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数Ⅲの関数のグラフ・・・・・

まさしく、習うより慣れろ!! ・・・・・これに尽きます。

 

最初は、どんな生徒であれ、漸近線・・・・・この扱いに苦労します!!

 

ここへきて、数Ⅱで学習したグラフが、いかにシンプルで、

描きやすいものばかりだったかを痛感します。

 

 

lim(リミット)とはある点の近傍、もしくは無限遠方のグラフの”立ち振る舞い”を  

調べるための、電子顕微鏡であり天体望遠鏡なのです!!

これまで、lim を学習してきた真の目的は、ここにあるんです!!

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2019
11/24

外国人観光客と枯山水

ブログ

先日、テレビのニュースで、枯山水(禅寺の石庭)を見てた外国人観光客が

レポーターの質問に

『生まれて、初めて見た!!    感動した!!』

という感じで、答えてました・・・・

外国人観光客と枯山水という組み合わせが、

何とも滑稽に思えました・・・・・・・

 

 

ところで・・・・先日の歴史秘話ヒストリアでも取り上げられていた

世阿弥・・・・能楽の大成者。

 

 

同じ室町時代、画家の雪舟。

彼らに共通してたのは、徹底した『道の探究』と言うことでしょう。

 

彼らが道を探究していく中で、ご存知のように『わび』『さび』『幽玄』という日本独

特の美意識が生まれていきました。

 

この”美意識”を、安土桃山時代の千利休が”茶の湯”を”茶道”として精神主義的なものへ

昇華させていきました・・・・

わび、さび ≒ 千利休  ・・・・・・・こんな感じでしょう。

 

その美は、茶道では、茶碗のゆがみ、建築では、非対称などに見られるように、

整然とした構成とは真逆だったところに大きな特色があります・・・・

さて・・・この『わび』『さび』・・・・・英語で言うと?

だいたい、お察しはつきますよね?

 

Wabi-Sabi           です。

 

これって、立派な英語なんです!!

 

そりゃ、そうですよね・・・・

日本独特の美意識ですもね(笑)

ネイティブには、まったくない”感性”です・・・・・・

 

だからこそ、ネイティブにとっては、

とても興味深いんでしょうね・・・・・・・

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

北大文系数学の過去問指導例をご紹介させていただきます!!

 

問題はこれです!!・・・・・1番の問題です!!

北大志望者なら、ほとんどの生徒は、(2)の『周期関数でないことを示せ』だから・・・

背理法だなっ!!・・・・・ここまでは、気付きます。

 

では・・・・『周期関数の定義は?』・・・・・ここです!!

 

数Ⅱ教科書、”三角関数のグラフ” のところにバッチリと書かれてます!!

 

 

★優秀な生徒でも、『周期関数の定義』でやはり・・・・手が止まります。

って事で・・・・・・

『周期関数』についてレクチャーを入れました!!

合わせて・・・・・

『偶関数』『奇関数』の定義も再確認!!

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

  1. 大学入学共通テスト・・・・・今度は『記述式問題』について色々と議論されてますね。

 

『記述式』ということで、大学の2次記述・論述問題が取り上げられたりしてます。

 

例えば、北大の2次数学について、指し障りのない範囲でお知らせします。

 

例えば、大問1番はA先生(現役バリバリの解析幾何担当教官)、

大問2番はB先生(現役バリバリの解析学担当教官)、

大問3番はC先生(現役バリバリの代数学担当教官)・・・・・・・・・

というように、大問ごとに採点する先生が決まってます!!

 

答案用紙は受験番号のみしか書かれてません!!

たまたま、親戚の〇〇クンの答案だ!?・・・・なんて事はありえません!!

 

密室(?)で、事務の方の監視下のもと、1人で、受験生全員分を採点します!!

全員分の採点が終了すると・・・・

今度は、違う先生が、その採点に、ミスだとか、不備はないか?

1人で、これまた、受験生全員分をチェックします!!

 

次に・・・・・大問ごとに、チェック、採点された答案を受験生ごとにまとめて、

違う先生(大学によっては事務の方)が合計点を算出します!!

ここでも、何重のチェックが行われます!!

 

採点する場所は、『密室』と書きましたが・・・・大きな会議室・・・・

皆さんが想像する以上に厳重なセキュリティーが施されてます!!

 

判断に迷うような解答が出てくるのも想定内・・・・・・

あらかじめ・・大問ごとの採点チームの協議の場が設定されてます。

判断に迷う解答、想定外の解答、迷答(?)、珍答(?)、奇答(?)などについては、

その扱いについて大問ごとの採点チーム内でしっかりと共有されます!!

もちろん、この会議にも事務の人も同席し、フェアに行われてることを見てます。

 

ついでに・・・・

採点マニュアルなんてのはありません!!

そのようなものは必要ないんです!!

 

採点する先生たちの『目』そのものがマニュアルです!!

 

考えてみて下さい!!

 

毎日、毎日、数学と真剣に向き合ってるプロ中のプロの先生たちです!!

数学を全て知り尽くした、エキスパートというか、職人さんたちです!!

 

 

お分かりいただけましたね?

 

公明正大さ・・・・1000% !!

 

大学の威信をかけ、厳粛すぎるくらい厳粛に採点が行われてます。

 

 

で・・・・・大学入学共通テストの記述問題ですが、

 

私の個人的な意見ですが、

こういった大学の2次試験と、同じ土俵では議論できない部分があると思います!!

 

というか・・・そもそも、無理のある話なんです。

だから・・・ということではありませんが・・・・

 

そこは、ある程度の”妥協” 必要では?

というのが、私の個人的な考えです!!

まぁ、皆さん、それぞれのお考えはあろうかと思います。

 

ただし・・・・生徒をお預かりし、指導させてもらう立場で言うなら・・・・

それが、配点上、どういう扱いになろとも、

どんな記述問題にも柔軟に対応できる真の力を養成する!!

これのみです!!

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

いま、この時期、実力養成会では英語は、“和文英訳”の指導が盛んに行われてます。

 

日本で一番難しいとされてる”京大の和文英訳”の問題です!!

まぁ・・・このレベルまで行かなくとも、

和文英訳、自由英作においては、

『難しい表現はいらない!!』

『シンプルに!!』

『知ってる単語、知ってるイディオムで!!』

これが3本柱です!!

それと・・・・日本語と英語は1対1の対応ではないってことです。

 

ここが、重要です!!

 

先日、実力養成会の英語のエキスパートK先生(元私大教授)が

和文英訳の指導をされてました。

要は・・・・・

 

『英訳しやすい日本語に置き換える!!』

 

 

私も勉強させていただきました!!

 

 

日本語 ⇔ 英語・・1対1の対応じゃないっ!!

 

 

お分かりいただけましたね?

 

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。