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  • 『疲れる前に休む』という頑張り方、働き方をしましょう!!

 

冒頭に書かれていたフレーズです。

これを見て、読もう!! と思いました。

 

この本には、上手に休みながら、物事を進めていくことの大切が書かれてます。

 

私も含め、世の中には、

『この仕事、決着、着くまで頑張ろう』

とか

『休むのは、ヒト段落してから』

という人がほとんどではないか・・・・・こう思います。

 

しかし・・・・年とともに、体がなかなか言うことをきいてくれなくなります・・・・・

 

アタマの中では、分かっているのに、体がなかなか言うことをきいてくれない・・・・・

 

このジレンマ・・・・・

もどかしさ・・・・・・

 

しかも、私は、オンとオフの切り替えが、とてもヘタな人間です。

 

そんな私にうってつけの本でした・・・・・

 

 

休まず突っ走る。

頑張り過ぎる。

 

イライラ

モヤモヤ

 

こういった感情は、もう頑張れない、少し休ませて・・・・という心の叫びと、

受けとめるべき・・・・・筆者はこのように言ってました・・・・・・

 

最高のパフォーマンスを提供していくためにも、

『適度に休むこと』も大切にして行かなくては・・・・・痛感しています。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


蒙古襲来絵巻から見えてくるもの・・・・・・後編です。

武士がなぜ一騎打ちを挑んだか?

それは、恩賞のため!!

 

3人のフォーメーションを組む元軍に一騎打ちを挑んだ理由も同様です。

 

蒙古襲来絵巻に描かれてる武士は、九州肥後の御家人、竹崎季長です。

竹崎は、『恩賞が欲しい!!』その強い思いが

元軍の放つ毒矢の雨を浴びながらも先駆けに逸らせたのです!!

 

元寇のあった、鎌倉後期。

 

多くの武士は、経済的にどん底の状況でした。

貨幣経済の発達による出費の増大。

そして、分割相続の繰り返しによる所領の細分化。

 

この時代、武士のほとんどは、農民です。

長い間、自分の所領で取れる農作物に経済的基盤を置いてきました・・・・・

どんどん生活が厳しくなり、先祖代々伝わってきた所領を質に入れたり・・・

 

 

こういった状況の中で、幕府から命がきたのです。

 

『元軍の襲来に備え、九州で警護しなさい!!』

 

当然ながら、旅費は自分持ち・・・・・・

御家人のほとんどは、先祖代々から伝わる所領を手放し九州博多にはせ参じたのです。

 

竹崎季長 も こういった御家人の一人でした・・・・・

 

 

さて・・・・一回目の元寇である『文永の役』が元軍の撤退という形で終了しました。

竹崎は、肥後に戻った後、恩賞はまだか・・・・と首を長くして待ち続けました・・・

 

しびれを切らし、肥後から鎌倉まで実に2か月以上かけて出向いたんです・・・・・

恩賞がもらえないのは、ちゃんと”上”の人に話がつたわってないからだ!!

このように考えてたんです。

当時の季長の行動は、このように山川史料集に紹介されてます。

結果、恩賞は得られませんでした・・・・・・・・・・・・

 

朝廷も幕府も国をあげて頑張ったんです!!

鎌倉武士、西日本の武士、御家人、非御家人みんな頑張って、

未曾有の危機を乗り切ったんです!!

 

しかし・・・・

元寇は、攻めてきた軍勢を追い払っただけ・・・・・・・・

敵から土地を奪ったわけではありません。

 

あとは、皆さんご存知の通りですね・・・・・・・

 

蒙古襲来絵巻から見えてくれモノ・・・・・・

困窮と言う現実に直面した武士たちの『悲哀さ』と『一所懸命さ』ではないでしょうか?

 

【一所懸命の地】

中世の時代、国衙、近隣諸勢力との争いに絶えず悩まされ続けてきた武士(在地領主)に

って、先祖伝来の所領は、まさに命を賭けて守ったことから、”一所懸命の地” と呼

ばれてた。(山川用語集より)

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 



日頃の日本史の勉強の成果を報告させていただきます!!

また、これらの成果は、通常の日本史指導にも反映させてます。

 

江戸時代・・・・ちょっと違った角度から見てみると・・・・

『江戸時代は、”時” が止まった時代である!!』とも言えます!!

 

江戸時代は、260年間、戦国時代から科学技術の進歩を基本的にストップした”時”が止

った時代ともいえます!!・・・・・ただし、農業生産に関する技術など平和的な技術

に関しては、この限りではありません。

 

例えば・・・・江戸に早く”モノ”を届けるとしましょう・・・・

街道を馬で飛ばしていくのが最善策であるにもかかわらず、なぜか、馬は使われませんで

した。このような場合は『早飛脚』

時代劇をよくご覧になる方なら、『早馬ってあったのでは?』と思われるかもしれませ

ん。早馬そのものは、あったのですが、それは、大名がそれぞれの領地内で使うのがほと

んどで、街道を駆け抜けていく・・・・このような使い方はありませんでした。

 

川に大きな橋を架ける技術があったにもかかわらず、あえて、橋を架けませんでした。

 

実は、江戸時代は技術の進歩、スピードの追及をやめた時代でもあったのです。

それは、幕府の方針だったからです。

 

例えば、戦国時代に大活躍した”火縄銃”・・・

この致命的な欠点、一つが雨の中では撃てない、そしてもう一つが単発銃。

これは、改良しようとしたら改良できたのに江戸時代には行われなかった・・・・・

 

色々な技術が進歩して、武器が強力になれば、それだけ徳川幕府を倒す勢力が台頭してく

る可能性が高くなる。

さらに、道路を舗装しなかったのも、地方の敵が江戸に攻め上がるスピードをあげさせな

いためでした。

 

以前、ブログで、なぜ、江戸の道路は、らせん状なのか・・・・

敵の侵入を防ぐため・・・・・このように書かせていただきまた。

理由は、みな、一緒ですね。

 

さまざまな能力や技術があったにも関わらず改良しなかった時代・・・・・

それが江戸時代なのです!!

 

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

「蒙古襲来絵巻」 山川史料集より

先日のあるマーク模試で、「蒙古襲来絵巻」から見えてくる日本と元軍の戦法の違いに

いて、答えさせる出題がありました。

 

難関私大日本史対策・・・・・このような立場に立ち、もう少し違った角度から、

『蒙古襲来絵巻から見えてくるもの』について、今日と明日のこの通信で書かせ

ていただきたいと思います。

 

この絵をよく見ると、毒矢を放つ元軍、中央部分には、爆発してる火薬兵器、

その爆音にびっくりしてる(?)馬にまたがりながら孤軍奮闘する九州の御家人”竹崎季

長”の勇敢な姿が描かれてます!!

元寇の様子を描いた絵画史料としてあまりにも有名です。

 

もう一度、この絵をよく見ると・・・・・

3人の敵兵がフォーメーションを組んでるのに対して、日本側は1人。

集団戦法をとる元軍に対して日本軍は1対1での闘いを挑んでるんです!!

 

そもそも・・・・・日本の武士は、

『やぁ~、やぁ~、我こそは・・・・・』って”名乗り”を上げ、

敵に対して一騎打ちの闘いを挑みます!!

このような独特の戦闘スタイルは、正々堂々と敵に向かう『武士の美学』のように言わ

れてますが、実際は、『恩賞をしっかりと受け取るための所作』です!!

 

“名乗り”は、敵に対してではなく、味方に対して行ったものなんです!!

 

自分が戦功をあげたことを戦のあとで証拠立てるには、”名乗り”を周囲に聞かせる必要が

あったんです!!

 

 

武士の美徳とされてる『先駆け』・・・・

他の武士に先駆けて、勇猛果敢に敵陣に攻め入る!!

 

『先駆け』には特に恩賞が大きかったのです!!

 

それが、武家の習い(慣習)だったのです。

 

このような、立場に立てば、

 

この『蒙古襲来絵巻』から見えてくるもの・・・・・・

マーク模試の解答だった”元軍の戦法と日本軍の戦法の違い”だけでなく、

違ったものも見えてくるわけです!!

 

続きは、明日の通信に書かせていただきます!!

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

長女の大学の前期の成績表が届いた。

 

お盆に、帰省した時は、見るからに『女子大生』

連日、連夜、遊び歩いてたが、

頑張ってるんだなぁ・・・・・・・・つくづくそう思った。

 

 

長女は、外国語学部英語学科に在籍してる。

とにかく、英語漬けの毎日と言ってたが、

送られてきた成績表を見ると、こんなにも英語をやってるんだ・・・・・って感じ。

 

『英語学入門』『英語圏の文学・歴史』『国際関係学入門』

『コンプリヘンシブイングリッシュ』『文化コミュニケーション』

『リーディングストラテジー』『ライティングスキル』『eラーニング』

『発声学』『音声学』等々・・・・・・

極めつけは・・・・『アメリカンエスニックヒストリー』・・・・

 

英語圏の文化、文学、歴史、社会国際関係、などの専門知識を身につけてこその、

“コミュニケーションツールとしての英語” ということなんだろう。

 

いやいや・・・・

4年間、これだけやったら、かなり話せるようになるわ!!

 

 

TOEICも年数回、強制的に受験し、スコアー別のクラス編成とか。

 

さて、長女の通う大学の”評価”とは・・・・・・・

 

AA ;可・・・・・・極めて優秀

A;可

B;可

C;可

D;不可

E;不可

 

という6段階評価!!

 

首都圏の優秀な高校の出身者もかなり多いと聞いていたが、そんな中で

AA も何個かあった!!・・・・・『なかなか、やるじゃん』(笑)

 

『この坂、越えん!!』(←長女の出身校の校訓)スピリッツが生きてる(笑)

 

 

長女には、小学生の頃から、なりたい職業があり、

そのために、この大学のこの学部学科を第一志望としてた。

 

 

 

夢実現!!    なんて、そこまでは言わない!!

 

大いに学び、

大いに遊び、

健康で元気に

4年間を過ごして欲しい・・・・・・

 

父さんの願いは、ただ、それだけ。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。