我々は、中学英語で『最上級には the をつける』と習いました。
しかし、高校英語で、最上級であってもthe をつけないケースも勉強しましたね。
例えば・・・・・・
Mt.Fuji is highest at this point.
This lake is deepest at this point.
He is happiest when dancing.
これらの最上級にthe をつけたら『✖』になりますね。
では、なぜ「✖」なんでしょう?
そこには、明確な理由があります!!
“チャート”では『同一人物(モノ)についての最上級』(補語として用いる場合)はtheをつけ
ない・・・・すなわち、the をつけないケースのみが説明されてます。
なぜなのか? この部分は、説明されてません(泣)
“フォレスト”では
同一の人や物事に関する事柄を比較して~~という説明です。
なぜ、the をつけないのか?・・・・釈然としない説明ですね・・・・・
チャート、フォレスト、共通して、the をつけないケースの説明のみで、
なぜ、こういうケースでは、the が使えなくなるのか?
この部分に対しての明確な”アンサー”は書かれてません!!
本質は、ココなんです!!
そもそも・・・・最上級は『2位や3位ではなく、1位ですよ!!』という限定の気持ちを
表現したものです。
例えば・・・・
He is the tallest of the three. と言えば・・・・・
その3人の中で一番高いヒト(he)を切り離して、取り出す感覚なんです。
ですから・・・・the を使うわけです。
“the +最上級” においては、「主語」を「他者」から切り離したうえで「一番」だと主
張してるんです!!
ですから・・・・
「他のヒトじゃなくて、主語であるアンタがイチバン!!」という意味で、
限定のthe を使ってるってコトです!!
つまり・・・限定の「the」
ですから・・・・
逆に言えば、「主語」を「他者」から”切り離していない”文なら、
当然ながら、the をつける必要がなくなります!!
納得いきますね ?
まさに、腑に落ちましたね?
英語には、このように、理路整然としたルールが存在します!!
理屈がわかれば、理解が伴います!!
ルールを深く学べば、学ぶほど、
英語は、もっと、もっと、おもしろくなるはずです!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。