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- 2025/4/17
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実力養成会通信 第2947号 ”なぜ受験するのか?” の巻 - 2025/4/16
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実力養成会通信 第2945号 ”今野の『数Ⅲノート』を公開します!!” の巻
- 2025/4/17
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ニュース・ブログ
先日、テレビのニュースで、枯山水(禅寺の石庭)を見てた外国人観光客が
レポーターの質問に
『生まれて、初めて見た!! 感動した!!』
という感じで、答えてました・・・・
外国人観光客と枯山水という組み合わせが、
何とも滑稽に思えました・・・・・・・
ところで・・・・先日の歴史秘話ヒストリアでも取り上げられていた
世阿弥・・・・能楽の大成者。
同じ室町時代、画家の雪舟。
彼らに共通してたのは、徹底した『道の探究』と言うことでしょう。
彼らが道を探究していく中で、ご存知のように『わび』『さび』『幽玄』という日本独
特の美意識が生まれていきました。
この”美意識”を、安土桃山時代の千利休が”茶の湯”を”茶道”として精神主義的なものへ
と昇華させていきました・・・・
わび、さび ≒ 千利休 ・・・・・・・こんな感じでしょう。
その美は、茶道では、茶碗のゆがみ、建築では、非対称などに見られるように、
整然とした構成とは真逆だったところに大きな特色があります・・・・
さて・・・この『わび』『さび』・・・・・英語で言うと?
だいたい、お察しはつきますよね?
Wabi-Sabi です。
これって、立派な英語なんです!!
そりゃ、そうですよね・・・・
日本独特の美意識ですもね(笑)
ネイティブには、まったくない”感性”です・・・・・・
だからこそ、ネイティブにとっては、
とても興味深いんでしょうね・・・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
北大文系数学の過去問指導例をご紹介させていただきます!!
問題はこれです!!・・・・・1番の問題です!!
北大志望者なら、ほとんどの生徒は、(2)の『周期関数でないことを示せ』だから・・・
背理法だなっ!!・・・・・ここまでは、気付きます。
では・・・・『周期関数の定義は?』・・・・・ここです!!
数Ⅱ教科書、”三角関数のグラフ” のところにバッチリと書かれてます!!
★優秀な生徒でも、『周期関数の定義』でやはり・・・・手が止まります。
って事で・・・・・・
『周期関数』についてレクチャーを入れました!!
合わせて・・・・・
『偶関数』『奇関数』の定義も再確認!!
★
★
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
- 大学入学共通テスト・・・・・今度は『記述式問題』について色々と議論されてますね。
『記述式』ということで、大学の2次記述・論述問題が取り上げられたりしてます。
例えば、北大の2次数学について、指し障りのない範囲でお知らせします。
例えば、大問1番はA先生(現役バリバリの解析幾何担当教官)、
大問2番はB先生(現役バリバリの解析学担当教官)、
大問3番はC先生(現役バリバリの代数学担当教官)・・・・・・・・・
というように、大問ごとに採点する先生が決まってます!!
答案用紙は受験番号のみしか書かれてません!!
たまたま、親戚の〇〇クンの答案だ!?・・・・なんて事はありえません!!
密室(?)で、事務の方の監視下のもと、1人で、受験生全員分を採点します!!
全員分の採点が終了すると・・・・
今度は、違う先生が、その採点に、ミスだとか、不備はないか?
1人で、これまた、受験生全員分をチェックします!!
次に・・・・・大問ごとに、チェック、採点された答案を受験生ごとにまとめて、
違う先生(大学によっては事務の方)が合計点を算出します!!
ここでも、何重のチェックが行われます!!
採点する場所は、『密室』と書きましたが・・・・大きな会議室・・・・
皆さんが想像する以上に厳重なセキュリティーが施されてます!!
判断に迷うような解答が出てくるのも想定内・・・・・・
あらかじめ・・大問ごとの採点チームの協議の場が設定されてます。
判断に迷う解答、想定外の解答、迷答(?)、珍答(?)、奇答(?)などについては、
その扱いについて大問ごとの採点チーム内でしっかりと共有されます!!
もちろん、この会議にも事務の人も同席し、フェアに行われてることを見てます。
ついでに・・・・
採点マニュアルなんてのはありません!!
そのようなものは必要ないんです!!
採点する先生たちの『目』そのものがマニュアルです!!
考えてみて下さい!!
毎日、毎日、数学と真剣に向き合ってるプロ中のプロの先生たちです!!
数学を全て知り尽くした、エキスパートというか、職人さんたちです!!
お分かりいただけましたね?
公明正大さ・・・・1000% !!
大学の威信をかけ、厳粛すぎるくらい厳粛に採点が行われてます。
で・・・・・大学入学共通テストの記述問題ですが、
私の個人的な意見ですが、
こういった大学の2次試験と、同じ土俵では議論できない部分があると思います!!
というか・・・そもそも、無理のある話なんです。
だから・・・ということではありませんが・・・・
そこは、ある程度の”妥協” 必要では?
というのが、私の個人的な考えです!!
まぁ、皆さん、それぞれのお考えはあろうかと思います。
ただし・・・・生徒をお預かりし、指導させてもらう立場で言うなら・・・・
それが、配点上、どういう扱いになろとも、
どんな記述問題にも柔軟に対応できる真の力を養成する!!
これのみです!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
いま、この時期、実力養成会では英語は、“和文英訳”の指導が盛んに行われてます。
日本で一番難しいとされてる”京大の和文英訳”の問題です!!
まぁ・・・このレベルまで行かなくとも、
和文英訳、自由英作においては、
『難しい表現はいらない!!』
『シンプルに!!』
『知ってる単語、知ってるイディオムで!!』
これが3本柱です!!
それと・・・・日本語と英語は1対1の対応ではないってことです。
ここが、重要です!!
先日、実力養成会の英語のエキスパートK先生(元私大教授)が
和文英訳の指導をされてました。
要は・・・・・
『英訳しやすい日本語に置き換える!!』
私も勉強させていただきました!!
日本語 ⇔ 英語・・1対1の対応じゃないっ!!
お分かりいただけましたね?
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。