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2015
6/17

昨日のお昼に・・・・

ブログ

昨日のお昼に、駅地下まで足を延ばし、ラーメンを食べてきました。

そのお店の中に貼ってたのが・・・・・

 

小さなことほど真剣に、

当たり前のことほど真面目に。

 

似たような言い回しは、多いと思いますが・・・

とても、シンプルですが、大切なことですよね・・・・

胸に、響きますね・・・・・

 

おりしも、昨日のブログは「ベテラン」という話題で書かせてもらいました。・・・・

「ベテラン」でも「新人」でも「中堅」でも「管理職」でも

この言葉、みんなに当てはまります。

 

私も、しっかりと胸に刻みます

小さなことほど真剣に、

当たり前のことほど真面目に。

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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

本科生で医学部志望者は、本格的に赤本を用いて過去問演習に突入しています。

本日は、実力養成会では、どのような感じで、赤本を用いて過去問演習をしているのかを

ご紹介させていただきます。

 

 

上の画像は、2014年 札医大 大問4番 を演習させた後の解説です・・・

画像をクリックしたら拡大されます。リアルに見れます。

この問題は、札医志望者にとっては、有名な問題です。

とても解きやすく受験生のほぼ全員が完答したであろうとされる問題だからです

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グラフの対称性に着目して、そして(1)の結果を用いれば・・・・

サクサクといきます。

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やった~~解けた~~と言っても、受験生の全員が解いたのです…

解けて当たり前・・・という認識でいなきゃなりません。

だって、(1)で”見え見え”の誘導をしてくれてるからです・・・

この”見え見えの誘導”のおかげで解けたのです。

 

では、誘導がなかったら?・・・・・・・・・・・・

 

そこで、誘導がなかったとしたら・・・という前提で

さらに、この問題を深く掘り下げてみました・・・・

 

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「誘導」がないとき、どのような手順で計算するのかを説明しています。

結局「置換」に帰着しますが、問題を3題みつくろって、段階的に説明しました。

 

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この問題の作問者は、迷ったと思います。

作問者の意図は、まず、「ゴチャゴチャした計算」をバカ正直に計算したら、とんでもな

いことになる・・・そこで、様々な工夫を加えることで、手際よく計算を確実に実行できるかどうかを見たかったんです。すなわち、この問題のテーマは、「工夫」です。

「工夫」の一つ目として「対称性」。もうひとつ目をどうするか?  

・・・色々な選択肢があります。

結局、作問者は、受験生が一番、解きやすいような、別の言い方をするなら、平均点が

前年度よりもあがるような、誘導をつけました。

 

従来、札医 の 問題は、平たく言えば、難しい・・

計算がかなり複雑な問題ばかりで、受験生の勉強の成果が現れにくい・・・・と言われ続けてきました。そこで、札医側も、問題の内容を「マイルド」にします!! と宣言しました。 この問題は、この宣言した直後の年の問題だったわけです・・・・。それ以降、札医 の問題は、難しいとはいえ、従来よりは、かなりマイルドになりました・・・・。そんな経緯がありました・・・・

 

赤本を用いた過去問演習・・・・・

過去問をやらせて、その後で、解説・・・・というイメージをもたれるかもしれませんが、実力養成会が実施する過去問演習は

 

①とにかく、自力で解かせ、行けるところまで生かせる。

②途中で生徒の手が止まる部分は、絶対に見逃さない。ここが当面の生徒の課題です。

③途中で”ヒント”を出しながら、最後まで、行かせます。最後まで行かせることで「難易度」「時間感覚」を生徒自身の肌感覚として感じ取らせます。

④問題を解く上での必要な「技術」「知識」を考えさせる。作問者の「意図」「狙い」を考えさせる

作問者の「意図」「狙い」にドンピシャ一致する類題をチョイスして生徒に演習させる。

 

◆赤本の解説の解答がベストな答案とは限りません。なかには、「こんなやり方で解く生徒はいないだろう~」というのも、かなりあります。あるいは、解答を作成する赤本のスタッフがばらばらなので、解法に一貫性がありません。ここも生徒にとっては実に悩ましい部分です。真剣に取り組んでいる生徒なら、「そう、そう!!」 と思ってますよね。

◆このように、一人で、赤本で、過去問演習をやるっ・・・結構大変な作業です。結局「解く」というより、解答を「なぞる」で終ってしまうのです・・・・・・。

 

 

 

 

「今野先生は、もうベテランの先生ですから・・・・」

「さすが、ベテランの先生と思いました・・・・・・」

 

3者面談のとき、よく、保護者の方々から言われます。

プラスの意味合いとして、言ってくださってます。

素直に、ありがたいお言葉として受け止めてます・・・・

 

ここで「ベテラン」と呼ばれる側として

注意しなきゃならなことがあるといつも思ってます。

「ベテラン」= 「プロ」 ではありません。

これを 「ベテラン」= 「プロ」と勘違いしている方も少なくないと思います。

「ベテラン講師」の「講師」を みなさんのご職業に当てはめてみてください・・・

「ベテラン設計技師」

「ベテラン保育士」

「ベテラン弁護士」

「ベテラン公認会計士」

「ベテラン高校教師」

「ベテラン保険外交員」

「ベテラン営業マン」

・・・・・・・・・

「ベテラン」=「プロ」でない!! と思いますよね・・・・

「ベテラン」だけに、それなりの「経験」はあります。

「経験」は、「慣れ」をもたらします。

「経験」は「引き出しの多さ」です。

「引き出しの多い」分、臨機応変な対応をとれる。

 

この「臨機応変な対応」ぶりは、見る人にとったら「プロ」と映るかもしれません。

しかし、「ベテラン」と「プロ」は、全くの別の話です。

 

私は、「ベテラン」であっても、まだまだ進化の途中!!

「理想は高く、腰は低く」

毎日が勉強です・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

6月4日の実力養成会通信 第30号 で

「赤本は、とにかく早く購入せよ」

「赤本は当たり前レベル」

と書きました。

6月に入り、実力養成会では、国立医学部志望者については、防衛医科大学の赤本を解いてます。

 

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さらに、一部の本科生は、札幌医科大学、旭川医科大学、北大の赤本を用いながら、既

に、過去問演習に突入しています。

 

ところで、河合、駿台、四谷などの大手予備校では、赤本を用いて授業は実施しません。

赤本は直前期に生徒個々人で最後の仕上げとしてやってるのが実情です。

悩ましいことに、一般受験生にとって、赤本は、ただ、解くだけの実力を測定するための

直前期教材でしかありません。

 

 

ある生徒が言いました・・・・

「今、赤本やっても解けないの目に見えてるし・・しっかりと基礎を固めてから・・」

 

じゃ、聞きます・・なんのために、赤本やるの?

「やっぱり、本番の形式に慣れることと、傾向とかの対策・・」

慣れるために、対策のために・・・やるなら、早ければ早いほどいいのでは?

直前期にやって、慣れることができるの?

直前期にやって、ぶっちゃけ、対策になるの?

 

このように赤本は、入試直前期の チャレンジ教材

しっかりと、対策したいけど、どのように、やればいいのかが分からない受験生も多いと

思います・・・・・・・・・・・

そこで、今日の実力養成会通信と明日の通信の2回にわたり、実力養成会が例年実施して

いる赤本・過去問対策を惜しみなく、紹介させていただきます。

 

 

下の画像は、実力養成会の赤本のライブラリーです。「規模」の割には、数多くそろえて

ます。それだけ、赤本対策すなわち過去問対策に力を入れてるからです。

 

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「赤本」は、最強の問題集である !! という気持ちを持とう   

赤本は、直前期の仕上げのためのチャレンジ教材ではありません。最強の問題集です。

普段から、ゴリゴリ解くべき最強の問題集です。

赤本は、我々にとっては「当たり前レベル」です・・・

このような意識をもって、実力養成会では、本格的に過去問演習に突入していま

す・・・・・

以前の通信で書きました「本番力」は、この赤本で磨き上げられていきます。

赤本から、「どういう問題がでてるか?」

「合格水準」を突破するためには、自分に何が欠けているか?

「欠けているもの」を補うには、何を?  どのように?  どのようなスパンでやればいいか

このようなことを「赤本」から読み取ります・・・・

 

明日の通信では、札医の2014年の過去問演習を取り上げて、より具体的にお話しさせて

いただきます。

 

 

 

 

 

実力養成会会員のS君のお母様から、「ブログ」に!! と

原稿を ”メール” でいただきました・・お母様、ありがとうございます!!

以下にご紹介させていただきます。

 

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先週の末の千歳の大会でハーフマラソンを完走しました。

目標タイムも達成できました!!

練習はほどほどでしたが体に必要な栄養の摂取も良かったようです。

今年は、レース直後、アイシングなどのケアを大切に心がけたところ

翌日の体調がすこぶる良かったです。

ケアで体力回復がこれほど違うとは・・・・

驚きです!!

 

レースは、模試とテストに似てるかな!? と思いました。

普段の勉強はもちろんですが、その方法や質、必要な量またその後の見直しをきちんと

しないと次に繋がらない・・・・

何事も真摯に取り組むことで結果がついてくると改めて深く思いました~

更に進化するよう精進します!!

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s君のお母様、改めてありがとうございます。

普通の”大人”が何かに向けて、challengeしている姿って、

メッチャかっこいいと思います。

 

S君のお母様・・・メッチャかっこいいです。

 

 

さて、今回は、S君のお母様から原稿をいただきました。

今後も、他のお母様、お父様かもらいろいろと原稿をいただいて、

このブログでご紹介させていただきたいと考えております。