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さぁ・・・・今週は、北高、旭丘の定期考査・・・・

遅いとこは、藤女子の30日から・・・・

教える側としたら・・・・・今月は、定期考査、定期考査の1か月。

連日、朝早くから、夜遅くまで、ビッチリ授業をさせてもらってます。

本日も、このあと、午前8時から、スカイプ授業です!!

 

 

今回、高校進学後、初めての定期考査だった高1生が、こう、言ってた・・・・・・

『塾(実力養成会)で、いっつも問題解かされてるから、自力で、解けるようになりまし

た・・・・・感触は◎です!!』

この生徒 の言葉は、実は、核心をついている!!

 

あるいは・・・・過去最高の点数を達成した、保護者の方からも、このような、

嬉しいラインをいただいてる。

 

 

私の数学指導のポリシーの一つに

『自分の手で解かせる!!』

『自分のアタマで考えさせる!!』

と言うのがある。

冒頭、ご紹介させてもらった2名も、ポリシーの下、

徹底した”実戦演習”を通して、結果を出してくれた!!

 

実力養成会の高1生・・・・・・

中学時代は、大手塾であったり、個人塾であったり、あるいは、家庭教師であったりと、

それぞれが、どこかへ通っていた。

 

毎年、3月から高校数学の勉強を始めるが、

良い、悪いは、別として、

通ってた塾の数学の先生の影響を、かなり受けていると感じる。

 

高校入試をゴールとする数学指導を受けてきた生徒もいれば、

高校進学後も見据えた数学指導を受けてきた生徒もいる。

 

中には・・・・問題を解く際に、ヒントを出してください・・・・という生徒もいた。

この生徒は、中学時代、応用問題は、いつも塾の先生が、ヒントを出してくれてたとい

う。

こういった・・・かゆいところに手の届く指導は、

いわゆる・・・・”過保護”以外の何物でもない。

あくまでも・・・・高校入試までなら、通用するが・・・・・

 

 

 

さて・・・・

みなさんは、自転車の乗り方を子供たちに教えることが出来ますか?

 

 

なんとか、言葉で説明することは可能でしょう。

 

しかし・・・・それだけで、子供たちは自転車に乗れるようになるでしょうか?

 

『知識として得るだけ』には限界があります。

 

皆さんもご経験があるはずです。

 

自分で実際に乗ってみて転びそうになりながら、

あるいは、

実際に転びながら、バランスを取ることを体で覚えていったはずです。

 

言葉では、何とも説明しがたい感覚、センスというものを、

乗りながらつかんでいったはずです。

自転車には、乗ってみないことには、乗れるようにならないって事です。

 

問題を解くことも同じです。

 

ところが・・・・・

塾の先生は、すぐに・・・・教えようとする・・・・

分からせようとする・・・・・・

必死になって、かみ砕いて、説明する。

 

このことが、生徒が、高校へ進学した際、”失速”の原因となっている。

 

 

大学入試は、ヒントを出してくれる人はいない・・・・

側で、かみ砕いて、説明してくれる人もいない・・・・

 

普段から、

自分の手で解かなくてはならない!!

自分のアタマで考えなくてはならない!!

 

だから・・・・・私は、やたらと教えはしない!!

 

何はともあれ、生徒に解かせる!!

 

自転車に例えるなら

まずは・・・・転んでもいいっ!!

多少の怪我なら、怪我した方が、今後のためにいい!!

 

まずは、自転車に乗ってみて!!

 

 

こういうスタンスだ。

 

 

まぁ・・・・1対1の完全個別指導だから、できることだ。

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

2021
6/8

老中田沼意次の人間像

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最近、読み返した一冊がこれ!!

かたくなまでに意志を貫き通した『老中田沼意次』の人間像にスポットをあてた

長編歴史小説。

日本史を指導させてもらってるモノとして、改めて、大いに勉強させてもらった!!

田沼・・・・・誰もが“ワイロ政治の親玉”のようにイメージするだろう・・・・・

 

ところが、この『栄花物語』(昭和48年発刊)は、当時としては、画期的と言える、

田沼を幕府政治の在り方にとらわれない自由な発想で政治を行った、革新的な政治家とし

て、描いてる。

 

ここ最近・・・様々な研究の成果から、田沼に対する歴史学者の評価が激変してる。

歴史バラエティ番組でも、何度か取り上げられてる・・・・

 

とは言え・・・・ここ2、3年の話だ。

 

 

著者山本周五郎は、既に、昭和48年の時点で、田沼を”非常に頭のキレる革新的政治家”と

して描いた・・・・

 

山本周五郎氏の”着眼点”に、そもそも感動する・・・・・

 

 

田沼が、ワイロ政治の親玉のように、解せられてきたのは、

時代背景そのものにある。

 

当時としては、画期的、かつ大胆過ぎるすほどの財政政策を断行。

 

幕府の利益を追求するあまり、大名をはじめ、庶民まで敵に回した結果、

田沼の知らないところで”田沼の偽りの人間像”が作り上げられていった・・・・

 

田沼の先進的な改革に、

保守的な幕臣たちは、理解を示すはずがない。

火のないところに煙は立たないというが、

煙を立ててたのも、また、幕臣たちの仕業との史料もドンドン出てきてる。

 

田沼時代は、経済の活性化だけでなく、

文学や美術、国学、洋学が一斉に華やいだ時代でもある。

田沼の功績は、計り知れない。

 

田沼にとって、最大の不幸は・・・・・

アイスランドのラキ火山噴火

浅間山の噴火 だ・・・・・

 

天才的政治家といえども、大自然の猛威の前では、なすすべもなかったということだ。

 

 

大改訂された、高校の歴史の教科書では、

田沼の政策を現実的で合理的な、当時としては、きわめて革新的なモノであり、

近代国家につながる経済政策と表記している・・・・・・・

もう・・・・田沼をワイロ政治の親玉と揶揄するヒトはいなくなるだろう・・・・

 

 

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

昨日、6月7日(月)の札幌の新規感染者数は、91人。

そもそも、土日分の検査分が反映されるため、

他の曜日と比べて少ない傾向にあるとはいえ

約1か月ぶりに100人を切った。

 

この減少傾向に、気が緩んでしまうと、

また、一気に感染爆発にもなりかねない。

 

そんな中、今朝の道新の『みんなの声』に、ある大学生の投稿が、

掲載されていた・・・・・偶然にも、愚息と同じ年だ。

さらには・・・・・同じ年の本科生も数名、指導させてもらっている。

他人事ではない、自分事として、真剣に読み入った・・・・・

緊張感のない、気の緩んだ”大人たち”もいるなかで、

こういった、しっかりとした考えを持つ学生の投稿を読ませてもらうと、

正直、ホッとする・・・・・・

 

確かに・・・・コロナ禍で、かつての常識はもう通用しない。

 

『自粛』は当たり前であり、私自身の生活様式そのものも変えてしまった。

 

とにかく”人混み”が怖く感じるようになった。

大好きだった ”ほのか” ”極楽湯” も今となれば、怖くて行けない。

外食も一切しなくなり、その結果メチャクチャ料理をするようになった。

今まで以上に、”ガーデニング愛”が深まった。

読書といえば・・・・”読み返し”・・・・・・

 

このように・・・・『自粛生活』が当たり前となっている人たちが大半だろう。

 

当たり前から来る”気の緩み”・・・・・・・気をつけたい。

 

『状況』を批判しても、何も変わらない。

今、我々を取り巻く環境を正しく理解し、工夫しながら、

淡々といきましょう!!

 

そして、大学生の投稿にあるように、

今一度、『自粛の意味』を考えてみませんか?

 

感染症による”変化”を受け入れ、

自分に出来る事をする・・・・・・・

ここですよね?

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

先日、作った「ガタタン」

残りを冷凍しておき、

改めて、味を微調整し、

“ガチ”で、ガタタンラーメン再現した!!

 

芦別出身の生徒に、試食してもらい、ジャッジしてもらった(笑)

追加した具材は「シーフードミックス」「豚バラ肉」「モヤシ」「きくらげ」

前回・・・薄味すぎたっので、鶏ガラスープの素、塩を追加。

とろみを、もっとつけた。

豚汁を作った際の・・・・あの”こがね色”のダシを使った!!

これだけでも、絶対に”ウマいっ!!”・・・・・函館”味彩”の塩ラーメンに匹敵する(かも)

茹で時間は、2分・・・・・麺は堅めに!!

魂を込めて、作った『ガタタンラーメン』

これを芦別出身のM君に試食してもらい、ジャッジしてもらった。

彼は・・・・ガチの”地元民”だ!!

帰省するたびに、ご家族でガタタンラーメンを食べるという、

筋金入りの”ガタタンラーメンフリーク”だ!!

 

もちろん・・・・ひいき目は一切なしで、ジャッジしてもらった!!

これが、試食後の彼のコメントだ!!

 

 

生徒である彼に、ご馳走したのではありません!!

 

芦別の地元民である彼に、私のガタタンラーメンの完成度を

ジャッジしてもらっただけです(笑)

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

以下の3点は、高校へ進学し、一気に数学が失速する生徒の典型です。

 

①ただ漠然と問題を解いている

②たくさんの問題を解いたことに満足してる

③数学の公式、パターン学習メインの暗記学習になっている

 

皮肉にも・・・・中学時代・・・塾の先生から「学校ワークやれっ!!」

と呪文のように、言われ続けてきたことによる、弊害です。

 

わからなければ、塾の先生が手取り足取り、教えてくれる・・・

こういう時は、こうやれ!!

こう聞かれたら、こうやれ!!

と叩き込まれる・・・・・・・・・

 

 

高校へ進学し、こういった『負のスパイラル』にドハマりし、

そこから脱出するためには・・・・・・

★自分のアタマで考える癖をつける!!

★とにかく自分の言葉で解答を作る!!・・・正解に至らなくても大丈夫!!

この2点に集約されます。

 

 

本日は、本科生の指導例をご紹介させていただきます。

 

特に・・・・正解に至らなくても『自分の言葉で解答を作る』とは、

どんなことを言うのか?

 

参考にして下さい・・・・

 

 

さて・・・・この日のテーマは、

『(1)の結果をどのようにして(2)へ橋渡しするか?』

 

 

要は・・・・・“ずる賢さ” ”したたかさ” を持って、問題と対峙しよう!!

こういうことです。

 

難関大2次数学・・・・

いつも、書いてることですが、大問は、ひとつのストーリーとなっています。

 

この日、取り上げた問題は、名大の過去問です。

これが、生徒の答案です。

(1)の結果を(2)へ橋渡しできませんでした・・・・

どのように”橋渡し”をするのか?

どうやって、”便乗”するのか?

 

ポイントを伝えたら、この通り!!

 

たとえ・・・・正解に至らなくとも”自分の言葉で解答を作る”・・・・・

何が分からなかったのか?  がハッキリする。

分からなかったことが深く理解できる。

こういった経験を積むことで、自分で考える力がついていくのです・・・・・

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。