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私が、受験生の頃、

数学は、”ラジオ講座(通称、ラ講)” 中心の勉強だった。

ラジオ講座のテーマ曲は、今でも、耳にこびりついている(笑)

数学担当の先生は、

 

あの『寺田文行』先生!!

 

 

とても、明快で目からウロコの連続だった。

 

その『寺田文行』先生の名著(今では絶版)

旺文社『鉄則 数学』

偶然にも、古本屋で見つけ、懐かしくなり、迷わず、購入!!

なんとっ!!  20年前の2001年発刊です!!

しかも・・・ほぼ新品状態(笑)

でっ・・・・私が、寺田先生のラジオ講座で、目からウロコだった部分の一つがコレ!!

鉄則にもしっかりと書かれてあった!!

 

当時、私は、寺田文行先生があこがれだった・・・・・・・・

 

大学生になり、すぐに、高校生の家庭教師のバイトを始めたのも、

寺田文行先生の影響だ。

 

 

本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

速単語/上級編 の中に『音楽と数学』という長文が掲載されている。

 

ピタゴラス、モーツアルトに代表されるように、

音楽と数学はどうやら、密接な関係があるらしい。

 

異論も多いのは事実だが、その一方で

音楽は、言語の習得だけではなく、数学・物理のような、

“いわゆる難しい理系科目”の学習能力を高めるという、

研究結果も数多く発表されているという・・・・・・・・・・・

 

さて・・・・あくまでも、私の個人的意見というか、

経験則からすると・・・・

音楽的才能のあるヒトは、理系科目に強い!!

あの葉加瀬太郎氏だって、よみぃだって、例外ではない!!

 

 

速単/上級編、確かに、それぞれの長文は難しい。

しかし・・・・書かれてある内容は、どれも、興味深く、勉強になることばかりだ。

 

どうせやるなら、音読を目一杯、楽しもうぜ!!

 

 

本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

ありがたいことに、この『実力養成会通信』は、

公立・私立を問わず、現場で指導されている学校の先生も見て下さってます。

今日は、その辺の部分を意識した内容とさせてもらいます。

 

 

言うまでもなく・・・

教科書では、不定積分は”微分の逆操作”として導入されてます。

 

しかし、ご存知のように、歴史的にも、数学的にも、

積分は“区分求積法”で定められるものです。

 

積分が微分の逆演算であるという事実は、

積分の定義ではなく、証明されるべき結果です。

 

現実に高校の教科書では、”区分求積”は、こういう考え方もある、という

何とも、不可解な扱いしか受けてません。

 

現行の教科書では、計算技術上の簡略さを求めるあまり、

基本的で本質的な考え方を曲げてるのです。

とはいえ、平均的な高校生を想定して作成された教科書である以上、

定理、公式に従って解きなさい、という方法を取らざるを得ないのが、実情でしょう。

いわゆる”ごまかし”の手段です。

 

おそらく、学校現場の先生たちも、

“思い”は、きっと同じだと思ってます。

 

でっ・・・・・私の場合は、というと・・・・

教科書による”しばり”は、受けませんので、

『微積分を考えて意味の分かる身近な存在』を目的として、

時には、大学数学の内容も、ドンドン生徒へ伝えていってます。

そうすることで、生徒たちは、

大学入試問題の背景も見えるようになります!!

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

これも、また、読み直しの一冊です。

筆者は、あの有名な東大の山本教授。

高校教科書を執筆されてる先生のひとりです。

 

 

~~~本文より抜粋~~~

東大入試の日本史の問題は、細かい知識を問うものではなく、

歴史の大づかみなとらえ方や史料や文献を読んで、歴史をどのように解釈するか?

ここを問うことが多いのです。

これが「東大流」です。

(中略)

歴史学は、日々進歩してます。

固定的な歴史観は、それを邪魔することにもなりかねません。

あくまでも、史料の正しい解釈を追及することです。

~~~~~~~~~~~

 

さて・・・・

鎌倉幕府の成立が『イイクニ(1192)』ではないという説は、

今となれば、有名な話ですね。

 

1180年説

すなわち、幕府を朝廷から自立した武家政権と捉える立場。

1185年説

武家政権が全国政権になることを幕府の成立要件ととすれば、全国に守護・地頭を置いた

年とする立場。

 

この二つが、今では、有力な説です。

 

この辺の部分も、明快に説明されてます。

 

 

 

それで・・・・問題は、室町幕府なんです!!

 

実は・・・・私自身も、生徒に、指導しながら、

室町幕府の成立年については、何か、スッキリとしない、

モヤモヤとしたものを感じてました・・・・・・

 

しかし・・・この本のおかげでとても、スッキリしました。

 

本文より抜粋~~~~~~~

北朝の光明天皇は1338年8月、尊氏を征夷大将軍に任命します。

『征夷』でありながら尊氏が鎌倉ではなく京都にとどまったのは、吉野の南朝に対抗する

ためでした。

この時、室町幕府が成立したといっていいのですが、実は、室町と言うのは、

『花の御所』と呼ばれた三代将軍足利義満の邸宅が建設された場所です。

また、多くの研究者は、尊氏が征夷大将軍に任命されたときよりも、基本法である

建武式目が定められたことの方を重視し、1336年に実質的室町幕府が成立したと考えて

ます。

教科書に、室町時代の成立年が、はっきりと書かれていないのは、このためです。

 

~~~~~~~~~~~

 

 

日本史愛好家としてみたら、興味の尽きない一冊です。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

空間ベクトル、『直線』『平面』は、確かに教科書では、”扱い”は薄い・・・・

4step、サクシードでも、気持ち程度の量、バリエーションしか扱われていない(泣)

しかし、難関国公立大や早慶などの難関私大においては、頻出だ!!

 

座標空間における、”直線” ”平面” ”球面” の本質と相互関係を

しっかりと理解することで、

空間ベクトルの問題を解く上で解法の幅も広がるし、

この領域は、得点源にできる領域でもある。

 

私が、この領域で、最も大切にしてることは、

生徒が

直線とは、無数の点が直線状に並んだ集合体。

平面とは、無数の点が平面状に並んだ集合体。

このような、感覚を持って問題と向き合えるようになる!!

ことだ。

 

 

それと・・・“図”を積極的に書くということだ!!

“図”を書けないと、イメージが出来ない・・・・

イメージが出来ないから、手も足も出ない・・・・・

 

 

この日の指導では、まず、直線、平面の本質について再確認した!!

でっ・・・・早速、この”良問”に取り組ませた!!

生徒の答案だ!!

“図”の有効活用が出来ていない・・・・

いかに、”図”を活用するか?

いかに、自分にとって都合のいい図を描くことが出来るか?

課題が明確となった!!

 

実は、ほとんどの生徒は、”図を描くこと” は慣れてなく、苦手とする部分でもある。

 

 

生徒が『自分の都合のいい図へ書き換える』ようになるためには?

 

講師自身が、普段の指導で、そのような図を描いて、示すことだ。

 

だから、生徒にとって、分かりやすい図を描くと言うのは、

数学講師にとって、基本動作の一つと言うこと。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。