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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

 

2016年、東大が推薦入試を実施します!!

一方、京大は、特色入試を実施します。

いまや、日本中にある全大学の99%が 推薦もしくはAO入試を実施する世の中です。

今年は、センター入試を新たに課す大学・学部が増えるなど、特に”変更点”が目立ちます。概略をしっかりと確認し、早めの決断、早めの対策が必要です。

推薦、AOを決断した生徒は

夏休み前に、学校の担任の先生にしっかり意思表示しておきましょう!!

夏から、本格的に面接・小論の対策に本腰を入れましょう。

ちなみに、北嶺の進路指導は、夏の全統マークで700前後の生徒は、旭医AOへシフトさせます。札医推薦なら720突破が大前提です。

今から言っておきます。秋になって「センターが伸びないから、推薦にしてみよう」というのは、考えが甘すぎます。結果は見えてます。(ただし出願は本人の自由です)

旭医AO、札医推薦の合格者たちは、一般で受験しても合格するような生徒です。

今年の札医推薦合格者のセンター平均は”760″前後と言われてます

 

いずれにせよ、推薦、AOの出願を決めたとしても、受かる、落ちるは、「時の運」という発想がとても重要です(旭医では740以上、札医では750以上は、達成してる前提の話)ですから、「落ちる」ことも想定して一般受験の準備もしておきます。この部分のメンタルの管理がとても難しいです。

具体的に説明します・・・・

旭医AOに出願したとしましょう・・・発表は、2次試験の2週間前です・・・一般試験に出願しているとはいえ、ほとんどの生徒は、2次対策は手につかず、センター後は、燃え尽き症候群になるでしょう・・・・。浪人となった時、2次の追い込み時期に数Ⅲをやってなかっのが大きな痛手となります、浪人としてのメリットのはずが、デメリットになり、これがアキレス腱となります・・・・実は、とても怖いことです。

 

というように・・・・・・

推薦、AO入試は、メンタルの管理が非常に難しいです。

安易に考えるなら、出願しない方がむしろ安全です!!

 

実力養成会では、推薦、AO入試についても、小論文、面接指導、そして、本人のメンタルのケアも含め、真正面から取り組んでます。

「少年と高齢者のふれあい授業」・・・・・・・

地域の高齢者のもつ、様々な知識、技術を子供たちへ伝承しょう・・・・

「田植え」「竹細工」「しめ縄作り」「そば打ち」「花壇作り」「山菜取り」・・・・

 

私の、若き日の、臨時教員時代の話です。

全校生徒26人のへき地校での話です。

赴任してすぐの職員会議で、私は、この企画を提案しました。

「田植え」とか「しめ縄作り」など、今となれば、ポピュラーですが、

30年前の、超へき地校では、画期的なものでした・・・・

 

「田んぼを提供してくれる農家さん、いる?」「刈り取ったあとの、はさかけは?」

「稲は?  農家さんとの交渉は誰がやる?」

「竹細工の、竹(根曲り竹)はどうする? 」「まさか、とってくるとか?」

「どっから、とってくる?・・・・営林署の許可は?」

「山菜とり?  たらんぼの芽のテンプラ?  ・・・火は危険でしょ?」

「高齢者の人たちへの”講師謝礼”は?  どこから出す? (予算上)」

 

まぁ、こんな感じで、企画は「おもしろうそう」だけど・・・

前例のないこと・・・として、その場は、却下されました。

自分の仕事を増やして、さらに忙しくするだけ・・・・

何か、トラブルが発生したら・・・学校だけに、慎重になります。

「前例のないこと」・・・

何かにつけて

「前例のないこと」・・・・

最終的には

「前例のないこと」・・・・・

 

日本古来より「言霊」という考え方があります。

言葉には、霊的な力が宿る・・・・という考え方です。

 

どうしても、「少年と高齢者のふれあい授業」を実現したかった私は、

必ずできますっ!!と公言しました。

この時、内心、不安でした・・・「出たとこ勝負」で勢いで言いました。

すると、校長先生も最終的には賛同して下さり、いかに、成功させるか?

という議題で、議論を 重ねました。

結局、町教委 からも goサイン  が出ました。

 

最終的には、その活動が認められ、道教委 からも評価され、次の年から「補助金」もつけてもらう

までになりました。

 

 

「有言実行」・・・・・

この「少年と高齢者のふれあい授業」は、私、今野にとって「有言実行」の最たる例、

というか、「原点」とも言える「出来事」でした。

世の中に、公言して力に変えてる人たちって、たくさんいますよね。

 

私は、生徒へ

「必ず、できる」と口に出させてます!!

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

突然ですが、「目的」と「目標」の違いってご存知ですか?

実際、そんなこと、どうでもいい・・・・と言われるかもしれませんね。

 

私は、仕事柄、全く、別物としてとらえています。

「目的」とは、目指すべき「的(まと)」です。

どの方向を目指して、いくのか? その「的」を示すものです。

ですから「目的」とは、最終的に到達したい、”成功のイメージ” です。

「東大理Ⅰ合格」「札医合格」というように・・・・・

 

「目標」とは、その的(まと)を目がけて、どこまでやるのか?「標(しるし)」が目標である

と認識しています。

「8月の第2回全統マークで、合計720点以上達成する」

そのために、英語は・・・・・、数学は・・・・

何を、どこからどこまで、いつまで、・・・というように

学習活動項目と期間計画を明確にさせて、生徒と私で共有します。

 

「目的」を達成するために何をどこまでするのか?

ですから、ゴールから逆算して、その時期その時期に応じた、目標を明確にする必要があ

ります。

より緻密な、しかも、現実的な、目標が必要になります。

 

当面、実力養成会の現役生、浪人生の受験生は、

8月16日の第2回全統マーク模試・・・

8月30日の第2回全統記述模試・・・

ここに、すべて、照準を合わせます。

 

これらの模試は、とても大きな大きな、重要な意味をもつ模試となります。

順調に、ここに向けて、突き進む生徒もいるでしよう・・・・

気持ちは、あるけど、なかなか向かっていけない生徒もいるでしょう・・・・

すべての生徒をここに向かわせて、ベストをつくさせるのが、我々の責務です。

 

 

 

 

 

「ヘルプ」と「サポート」・・・・

コーチング論の中で、特にヒトを育てるときによく使われる言葉です。

「ヘルプ」は、「できないから手を差し伸べる」ことをいいます。

「サポート」は、「できる」を目指し(信じ) 見守ることをいいます。

 

指導の世界に当てはめてみましょう。

「ヘルプ」は、知識を教える。

分かりやすく言えば、一から十まで手とり足とり教えることを言います。

「サポート」は、やり方を教えることを言います。

本人へ試行錯誤の場を与え、そこで、間違いミスに気付かせ、自己修正能力を育成させ

ます。

「サポート」が、難しいのは、”ついつい手をだしてしまう” ”ついつい口をだしてしま

う”という部分です。

「忍耐」・・・・ここで、これか?・・・・・なんて、思う方もいるかもしれません。

「忍耐」あってこその「サポート」

 

生徒の学力状況、理解度に応じて、「サポート」か「ヘルプ」か・・・使い分けを間違

えてはいけません。

 

 

「君とは、議論する価値はないねっ!!」

 

ある予備校である講師が面と向かって生徒にこう言ってました。この講師がここまで言う

以上、この講師と生徒との間には、いろいろな経緯はあったのだと思いますが、それにし

ても・・(?)・・と思います。

 

さて、このように、教える側は、つい、できない生徒を叱ってしまいます。

叱らないまでも、ついイライラしたり、不機嫌になることはあります。

しかし、叱ったからと言って、急にできるようになるわけでもありません。

「こんなに一生懸命に教えてるのになぜ、わかってくれないの?」とか、

しまいには、「生徒の努力が足りないっ!!」と生徒のせいにしてしまいます。

 

このような時こそ

「この生徒に対してどう教えるといいのだろう?」という課題にチャレンジする時と考

るべきです、というか、考えなければならないのです。

具体的には・・・・

「イメージがわきやすいように、何か、いい例えはないだろうか?」

「ここの表現をもっともっと、かみ砕いて、別の言い回しで表現できないだろうか?」

というようにです・・・・・

 

生徒の「出来ない」「分からない」は生徒の課題でもありますが、

我々講師の課題でもあります。