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2年前に、聖マリアンナ医科大学、獨協医科大学に合格した、実力養成会OBの Y.Rさんの

全統マークの得点推移です。

 

                                             《5月》《8月》《10月》

英語(200点換算)   150  ⇒ 188 ⇒ 200

数学ⅠA         75 ⇒ 87  ⇒ 91

数学ⅡB                            68 ⇒  82  ⇒ 92

生物                                     65 ⇒ 89  ⇒ 87

化学               64 ⇒ 76  ⇒ 84

 

Y.Rさんは、中高一貫校出身でした。典型的な「優等生」でした。

現役時代は、旭医AO不合格、旭医一般不合格、聖マリ不合格、独協不合格。

浪人となり、他予備校と併用の形で実力養成会に入会しました。

私は、数学指導のほか、他科目の学習指示、チェック等もやりました。

 

Y.Rさんは、医学部を強く意識するあまり、

とにかく、難しいことを、無駄にやり続けてました。

持ってる、参考書、問題集はどれも・・・・・・

「ハイレベル〇〇」、「医学部合格の〇〇」・・・・・・・

しかも、どれも、中途半端・・・・典型的な ”医学部志望者あるある” でした。

 

この生徒にとって、必要なのは、ハイレベルなことではなく、

基礎から標準までの典型問題を手早く、ミスなく解けることでした。

問題集を3冊やるより、1冊の問題集を3回やる方が、圧倒的に効果が出ます!!!!

 

数学は、誰もが知ってる「4ステップ」と「青チャート」

英語は、「DUO」と「ネクステージ」をとにかく、徹底して反復させました。

特に、「DUO」の例文暗記については、毎回の数学の授業前に、私が口頭でチェックテ

ストを行いました。10月までに、全例文560、見事なまでに、完璧に暗記しました。

その結果、10月の全統で3科目の総合SSは65を超えました。

満を持して、10月の全統マーク以降は、聖マリと独協の過去問演習に突入しました。

10年分を全教科、3回は解きました。

 

その結果、聖マリ、独協は受かるべくして合格です。

 

このY.Rさんの事例こそ、医学部合格の基本戦略です。

 

 

大人(講師)が、子供(生徒)

夢を描くことの大切さ、仕事の面白さ、などなどを伝えていかなければ

子供(生徒)は、どうなっていくでょう・・・・・・・・・・・・

 

当たり前のことですが、子供(生徒)は、大人たち(講師たち)を見て、育ちます。

その大人(講師)が、いつも疲れ果てた顔をしている・・・・・・・・

聞こえてくるのは、”愚痴”ばかり・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな大人(講師)を間近で見ている子供(生徒)は、将来に夢をもてるでしょうか?

 

子供(生徒)を本当の意味で、前に向かって、背中を押してあげるには、

大人(講師)である、私たちが、常に、「熱い存在」でいなければなりません。

 

(今野が考える)「熱い存在」とは・・・・・・・・

①イキイキと輝いて生きている

②生徒たちに夢を描くことの大切さ、世の中の楽しさ、仕事のおもしろさ伝えていける

③この人と話したら、元気になれる、成長できると思ってもらえる

 

最後に・・・・・・・

上の文中の「大人」を「親」に変えて、読み直してみたらどうでしょう?

“ドキッ”としませんか?

 

高校以下の数学は、

解けるかどうか、わからない未知なる問題に積極的にチャレンジしていくのが勉強の中心

です。

一方、大学以降の数学は、

他人の書いた論証過程を追跡していくの勉強の中心です。

 

大学以降の数学では、数学の正しい感覚、すなわち「数理感覚」がとても大切になりま

す。

俗にいう、「キレ者」と言われるビジネスマンは、例外なく「数理感覚」が長けてま

す。 

 

大学受験の数学の勉強が

「頻出問題」として表面的な解答の書き方の反復練習に終始し、優秀な生徒ですら「頻出

問題の解法暗記」に精を出すようなっています・・・・・・・・・・・

 

解法を覚えるのではなく、解法を発見し、理解する喜びによって、「数理感覚」は磨かれ

ていきます。

私は、生徒へ、問題への正統的アプローチの理解を通じて、”数学の正しい感覚” すなわち「数理感覚」を体得させていきたいと、いつも考えています。

 

本来の高校以下の数学の目指すところ ⇒ 「数理感覚を養い、磨く」

現状の高校以下の数学の状況 ⇒ 「頻出問題の解法暗記」 ←由々しき状況

 

実力養成会の皆さん、そして保護者の皆さん、こんにちは。

実力養成会の会員の中には、親元を離れて一人暮らし、という生徒もいます。

親御さんの立場であれば、塾の様子ほかの生徒の状況など気になるのは当然です。

そのようなこともしっかりと踏まえ、この通信を日々、発信させてもらいます。

 

さて、2015年、合格した生徒は、写真で華々しく紹介、報告させていただいてますが、

その一方で、不合格だった生徒もいます。

中には、センター818点を達成していたのに、

不合格だった生徒もいました。

この生徒は、もちろん、不合格だった生徒たち全員、

実力養成会を信じ、最後の最後まで実力養成会についてきてくれました。

結果、不合格でした。

「生徒の力が及ばなかっただけ」・・・それは、違います。

教える側、指導する側も一切の手抜きなしの全力指導はしてきました。

しかし、合格まで導けませんでした。

生徒は、信頼して、講師たちの指示に従って、ベストを尽くしたんです。

講師側にだって、責任はあります。

 

 

ありがたいことに、不合格だった生徒の大半は、実力養成会でリベンジすべく日々頑張っ

てます。

私は、生徒へ「進化」しなきゃダメ!! と言ってます。

講師である、我々も、合格まで導けなかったという事実を真摯に受け止め、

「進化」しなくてはなりません。

実力養成会のみなさん、こんにちは。

今回の全統マーク・・・・・・。ズバリ、簡単!!、点は取りやすかった!!

これに尽きるようです!!

 

実力養成会のトップは、820(北大医学部志望者)です。

英語、数ⅡB では、満点も出ています・・・・・・・。

 

数学の立場で言わせてもらえば・・・・・

特に、数ⅡB第2問の「微積」に関しては、全問正解!! でなければなりませんっ

 

物理、化学も同様に全体的に解きやすかったようです。

生物は、今まで、旧課程だった生徒は、逆に、「難しく」感じたのでは…

 

第一回と言うことで、例年、解きやすい問題になってますが、今回は更に輪をかけて解きやすかったです。

各教科の先生としっかりと、見直しと、解き直しをかけて、ミスした問題、解けなかった問題については、今週中に、完全理解⇒セルフティ―チング  で 完璧にしておいて下さい。

実力養成会通信第3号を改めて、読み直して下さい。

 

とれた生徒は・・・・・・・・・「こんなのとれて当然」という意識で・・・・

とれなかった生徒は・・・・・・「これで、とれないのは、本当にまずいっ」・・・・という健全な危機感を持ちましょう

 

いずれにせよ・・・・・・

くどいようですが、「振り返り」につきます。

今回の結果に一喜一憂するのは、一般受験生です。

皆さんは、実力養成会の生徒です。

 

みなさんは、今回の結果を、どのように受け止めてますか?

今回の結果を、どのように、今日からの勉強に生かしますか?