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実力養成会のホームページ・・・・・・

「実力養成会について」→「今野のこだわり」→「コラム」

 

この「コラム」の中で

「発展的指導」についてお話させてもらってます。

今日は、ここをもう少し詳しくお話しさせていただきます。

 

大学入試問題の中には・・・・・・

大学数学で勉強するテーマを、入試問題用にアレンジして出題するケースがよくあります。

 

例えば、医学部でよく出題される「整数問題」・・・・

この多くは「フェルマーの小定理」をネタにして出題されます。

積分の応用では、「ベーター関数」に絡めた出題もよく目にします。

みなさんが、良く知っている面積の「1/6公式」もべーター関数の仲間と言えます。

「マクローリン展開」にしてもしかり・・・・・・・。

「関数の展開」・・・・”整関数もどき”で近似するってヤツです。

その他にも「カバリエの原理と正射影」

 

これら、

「フェルマーの小定理」「べーター関数」「マクローリン展開」「カバリエ」など

教科書には載ってません。

 

大学課程の数学ですから・・・・・・・・

 

教科書は「平均的な高校生を想定したもの」です。

高い志をもつ高校生とっては、「役不足」だと思います。

だから、

私は、大学課程で学習するテーマのいくつかをきっちりと生徒へ指導しています。

 

「発展的指導」とは、応用、発展問題を指導するということではありません。

高い志をもった生徒に対して「大学で勉強する数学」の中でも、とくに入試問題としてネ

タにされる領域を基本から正統的に指導することをいいます。

私は、直感をあまり、あてにしない、根本を追及する指導を常に大事にしてます。

だ・か・ら・・・・

 

大学入試問題の背景が

しっかりと見えてきます。

 

本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

実力養成会のホームページの、わたしの「ご挨拶」の中で、

「正統的な勉学」を通して真の実力を養成するために、実力養成会を設立しまし

た・・・・と書かせてもらっています。

今日は、

「正統的な勉学」についてです。

「正統的な勉学」とは、

「覚えてるから解ける」ではなく、

「本質を理解してるから自分で考えれる、だから解ける」という

姿勢を育む勉強・・・・

このとこを言います。

分かりやすく言えば、

しっかりと本質を理解する!!

こういうことです。

 

数Ⅲで学習する「アステロイド」を例に説明します。

 

はたして、受験生のなかで、アステロイドの方程式、及び、パラメーター表示の式が、

なぜこのような形で表現できるのか? どのようなプロセスを経て、このような式となる

か?  これを説明できる人は何人いるでしょうか?

 

学校の先生や予備校の先生も、ここまで突っ込んで説明はしません。

(ちなみに、この証明は、東大や大阪大学で出題されそうな問題です・・・・)

 

ほとんどの受験生は「アステロイドはこういうもの」「なんで、こうなるかって言って

教科書に書いてないし・・そんな必要あるの?」で、チャンチャン・・・・・。

 

伸び悩む生徒は、「なぜ、こんな式になるの? 」とは考えません。

疑問を持つ前に、ごり押しで暗記します。

伸びる生徒は、「なぜだろう?」と疑問を持ちます。

 

先生がいつも、みなさんに言ってる

「本質」、アステロイドの「本質」が以下の通りです・・・・

先日、ある生徒にアステロイドを指導した時のものです・・・

CIMG0835

そこで、なぜ、このようなパラメーター表示になるのか?

ベクトルで証明しています。

先生が、しっかりと説明しながら、生徒に証明させてます。

先生の字、生徒の字・・・わかりますね。

CIMG0830

パラメーター表示の式から、「θ」を消去しました。

CIMG0831

さらに、面積、体積まで、話を膨らませます・・・

CIMG0833

結局、この場面で「積分漸化式」が待ってました!!と登場して

すばらしい「仕事」をします・・・・・

CIMG0834

積分漸化式は、このように、威力を発揮します・・・・・。

これにより、アステロイドの本質が、しっかりと理解でき、合わせて、積分漸化式の”素

晴らしさ”を肌で感じ取ることができました・・・・

どうでしたか?

ちょっと難しかったですか?

質問のある人は、ドンドン先生に聞いてください!!

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

2015
7/21

学力危機 北海道

ブログ

読売新聞北海道支社が2011年から50回以上にわたって連載した「学力危機」をまとめた本です。

CIMG0813

学校現場も大変なのはわかりますが・・・・・・

私は、「歯がゆい」。そんな思いをしました。

 

以下、本文より抜粋です。

本書は、読売新聞東京本社北海道支社が2011年8月から2013年3月まで、50回以上にわたって連載した企画「学力危機」をまとめたものだ。

国が実施する全国学力・学習状況調査で不振が続く北海道の現実を受け、その理由を分析して学力向上の「処方箋」を示すことを目指した。

・・・・・・中略・・・・・・・・・

各校の校長や教諭、教育委員会の関係者らに幅広く、徹底して取材を重ね、現場の声を集めた。連載では、タブーを設けず、北海道の抱える問題点を率直に指摘するよう心掛けた。

「市教委は競争排除」「授業力不足、自覚薄く」「組合政治活動、負の遺産」

連載の見出しを振り返ると、刺激的な言葉が並んでいる。

それまで、道内ではほとんど報じられなかった問題を取り上げ、道の教育の実態が明らかになるにつれ、支社には大きな反響が寄せられた。

 

 

以下が、私の率直な感想です・・・・あくまでも、私の個人的な意見です。

 

まず、学校現場の人たちへ言いたいこと。

中には、学力向上に「命」を賭けて、懸命に取り組んでいる先生も事実います。

しかし、それは、全体から見たら、ほんの一握りの先生・・・・

平等重視のあまり、学力向上への取り組みに逃げ腰の先生がほとんどじゃないですか!!

「個」で対応しても限界があります!!  

これじゃ、懸命に取り組んでいる先生が、ドンドン浮いていくだけ。

 

次に、道教委へ言いたいこと。

自己保身のための典型的な「お役所的対応」じゃ、期待しても無理ですね。

 

よって、結論は、・・・・

学力向上は、個人の責任においてやらなきゃならん。

今の時代、学校に「学力向上」を期待してはいけない・・・・・

 

昭和の時代は・・・・・「ケガと弁当、自分持ち」

今の時代は・・・・・「学力向上、自己責任」

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

実力養成会のみなさん、保護者のみなさん、こんにちは。

7月20日(月)となりました・・・・・・・

気付けば、7月の第4週です。

2015河合第2回全統マーク模試まで、1か月をきってます!!

 

先生は、先日、ある生徒に対して、かなり厳しいことをいいました!!

「このままじゃ、昨年と同じだろう!!」

「このままじゃ、受かんないっ!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「皆さんががんばってない」ということじゃありません

「皆さんががんばってる」のは先生は知ってます。

しかし、もっと、もっと、頑張んなきゃダメです!!

 

今のままの自分で本当に満足ですか?

 

死ぬほど、頑張らなきゃだめです!!

周りの(だらだらやっている)生徒のペースに引き込まれすぎ!!

先生は、メチャクチャ危機感を感じてます!!

 

 

受験生の多くは「夏だっ!!夏は受験の天王山だ!!」と息巻くものの、その割には「?」と思ってしまう生徒の多いこと・・・・・・

夏を本当に頑張り抜くのは、まぎれもないあなた自身です。

 

夏が終われば何か不思議な力がいつの間にか自分を成長させてくれる・・・・このような

錯覚をしてませんか?

8月の全統マーク模試の後は、すぐに、9/6(日)第2回全統記述ですよ!!

あっという間に、9月、10月になだれこんでいきますよ!!

夏の全統マークから本番まで、伸びても30点ですよ。

直前になって、ドタバタしても、焼け石に水ですよ。

 

9月、10月になって、自分にとって夏はなんだったんだろう・・・・・・・となります!!

9月、10月になって「先生、今からでも間に合いますか?」と急に不安になっても、もう

遅いです。

 

このままじゃ、8月全統マークは壊滅的になります・・・・・・・・

 トップギアへシフトアップしなきゃダメ!!

「受かりたい」だけじゃ合格出来ません!!

 「受かるための準備」です・・・・・

合格したいなら、今から、死ぬ気で頑張り抜け!!

秋から、死ぬ気になっても、そんなの周りも死ぬ気になってる

「落ちた・・・・」あの悔しさを思い出せっ!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

“あなただけのオーダーメイドのカリキュラム”

“どんな生徒にも柔軟に対応する○○○の個別指導”

 

よく目にする個別指導のキャッチコピーです。

実力養成会も 1対1の完全個別指導なので、そうだっと言えばそうなんですが・・・・

保護者の方へ特にお伝えしたいことがあります。

「1対1の完全個別指導」だからこそ怖いところもある!! ということです。

 

1対1だから・・講師が手とり足とり、一から十まですべて教えてしまう・・・・・。

 

ここが最も怖いところです。

手とり足とりの指導の結果・・・・・

 

生徒は、とてもわかりやすかった・・・・・・・

講師は、生徒がわかってくれて、嬉しかった。教え切ったという充実感

お母様は、子供がわかったと喜んでる姿をみて、頼んでよかった・・・・

 

そこで、「ちょっと待った」となります。

生徒の「わかった」は、確かに”嬉しい”ことですが・・・・・

一から十まで、細かく噛み砕いて、提示されたことが「わかった」・・・・・・

提示されたものが”わかった”・・・・・・・・・・

これが習慣化すると・・・・・・・

誰か提示してくれる人がいなと、勉強できなくなります。

勉強=提示されたものを理解する

となってしまいます・・・・・

 

1対1の完全個別指導は

押し付けるばかりで引き出すことのない指導になりがちです・・・・

1対1の完全個別指導で最も大切な部分は、

オーダーメイドのカリキュラムでもありません。

個に柔軟に対応する「かゆいところに手の届く」指導でもありません。

生徒に勉強を指導することを通して

 

生徒の能力を引き出してあげること。

 

生徒へ学び方を教えること。

 

この二つ!!

 

本日も、最後まで、よんでいただき、ありがとうございました。