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- 2024/12/23
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- 2024/12/23
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ニュース・ブログ
実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。
実力養成会の皆さんにとっては、見慣れた用紙ですね・・・・・
模試のたびに、この表に得点結果を記入し、これをもとに先生と面談します。
3者面談の時も、これを元に面談します。一つ一つの模試に対して、目標点と結果から
現状を客観的に受け止め、次の模試に向けて、どのように勉強していかなきゃならないの
かを考え、実行に移していくためのものです。
次の得点表は、ある年のA君(浪人生)のものです。
この時の模試は、目標点にわずか届きませんでした・・・各科目の失点箇所を明確にし、原因はどこにあるか? 一つ一時間をかけて確認しました・・・
そこで、「泣きの1回」ということで、次の月に実施される模試を急きょ受験することになりました。次の模試では、目標は、クリアしました・・・・お見事でした!!
次の得点表は、A君と同じ年、通っていたB子さん(浪人生)のものです。
B子さんは、目標に大きく、届きませんでした・・・
目標に届かないとしても、現状をしっかりと受け止め、修正をかけて、次の模試に向けて具体的な目標点を設定し、その実現のための具体的方法を考え、それを実行し、努力を継続していけば大丈夫です。私は、目標に届かなかったからと言って、責めるとか、文句を言うということは、一切しません。大切なのは、この結果を、これからの勉強にどう生かしていくのか? ここです・・・
しかし・・・B子さんの場合は・・・・・
失点・・・それは、B子さんが通っている予備校がまだその部分を指導してなかったから・・画面、小さくて、見づらいですが、「〇〇(予備校の名前)2学期の学習範囲」と書いてます・・・私に対して、目標に達していなかったのは、予備校でまだ勉強してないからです・・とアピールしています。現役生ならわかりますが、浪人生がこのような発想するのはマズいです。・・・生徒(B子さん)が悪いのではなく、指導している私の力不足以外の何物でもありません。私は、こういう部分の”認識の甘さ”に対しては、特に口うるさく言います。それを、B子さんに伝えきれませんでした。
このように、B子さんは、何かにつけ、「〇〇のせい・・・」を連発してました・・・
しかも、無意識のうちにです・・・・・
予備校の自習室がざわついて、集中できない・・・・
英語の先生の長文の読み方は、私が今までやってきたやり方と異なるので、時々、どっちでやっていいのか、わからなくなる・・・・
ギャル風の浪人生がつるんでて、ロビーが非常に、嫌な空気感になってる。私のことを目の敵にしているようで気になって仕方ない・・・・
〇〇の先生が、私のことをきらってるらしく、よく私のことを引き合いにして、話する。気になって授業に集中できない・・・・
こんな感じです・・・・
ですから、模試が目標点に届かなかったら・・・・
予備校の授業がそこまで進んでいない・・・という発想になってしまうのです・・・・
私にとって、生徒の抱える課題の責任の所在が実際に誰にあるか? は取り立てて重要ではないのです。
大切なことは、その課題に自分自身がどう働きかけるか? ・・・ここです。
ですから、私は、このB子さんに対して・・・・・
次のような感じでアプローチしていきました・・・・・
◆ここまでのB子さんの話はすべて、「私は悪くない」「私は正しい」と大声で先生に訴えてるように聞こえてきました・・・それは、先生、しっかりとわかってます・・・その上で聞きますよ、B子さんが先生に一番伝えたいことって何?
◆B子さんは、さっきから、勉強が進んでいない理由を「〇〇が△△だから・・・」と自分以外の誰かを主語にして話してるけど、「私が・・・」と自分を主語にして説明しなおしてみてくれる? 視点をちょっと変えてみようか?
◆聞くまでもないかもしれないけどさ、B子さんは、「自分が正しい」「自分は被害者だ」と証明することと「目標を達成すること」のどっちを優先しますか?
この生徒に限らず何か不都合なことが起こると「〇〇のせい」という思考する生徒は少なくありません。
このような思考をしてると当然、前へ進めません。自分で解決したり、道を切り開く力はつくはずありません。成績は上がらず、停滞したまま・・・こうなります。
生徒を責めちゃいけません!!
子供に「〇〇のせい・・・」という思考をさせないためには、
まず、親がお手本を示すことが先です。
発達心理学でヒトの「性格」は、よくリンゴに例えられます。
性格とは,リンゴの芯のように固い部分(不変)
と果肉のように環境などによって大きく変容していく部分(可変)の両方から成り立って
いるというものです。
ですから「性格」は生まれつきのものではなく、発達段階、環境要因に応じて、変容す
るもの と学者さんたちは、断言しています。
私も、過去の経験則から、まったくの同感です!!
ポジティブな性格 とか、ネガティブな性格とかよく耳にします。
これらは、リンゴの芯 ではなく、気の持ちよう、ものごとの受け止め方、大げさに言え
ば生きる姿勢ともいえると思いますすなわち、リンゴの果肉の部分です。
「私、ネガティブな性格だから・・・・・」と悲観することは全然ありません!!
例えば、気弱で心配性な生徒がいたとしましょう。
私のような、超楽天的な先生と接していたら、いつしか、物事を明るい面から受け止める
習慣ができてきます。そして、前向きな思考をするようになるでしょう。
このように性格は、ある程度は自分で作っていくことができるのです。
物事には、必ず良い面と悪い面があります。
「朝から、雨・・・・まいったなぁ」と思うか
「ラベンダーにとっては、絶好の雨 !! ラッキー、これで7月の第1週の日曜は満開になる
な・・・・・」ファーム富田に行けるっ!! と思うかで、その日一日のテンション
も180度変わってしまいます。
ですから、何かを話すとき、・・・・
私は、決まって明るいファクターから切り出します。
「気持ちの持ち方」というのは、とても重要です。
これ一つで、
何事にも、challenge していけるようにもなるんです ・・・・
本科生Y君です・・・数Ⅲ微分の指導のヒトコマです
何気なく、ストップウォッチ(黄色のひも付) がありますね・・・・
問題を演習させるときは、常に、ストップウッチを置いて、時間を意識させてます。
あの、ビリギャルの先生、坪田先生もいつもこうされてます・・・・。
Y君は、河合との併用です。実力養成会では、数ⅠA・ⅡB(担当I先生)
数Ⅲ(担当今野)、生物(担当S先生) の指導を受けてます。
ひげを生やし一見、怖そうな感じもしますが、とても素直な、いい生徒です。DUOをひ
たすらやってます・・・。医学部志望です。
次が、センター古文対策を指導されている、国語のK先生です。
高3生のKさんを指導しています。文法、読解・・とても分かりやすくしかも実践的な
指導をされています!! 「さすがっ」これしか言いようがありません。