楽しい」「成功」「夢を実現する」「きらめく」「わくわ

くする」「可能性は無限大」「夢にきらめけ!! 明日にきらめけ!!」等々です。

どうです?

これだけで、「ポジティブ」な気分になりませんか?