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若いころは、何かと上司や先輩から叱られるものです。

あるいは、とんでもない上司の下で働くことで、こんな上司にならないようにしょうとも思わせてくれた上司もいました。今となれば感謝です。

しかし、年齢や地位が上がってくると人から叱られたり、ダメ出しをうけたりする機会は減っていくものです。

特に、私のように、独立起業したヒトは、尚更、人からダメ出しを受ける場面が少なくなります。

これって危険・・・・・・・。そう思いませんか?

自分の信じる道を進むんです。

だから、いいんです・・・・・ではなく、自分を客観視することが大事だと思うんです。

あえて、ダメ出しを浴びて、改善のヒントを見つける・・・・・・。

人からダメ出しを受けることを嫌がらず、むしろ積極的に受けることが自己成長を実現で

きるんです。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

将棋にたとえましょう・・・・・

我々素人は、3手先、5手先・・・・先を読んで、素人なりの最良の『手』を考えます。

プロの棋士となると、10手、20手、30手は普通・・らしいです。

しかも、何パターンの『手』を考えます。

 

 

さて数学で問題を解く!!っていうときも、これと同じです。

まず、見通し、方針を考えます・・・・・

10手先までとは言いません。

せめて、3手先くらいまで読んでほしい(泣)・・・・・・

先を読まず、感覚で、ただなんとなく、解こうとする生徒がいます。

 

先を考えれない!?

2手先すら読めない!?

ですから、説明していても、話が全く”かみ合わない”こともしばしば・・・・・。

 

小さいころから『考える』ということをしてこなかった、

もしくは、(親が)『考える』ことをさせてこなかった弊害です。

それと、今まで、手とり足とり、かゆいところにまで、手を差し伸べてもらって、教えてもらってきた・・・・・

原因はここにあります。

 

ここをしっかりと矯正して、自立を促し、自分の手でゴリゴリと解けるようにしていくの

が私たちの仕事です!!

 

では、このような生徒をどのようにして、矯正していくのか?

このような生徒の指導のポイントは?

 

講師の『待つ』勇気!!

 

そして、『叱る』より『許す』こと!!

 

 

まずは、『やらせる』つまり『解かせる』

見通しの一部分、方針の”とっかかり”の部分をみせて、生徒に、自分の手で解かせる!!

その際、指導者は、手を差し伸べない!!

これが指導者の『待つ勇気』です。

 

しびれを切らして、教えるのは、逆効果です。

指導経験10年くらいまでの講師なら・・・・・

丁寧に、かみ砕き、そして言葉巧みに教えて、生徒がわかります。

生徒の”わかった”という言葉に気を良くして、ドンドン教えます。

つまり、”無人島で飢えに苦しんでる人に釣ってきた魚をどうぞどうぞ!!”

って感じです。

生徒の保護者は、お子さんが”理解できた” という言葉に喜ぶでしょう・・・

担当講師は、これに気をよくし、ドンドン教えます。

生徒は、どんどん理解していきます。

『担当講師がドンドン教える』ということは、生徒の立場から見ると、何をしなくても、先生が全部教えてくれる。”わかりません”という返事をしておけば、無理して考えること無く、教えてくれる・・・メッチャ楽。・・このような悪循環に陥るんです・・・・・

釣ってきた魚をどうぞどうぞ・・・・・これじゃ根本的な解決になりません。

自分の手で、釣れるようにしなきゃなりません・・・・・・

 

 

『理解すること』と『試験で点数を獲る』ことは、別の話です。

勿論、『試験で点数を獲る』ためには、『理解すること』がスタートライン。

 

講師側が、ついつい、しびれを切らして、イライラしてしまいがちです。

もちろん、私も。

 

待つ勇気・・・・・そして、許すこと・・・・・・。

アタマでは、わかっいは、いるけど、

いざ、実行するとなると、とても難しいことです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

先日、ある若者から相談を受けました・・・・・

 

悩むぐらいなら行動せよっ!!

それで、うまくいけば、それでよし!!

仮に、上手くいかなくても、失敗を潔く認めよう。

 

どこが悪かったのか、その原因を徹底的に探し、それを排除するには自分に何ができるの

か?を考える。

『悩む』と『考える』は、似ているようで全くの別物。

 

『悩まないで考えよう』

 

『考えたら行動しよう』

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

どこの教科書も実に、おぞましい(怒)

 

退屈な表現。

記号の羅列。

数式の羅列。

 

こんなことしか書けないから、生徒の数学嫌い、理系離れを助長している!!

いかにも、頭でっかちの秀才さんたちのやること。

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数式には、意味がある!!

その意味をしっかりと明記しないから、生徒は、公式のゴリ押し暗記になってしまう。

途中の数式について、意味づけしなきゃ、こんなの意味のない、数式の羅列。

 

積分とは、モノの本質を見出すための素晴らしい道具!!

 

そこがわかってない頭でっかちが、いくら、きれいな数式を並べたところで、

生徒には、伝わらない。

もちろん、それを指導する教員にも。

 

 

現代の自然科学を見渡した時、微分積分学がいたるところで利用されている。

経済学だって、微分積分学なしには語れない。

いたるところで利用される ⇒ 基礎・基本であることの証。

 

自然科学の基礎基本である微分積分学を難しくさせている、張本人は『高校の教科書』

だってことに気付いてほしい!!

 

だから、生徒にこれだけは伝えたいっ!!

 

式を追うなっ!!

 

意味を追え!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございまた。

 

 

『読書の時間を大切にしなさい、

一冊の本との出会いがあなたの生き方を変えることだってあります』

~ジョセフ.マーフィー

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この『みかづき』は、ある方が、”私に読ませたい”と言って、プレゼントしていただいた本です。

まずは、この方に深く感謝させていただきます。

 

本当に、ありがとうございました。

 

読み終えての率直な感想は、重量感のある大作を読み切った・・・・・という満足感に浸ってました。

夜遅い時間でしたが、この本をプレゼントしてくださった方に、”感無量です”ってメールをしてしまいました・・・・・・・

 

学習塾を真ん中に置きつつも、実は、親子三世代にわたる家族愛のストーリーです。

塾業界に、長く身を置く私にとっては、他人事とは思えない、ストーリーの随所に”ある

ある”を感じながら、読ませてもらいました。

特に主人公の”吾朗”と、”考え方”が”かぶる”というか”そうだよね~”と思わず共感する部

分が数多くありました、というかほぼ全部その通り!!って感じ。

それだけに、親近感を持って、読ませてもらいました・・・・・・・・・・

 

この本を初めて、手にした時・・・・タイトルの『みかづき』・・・・・なんか違和感を

覚えました。

学習塾のストーリーと『みかづき』・・・・・・・・どんな関係?

 

 

胸に、ずっし~~んっ~~ってきた部分は、数えきれないほど・・・・・・・・

その中ても、特に2つ紹介させていただきます・・・・・・・・・

 

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・教育は、子供をコントロールするためにあるんじゃない。不条理に抗う力、たやすくコントロールされないための力を授けるためにあるんだ。

⇒若い時、臨時教員時代、力で子供たちをコントロールしてました・・・・・・・・軍隊形式の超スパルタ路線の指導をしていました・・・・だからこそ、胸にくるんです・・・・・・・・

・これまでいろいろな時代、いろいろな書き手の本を読んできて、一つ分かったことがある。どんな時代もどんな書き手も、当世の教育事情を一様に悲観しているということだ。最近の教育はなってない、これでは子どもがまともに育たないと、誰もが憂い嘆いている。もっと改善が必要だ、改革が必要だと叫んでる。読んでも読んでも否定的な声しか聞かれないのに最初は辟易したけれど次第にそれはそれでいいのかもしれないと妻は考え始めたそうです。常に何かが欠けてる三日月。教育も自分も同様、そのようなものであるかもしれない。欠けている自覚があればこそ、人は満ちよう、満ちようと研鑽をつむのかもしれない・・・・

⇒この本のタイトル”みかづき”、理由は、これなだなぁ・・・・、ここからきたんだなぁ~と確信しました。欠けてる自覚、そして満ちようとする思い。これなんですね・・・・

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実力養成会の、保護者の方にも、是非とも読んでいただきたいです。

私と同じ、読み切った時の”感無量”を味わっていただきたいです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。