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週末に、立て続けに数件の入会のお問い合わせをいただきました。

 

有難いことです。

 

とは言え、実力養成会は、開設以来『定員制』です。

 

教室スペース、講師の配置状況を勘案し、

今お預かりしている生徒たちを最優先するためです。

 

 

よって、

本年度については、既に定員となっておりますので、新規の入会は受付できません。

 

何卒、ご理解の程、宜しくお願いいたします。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

例えば、あの有名な『三平方の定理』

 

定理自体は、ここでは割愛させてもらいますが、

大切なのは、この定理の証明から

何を感じ取り、何を学び取るか?

すなわち、私自身が、何を感じ取らせ、何を学び取らせるか?

ここなんです!!

 

三平方の定理には、2乗の項が3つ登場します・・・・・・

2乗・・・・同じ数の積(掛け算)。

つまり、掛け算は面積としてとらえることができる・・・・

辺の長さに関する定理が、面積によって証明されるところに、

この定理の鮮やかさがあると私は思います。

 

今まで単なる知識でしかなかった、『三平方の定理』をぐっと意味のあるものに感じても

らいたいと思っています。

 

この他にも、三平方の定理の証明に関しては、

実に100通り近い証明方法があねと言われてます。

 

このように・・・・・・

定理や公式と向き合ったとき、先人たちの残してくれた証明の中に、

『ひらめき』を感じ取ることがあったとしましょう・・・・

 

でも、そこで『あ~、やっぱり自分にはこんなことも思いつきそうもないや~』

諦めてはいけません!!

そんな時は、まず『真似る』ことから始めるんです!!

そして、次に、先人たちはどうしてそういう風に考えたのかをよ~く考えるんです。

そこには、必ず理由があります!!

 

『ひらめき』に感じられるような鮮やかな発想の理由を明らかにすることこそ、定理や

式の証明を学ぶ最大の目的です。

 

この理由の中に、数学的な考え方の本質があるんです!!

 

偶然とした思えなかった『ひらめき』が、必然と思えてきます!!

 

私は、数学を学ぶことは論理を学ぶことだと考えています。

数学を通して、

『物事の本質を見抜く』

『目に見えない規則や性質をあぶり出す』

という精神を養い、

筋道を立てて物事を考えていく力を養うことこそ

数学を学ぶ本当の目的だと思っています。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

今回、スタディーフィールド宇都宮東教室の社員研修に同伴させていただきました。

いつものことながら、今回も貴重な経験をさせていただきました。

この場をかりて、お礼を申し上げたいと思います。

越前谷塾長、いつもいつも本当にありがとうございます。

 

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ニセコ連峰の麓にたたずむ奥ニセコ、昆布温泉。

 

小道へ折れると、『ようこそ』とせせらぎの声がする・・・・

樹林に囲まれて聞こえるのは、ただ、ただ、・・・・水の流れる音。

まさに、『大人の隠れ家』という表現がピッタリ・・・・・

ここには、派手な看板も、イルミネーションも何一つない。

いや、そんなのは、一切必要はないというか、あっちゃいけない。

 

 

ニセコ昆布温泉、鶴雅別荘『杢の抄(もくのしょう)』

暖炉のある吹き抜けラウンジ。

まさに、大人の時間を演出してくれる・・・・・

 

『杢の抄』には、スリッパ・サンダルはない。

館内すべて、裸足、もしくは靴下・・・・・・

 

なぜなら・・・・・・廊下は、なんと、『畳』

不思議と、ゆったりとくつろげる理由は、ここにあった!!

オーナーの狙いは、ここだったんだろう!!

心地よく、常識が根底から崩された!!

 

 

 

プライベートルームは、露天風呂付きスィート。

快い杢のぬくもりに包まれて見る窓外の景色は何とも言えないくらい心地よい。

古くから湯治場として知られたニセコ昆布温泉。

大露天風呂付きの大浴場『命泉の湯』。

なめらかな肌触りの泉質を心行くまで楽しませてもらった。・・・・・・・

 

 

完全個室の夕食は、『会席料理』

温泉旅館の熟練の料理人さんたちの”丹精”を堪能させてもらった。

地の恵み、海の恵み、そして人の恵み・・・・・

料理の一つ一つに、料理人さんたちの強烈な主張が込められてるような気がした・・・・

旬菜の季節感、目で楽しむ器と盛り付け、

そして、一品一品丁寧に運んでくれ、心を込めて料理の説明をしてくれる仲居さんたち。

『おもてなし』の気持ちが、言葉の端々、何気ない立ち振る舞いに感じられた。

プロの仕事・・・・・・とは、こういうことを言うのだ。

 

 

 

When the night has come, 

and the land is dark,

and the moon is the only light we’ll see・・・・・・  

 

暖炉では、パチパチと薪の”はぜる”音。

 

海外からのご夫婦が『暖炉』を満喫されていた。

 

“DANRO” has a strong ties with Japanese culture・・・・・と話しかけてみた

 

聞けば、カナダからスキーのためにニセコに来たらしい。

暖炉のくりだす『火の優しい温かさ』を incredible(あり得ない) と表現してた。

なるほど・・・・・そう来たか!! って感じ。

さらには、柔らかなJazzの調べがラウンジを満たしてくれる・・・・・

これでもか・・・というほどのフリードリンクの数々・・・・・・

 

 

 

隣のバーでは、老夫婦がブランデーグラスを傾けていた・・・・・

このバーもフロアーは全部畳・・・・・

掘りごたつ形式のカウンターも、足元は、全部畳・・・・・

奥ニセコの夜に抱かれながらの私にはもったいないくらいのゆったりとした大人の時間。

寝るのがもったない・・・・心からそう思った。

 

 

『杢の抄』・・・・・・・

私にとって、忘れられない宿がまた一つ・・・・・・・・・

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

モーツァルトの音楽、ピカソが描いた絵に心動かされるように、

数学の定理や公式にも感動があります。

 

しかし、その感動は、結果だけを眺めても、あるいはその結果を『あてはめて』問題を解

いてみても、決して得ることはできません。

その感動は証明に触れ、先人たちの偉業に触れることで初めて得られるものです。

『おお~すっげぇ』

『ああ、賢いなぁ~』

と思えるものが証明のプロセスにはあります。

そして、その感動が数学へのさらなる興味を呼び覚まし、数学の面白さに気づくきっか

になります。

 

残念ながら、学校のカリキュラムの中では、宿題やテストに追われて一つ一つをゆっくり

味わう時間はなかなか持てません。

しかも、今の教育現場は・・・・

『さあ、これが2次方程式の解の公式だ、しっかり覚えるように!!』という残念な状況に

もあります。

そのせいで、たくさんの数学嫌いが生まれてしまったのは本当に悲しいことです。

だからこそ今、私は、定理や公式の証明に存在する感動を一人でも多くの生徒に伝

えたいと思って、指導させてもらってます。

 

数学の『力』とは、論理の力です。

 

では、そもそも論理とは?

 

昨日の通信で”ピラミッド”の例を出しましたが、

論理力とはまさに意思を一つ一つ積み上げるかのごとく、物事を考えることができる力で

す・・・・・・とはいえ、やみくもに積み上げたのではそれはすぐに崩れるでしょう。

次なる石はどこに積み上げるべきか学ぶ必要があります。

そこでその論理の積み上げ方を先人たちが残してくれた証明に学ぶんです!!

 

過去の数学の天才たちの発見した定理や公式の証明を学ぶことは、その天才たちに数学を

習うようなものです!!

目の付け所、式変形の工夫、補助線の引き方など学ぶべきところは、

たくさんあります。私たちにとって、この天才たち以上の先生はいないのです!!

 

個々の問題の解法を覚えることは、数学の力を育てるという立場に立ってみると、ほとん

ど何の役にも立たないでしょう。

定理や公式をの結果を丸暗記することも無意味です。

 

しかし、もし数学においてただ一つ覚える価値のあるものがあるとしたら、

それは、定理や公式の証明の仕方です・・・・・

 

 

続きは、明日の通信で・・・・・・・

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

2018
4/8

4/8 衣替え

ブログ

世界的に見ても、日本は、春夏秋冬の四季がはっきりしています。

 

当然ですが、夏と冬では、大きく異なります。

ですから、夏と冬では、着るものは全然違ってきます・・・・・

 

季節によって、着るものであったり、身につけるものを変えることを『衣替え』と言いま

すね。

日本では、昔から6月1日を着るものを冬物から夏物に変える『衣替えの日』とされてま

す。この逆の『衣替えの日』は、10月1日です。

 

この『衣替え』の習慣は、なんと・・・平安時代の天皇家や貴族の行事から始まったと言

われてます。

最初は、中国の風習をそっくりまねて、旧暦の4月1日、10月1日を夏服と冬服を着替える

日とし、これを『更衣』と呼んでたそうです。

 

その後、季節による取り換えは、衣服以外についても行われるようになりました。

扇などの持ち物、床の間にかける絵画、ふすまなどの調度品まで夏ものと冬ものが出来

て、様々な衣替えが行われるようになりました・・・・・・

 

明治時代に入ると・・・・・

政府は役人や軍人、警察官の制服について夏服と冬服を決め、6月1日、10月1日に衣替え

するように定めました。

この制度が民間にも広まっていったわけです・・・・・

 

一年に何回もわざわざ衣類や調度品を変えるのは実際のところ、面倒な話だと思います。

 

しかし、この『衣替え』という風習は、四季のハッキリした日本だからこそ続いてきた習

慣だと言えると思うんです。

 

季節の移り変わりに応じて生活のスタイルを変化させることは、一年を通して、

ずっ~と暑かったり、寒かったりする国々の生活に比べたら、むしろ贅沢な事かも。

 

そう考えたら、衣替えも『日本独自の文化』として逆に楽しんでみませんか?

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。