全統記述模試の成績表返却されましたね?
第一志望校はすでに決まってる君たちにとって、
いよいよ併願校も確定しなくてはならない時期です。
多くのヒトが、第一志望の大本命1本ではなく、複数の併願校を受験します。
受験機会を増やし合格の確率を高めるためであったり、
第一志望校受験に向けて試験慣れにしておくためであったり、理由はさまざまです。
もちろん、上手な併願校選びをすることで、第一志望校合格の確率を高めることは可能で
すし、プラス効果を得ることもできます。
その一方で、第一志望校以外の受験校をあまりにも簡単に考え、安易に選択したがゆえに
受験本番で大失敗を招くこともあります(通称『全落ち』)
では・・・・併願校の絞り込みに際して、どんな点に注意を払えばいいのでしょうか?
まず、多くの人たちがやってしまいがちなのが偏差値や難易度データだけを見て、
『だいたいこのぐらいの大学なら妥当だろう』と判断してしまうケースです。
併願校選びで大切なのは、
偏差値などの数字データだけで判断するのではなく、実際に各校の過去問を解いて判断す
る、というコトです。
偏差値データ上では同レベルの大学であっても、問題自体の難易度傾向が異なることはよ
くあります。
自分にとって解きやすい傾向の大学なのか?
あるいは、今は、まだ合格最低点に届かないが、これから本番まで”伸び”が期待できそう
か?・・・・・・こうした感覚を掴むことが重要です。
ちなみに・・・・
共通テストについては、共通テストプレから本番までは、思いのほか伸びません!!
もし、周りに何点伸びたか ? 聞ける先輩とかいるなら聞いてみるのが一番です。
2日前の実力養成会通信で “伸びて50点” ”過去に100点以上も” と書きました。
これは、むしろ・・・『レアなケース』と認識しておきべきでしょう。
ちなみに・・・・愚息は共通テストプレから本番まで15点位しか上がりませんでした!!
それと、併願校選びで注意したいことは・・・・・
世間的な”見栄”で受験しても失敗します。
例えば・・・・札幌北高生が、併願校で日大?
札幌西高生が東洋大学? 神奈川大学? 専修大学?
こんな感じです。
東西南北なんだからせめてマーチレベル!!
日東駒専なんてあり得ない!!
こう考える生徒、保護者の方が多いです。
何はともあれ、マーチレベルがどれだけのレベルか、正しい理解が必要です。
20年前の難易度と現在の難易度には、かなり大きな開きがあります!!
あわせて”共通テスト利用”の場合の難易度・倍率等もしっかりと理解が必要です。
特に、併願校については、個別でしっかりとアドバイスして行きます!!
それと・・・・・今回の模試成績表を細かく見ていくと・・・・ある異変に気付きます!!
予備校講師仲間でしっかりと確認してから、実力養成会通信の中で、
詳細について触れます。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。