【問】
『もう四月!! 日本では今頃、みんな花見をしてるんだろうなぁ』
悲しくなりました・・・不自然な英文ばかり!!
皆さんは、中学時代に学校や塾で、
will 『未来』
can 『できる』
may 『してよい』『かもしれない』
should 『すべき』
must 『しなければならない』
などなど個別の意味を教わってます。
『そもそも、英語の助動詞とは何か?』
ということは教わったでしょうか?
これを実感できてないと、
今回の英作のように不自然な英語を量産してしまうことになります!!
ここで言う『助動詞』は正確には『法助動詞』と呼ばれるものですが、
便宜上『助動詞』と呼びます。
まず結論から言います!!
助動詞は『話し手が思ってるだけのコトであって、現実の話ではない!!』
ということを表してます。
例えば・・・・『四月には多くの日本人が花見をする』という英作であれば、
“実際にいつも行われてるコト” を書くわけですから
助動詞を使いません、というより使う余地はありません。
Many people in Japan celebrate cherry blossoms blooming in April.
しかし・・・例えば、あなたがシンガポールにいるとしましょう。
『もう四月!! 日本では今頃、みんな花見をしてるんだろうなぁ~』という
“話し手が思っているコト” を書くときは・・・
It’s April. They may be celebrating cherry blossoms blooming by now.
この話は・・・・当然ながら『仮定法過去』にダイレクトにつながってます!!
もっと言えば・・・・『法助動詞』の『法』と『仮定法過去』の『法』・・・・
同じことです!!
『現実』か『現実じゃない』か?
『事実』か『事実じゃない』か?
この『現実との距離感』『事実との乖離』を主張するために【過去形】を
使ってるんですよ!!
『過去の話』だから【過去形】ということではなく、
現実、目の前の話 でない・・・・”時間的距離感” を主張するための『形』です。
『中3、毎日の英作』今朝、生徒たちに送信したモノです!!
実力養成会の『中3生』も、1年365日、毎日、毎日、こういった英作をやってます!!
否が応でも実力はつきます。
ここまで、徹底して、やらせてます。
志望校合格のため、というより、その先です。
高校進学後、その高校でトップ層に君臨するため!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。