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実力養成会のみなさん、保護者のみなさん、こんにちは。

昨日は、第1回全統記述模試ごくろうさまでした。

一部の高校は、今週中に実施するところもありますので、通信での総括は来週にします。

しかし、授業で、振り返りを実施しますので、問題、解説は必ず持参してください。

 

さて、今日のテーマは、「面談」です。

実力養成会では、現在、先週の第1回全統マークの自己採点結果をもとに3者面談を実施してます。

今野が、実力養成会が、実施する「面談」についてお知らせします。

今野が、どういう気持ちで、保護者の皆さんと面談をさせてもらってるか?

さらには、学校関係者、予備校・塾関係者の方々にも読んでもらって、面談活動に役立ててもらえれば、と考え、「手の内」をすべて明かします。

 

私(実力養成会)が考える面談とは・・・・・

 

まず、保護者の知りたいことをしっかりと伝える!!

そして、生徒及び、保護者に行動の変化をもたらすもの。

自分が親ならば、何を知りたいか? ここが基本です!!

 

・塾での様子は?

・ちゃんとわかってるのか?

・志望校合格はどうなのか? 違うとこを考えるべきか?

・(指導)担当者は、現状をどう見てるか? 担当者は、日々、何を考え指導してるか?それに対して、子供は、どうなのか?

 

やはり、子を持つ、親御さんなら、このへんに集約されると思います。

私も、現に中学生2人の父親です。近所の塾へ通わせている保護者です。

 

よくある、アウトな面談の例を紹介します。

・「特に〇〇〇〇〇について頑張りましょう!!」

・「〇〇〇〇〇〇〇については、重点的にやりましょう」

・「〇〇〇〇〇〇〇〇については、夏までにメドがつくようがんばりましょう」

ひどいもの

・「次の模試で、偏差値10はあげなきゃならないぞ」  

 

面談者が、熱っぽく、親身になって語ってます。・・・

真剣に本人のことを考えてくれてる・・・・

親身になってくれてる・・・・その場の空気に流されないでください・・・・

確かに、この面談者は、「いい人」です。真剣に本人のことを考えてくれてます。

しかし、「いい面談者」ありません。

 

冷静になって、考えてみてください・・・・・・

「頑張ってほしいから」塾(予備校)に通わせてるんです。

「重点的にやってほしいから」塾(予備校)に通わせてるんです。

「夏までにメドをつけたいから」塾(予備校)に通わせてるんです。

 

これらを達成するために、具体的に、

何を?

どのようにして?

どのようなスパンで?

どれだけの量(範囲)を?

いつまでに?

定着してるかどうかのチェックは?誰が?いつ?

 

生徒の抱える課題に対して

そのための対策を具体的に明示し、それに基づき、本人が本人の意志で行動に移す。

すなわち、この面談が、本人の行動に変化をもたらせたのです。

 

何度もいうようですが、雑談と面談は、まったく異なります。

 

 

 

 

 

ある日の、ある予備校の受付カウンターで何やらもめてます。

【事務】「どうしていつも遅刻するの? 腹立つ!!」

【生徒】「だって、朝、起きられないんすっよ」

【事務】「なんで、起きられないの?」

【生徒】「夜いろいろやることあるし・・・」

【事務】「何やってんの?」

まったく、前進しません・・・・・・・・・・・

 

「なぜ?」 「どうして?」は、生徒の立場からすると、

やれないこと、責められている と受け取るでしよう。

 

こういうケース、コーチング論、カウンセリング心理学では

「なぜ、できないの?」⇒「どうしたら、できると思う?」

否定質問はダメ⇒肯定質問でなきゃ

 

「なぜ、しなかったの?」⇒「今後、できるようにするにはどうする?」

過去質問じゃダメ⇒未来質問でなきゃ

 

考えてみてください・・・・

忘れ物をした子供に、どうして忘れたんだ!! とおこっても

子供にしてみたら、・・・・・・

わすれたから・・・・・としか言いようがないです・・・・・

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。

明日、5月18日(月曜)より、医学部面接・小論文対策を本格的に開始します。

担当は、もちろん、棚橋先生です。

医学部を目指す現役生は、面接・小論よりも、まずセンターでしょう・・・・と考え、

例年、秋から、あわてて取り組みます。

 

実力養成会では、一般だろうが、推薦、AOだろうが、医学部を志望するなら、例年この

時期から面接、小論文に取り組ませてます。

 

秋からだと間に合わないか?・・・・・

担当が棚橋先生なので、きっちりと間に合わせてくれます。

 

先生が皆さんに伝えたいのは、「秋からでも間に合う」という

“気持ちの甘さ” がダメっ!! と言いたいのです。

医学部志望者20名いたら、このうち合格するのは、わずか1名 という事実を

真摯に受け止めましょう・・・・・・・

センターだって、2次だって、面接・小論文だって、どれも合格するためには、絶対に外

せないものです。

面接・小論は、秋からでも大丈夫・・と考えている生徒は、合格できません。

この、”気持ちの甘さ”が、最後のギリギリのところの、受かるか落ちるかの目に見えな

い境界線になっているのです。

この ”気持ちの甘さ”は、本人の意識してませんが、普段の勉強にも現れます。

 

先生たちは、本気で、君たちを合格まで導こうとしてます。

だから、今なんです。

 

該当者は、A君、O君、Sさん、Kさんです。

個別で連絡をします。

また、A君、O君、Sさん、Kさんのお母様…

このような、理由で、今週より、面接・小論を開始します。

詳細は、個別にご連絡させていただきます。

 

 

私は、以前、大手進学塾で長い間、数学指導の総責任者をさせてもらってました。

当時、アルバイト講師、正社員の専任講師、総勢約50名の育成、指導、研修の陣頭指揮をとらせ

てもらってました。

札幌にある、大手と呼ばれる進学塾、学習塾は、講師の育成・研修システムは、見事なまでに

確立されています。そこに働く講師は、社員、アルバイトを問わず、「授業の質」が「大手進学塾

命」である!! ということがわかっているからです。

大手進学塾です。市内および近郊に50近い会場を抱えてます。どこの会場でも、「金太郎あめ」

のように質の高い授業を展開しなければならないという使命感に燃えるのは当たり前のことで

す。ですから、大手進学塾では、例外なく、職員、アルバイトの指導、研修には、時間もかけ

るし、お金もかけています。研修・育成システムは、年を重ねるごとに精度が増し、軌道修正

が加えられ、見事なまでに確立されていきます。

別の角度から言えば、それだけ、高い志をもって、授業の品質管理に、徹底してこだわっている、

ということです。まさに、プロ集団です。定期的に実施される、模擬授業や、科目会と言われる授

業研修会で、現状に満足せず、研鑽を積んでる、彼らに私は、心から敬意を表します。

 

ですから、このような大手の塾は、「我社の講師は、厳しい審査基準を経た一定レベル以上の

師です」なんて、間違っても言うはずもありません。

「そんな、安っぽい」言葉で表現されては、困る!!

俺たちは、日々、研鑽をつんでるプロ中のプロだっ!!というプライドを持ってるからです・・・・・・・・

 

もし、「我社の講師は、厳しい審査基準を経た一定レベルの講師です」という宣伝

文句を 発見したら・・・・・・

「厳しい審査基準を具体的に、教えて下さい!!」 と是非とも聞いてみてください!!

 

果たして、どんな、答えが、返ってくるでしょうか?

 

実力養成会、設立以来、3年間の講師の離職率は「0」です。

 

今朝の、道新の記事に「ブラック企業の見分け方」の一つに、

「3年間の離職率」というのがありました。

企業は、「3年間の離職率」を公表すべき!! という内容でした。

 

この業界、教育産業、塾・予備校業界は、

実力のある人間は、引き抜かれたり、独立したり・・・という特殊性もありますが、

それを差し引いても、他業種と比較して、離職率は圧倒的に高いです。

 

異常に、離職率の高かった、ある会社の代表は、

「会社というものは、新陳代謝が大切」と、論理をすり替えてました。

アルバイトの学生ですら、気付けば、いなくなっている・・・・・

こんな、あきれるような会社が、みなさんの身近にあります。

これ以上、書くと、誹謗中傷 になりますね・・・・・。

 

さて、生徒(会員)の離職率(退会率)もお知らせします。

 実力養成会設立以来3年間、延べ会員数70名中

▲退会者1名(費用的な理由)

▲年度途中で来なくなった生徒2名

  →本人の意思で他予備校へ。退会ではなく休会扱。

 

特筆すべきは、その年、大学受験に失敗しても、翌年、ほぼ全員の生徒がまた、実力養

会を選んでくれてるということです。