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先日、ある生徒とお母様とで3者面談をさせていただきました。

駿台全国マーク模試の自己採点結果を基にして、志望校合格に向けて、今後の課題、指導方針

等を説明させていただきました。

 

点数が思うようにとれなかった原因について、それぞれ、細かく考えさせ、課題を浮き彫りにしま

した。

合わせて、第2回河合全統マーク模試に向けて、最後の1週間、やるべきことを確認しました。

ここまで、掘り下げた「振り返り」を行うことに、このお母様は、びっくりされてました・・・・・・

 

この生徒にとっては、点数がとれなかったのは、残念なことでした。

しかし、それ以上に、「得たもの」「学習したこと」は大きかったです。

 

模試後の解き直し、復習・・・・これは、当たり前のことです。

それに、加えて、何がダメだったか?

例えば、・・・・・・、

「方針が見えないのに、ただ、ゴリゴリ計算して、時間をかけすぎた・・・・」

というように、より具体的項目を列挙していきます・・・・・

そして、その一つ一つに対して、今後、どうしていくべきか?

ここを考えさせます。

最後に、これらの浮き彫りになった課題を普段の勉強の中でどう生かしていくか?

ここまで、考えさせて、それを箇条書きにまとめさせます・・・・・

それを生徒と私が共有していきます・・・・・・

箇条書きにしたものは、生徒の勉強机の前に、張らせて、いつも意識させていきます。

 

このような、より踏み込んだ「振り返り」が

点数がとれなかった模試でも、失敗をプラスにしていけます・・・・・・・

 

私が、生徒に良く言う

反省はしても、後悔はするなっ!!

 

とは、こういうことです。

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、こんにちは。

 

仮にA君としましょう。

A君は、現在、1浪。ある予備校に通っています。

A君は、今回の駿台全国マーク模試を受けました。

自己採点結果は729点でした。

ちなみに、現役の時のセンター本番の結果は、521点とのこと。

A君は、ある中高一貫校の6カ年コース出身です。

学校は、学力別にクラス編成されていて、A君は真ん中のクラスでした。

 

A君は、元々、北大(理系)志望。

先日、A君のお母様から、ご相談の電話をいただきました。

 

特別のことのない限り、北大は、合格するでしょう。

話を聞くと、北大より、上の名古屋大学を目指したい・・・こんなご相談です。

 

私は、思いっきり、背中を押させていただきました!!

A君は、まだまだ伸びます!!

名古屋大学も10月には、間違いなく、合格圏内に突入します!!

 

なぜ、そこまで言い切れるか? 理由は以下の4点。

①A君は素直である。

②浪人になって、予備校で、基礎コースからスタートして、スモールステップのカリキュラムで今まで、着実にステップアップしている。

③A君は、現役の時から使っている「データーベース」「アップグレード」を繰り返し、ひたすらやっている。

④A君は、現在通っている予備校の先生に言われた「4step」を実直に解きまくっている。2次対策にも、8月から本格的にスタートしている。予備校のカリキュラムが実に、的を得ている。

このような生徒は、まだまだ伸びます。

このような生徒が爆発的に伸びる典型です。

 

何度も、ここで、紹介させてもらっている「実力養成会出身、2年前に

電通大学、東京理科大学に合格したK君と同じパターン」です。

 

別な言い方をすると、現役時代、たいした勉強しなかったことが「伸びしろ」を残す結

果となった・・こういう事です。なんとも、皮肉な話ですが嬉しい結果となってます。

 

A君が1浪して、ここまで伸びてるとは、学校の先生たちも想像もつかないことでしょ

う。

 

A君とは逆の伸びない生徒は・・・・・

伸びない原因を予備校や塾のせいにします。

あるいは、テキストだったり、問題集だったり・・・・

しかし、原因は、99%自分の中にあります。

本人が一番気付いてるのですが、それを認めたくないんです。

だから、原因を外に求めたがります・・・・

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

PHP文庫「子どもを伸ばす魔法のことば」(山崎房一)

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この中から、特に印象に残った一節を抜粋させていただきました・・・・

 

けなされて育つと、子供は、人をけなすようになる。

とげとげした家庭で育つと、子供は乱暴になる。

不安な気持ちで育てると、子供も不安になる。

子供を馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる。

しかりつけてばかりいると、子供は「自分は悪い子」と思ってしまう。

励ましてあげれば、子供は自信を持つようになる。

★ほめてあげれば子供は明るい子になる。

★見つめてあげれば子供はがんばり屋になる

 

みなさん・・・いかがでしょうか?

特に、さいごの2つ・・・私も全くの同感です。

私も講師として、また、父親としても実践しています。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、そして広島県のY君こんにちは。

それでは、今回の

2015駿台全国マーク模試 数学ⅡB  

第3問/数列から・・・・・

 

この問題は、「空気を読む」前に、予想がついてしまう・・・・

作問者がそれなりに、考えて「誘導」をつけたものの、その誘導にのらなくても、

生徒が「予想」できてしまうという作問者からすると「失敗」となる問題でした。

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 「訂正」左側の「bのn+1も無条件で・・・・」を「bのn+2も無条件で・・・・」に訂正です。スミマセンでした。

 

続きまして、第4問/ベクトル

素直に解いていけば、しっかりと得点できます。

標準レベルより易しいです。

ただ、実際は、第4問ということで、「時間がないっ!!」というドタバタの状況だったと

思います。冷静になって見て下さい・・・・何のひねりもない、”まんま”。

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「誘導に乗る」「作問者の意図を読み取る」・・・めちゃくちゃ大事です!!

今回の第3問で 唐突に現れた 「bのn+2 とbのn の漸化式」は、「1こ飛ばしで3で

割ると1余るよ」というメッセージになってます・・・これを、ヒントとして、考えて

ね・・・というのが、作問者の意図なんです・・・・しかし、実際は、生徒は、そんなの

スルーして、各自予想をつけて解いていった・・・そして、解けた・・・・

その一方で、第2問・・・・S(2t)・・・これもまた、誘導・・・これは、誘導に乗らな

いと解けない・・・・。これもまた、作問者の意図・・・・

マーク系では、どんな問題にも、ストーリーがあります。作問者の意図が込められてま

す。テーマは「工夫」であったり、「違った角度からの見方」です。

ゴリゴリ押しで解くだけじゃ、ダメなんです・・・・

常に「なんか、あるぞ~~」という疑心暗鬼な気持ちで問題文を噛みしめるように、読む

ことを忘れないでくださいね。

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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玄関は、こんな状況です・・・・・

 

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生物指導中のS先生とS君。

写真奥の和室(自習室)も既に埋まってます・・・・

 

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奥が英語指導中の諏訪先生・・・・生徒はA君

手前は、自習中のSさん・・・・。

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奥では、U先生の英語指導・・・・。生徒はO君。

手前が化学指導を待っているFさん。

 

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M君です。数学指導中。駿台マーク模試演習中です。

 

8月に入って、生徒の表情も明確な変化が現れました。

特に、現役生が。

それぞれが目的意識を持ってやってます・・・・。

 

意識が変われば、行動も変わる、行動が変われば、表情も変わる。

 

今日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。