実力養成会のみなさん、保護者の皆さん、こんにちは。
そもそも、受験勉強・・・
「すべてを完璧に」
というのは、100%無理です。
一般に、各大学の合格最低点は、かなりザック言えば、満点の6割前後(大学によって異なります)ということは・・・・4割は落としても大丈夫!!
別の言い方をすると、
6割とるために、4割は捨てる!!
という戦略が必要です…
具体例で話しましょう
「防衛医科大学」について・・・先生が生徒へ伝えていることを紹介します。
「防衛医科大学」の択一式試験は、90分で、英語、国語、数学の3科目です。設問数は、英語15題、国語10題、数学15題の合計40題。それを90分で解きます。1題当たり2分15秒・・・・。これは、殺人的な話です・・・。
「防衛医科大」合格のためには、択一式は7割を超えなくてはなりません。10割は無理です。そこで、数学で話します。15題中10題以上確保しなくてはなりません。そのために、最初から、3題は問答無用で捨てます。3題は、捨てて、12題を30分で解き、絶対に10問以上確保する!! このような戦略となります。3題も捨てるなんて!!と思うでしょうが、冷静に考えてみてください…。これが一番賢い方法です。他にも、防衛医科大学ならでらの戦略はありますが・・・・
満点をとるための勉強ではなく、合格最低点を突破するための勉強に徹底すればいいのです。そうすれば、「ミスマッチ」は起きません・・・・
合格最低点を突破するために、
何が必要で
何が不要か?
この部分を戦略的に考えましょう・・・・
だから、予備校の難しいテキストは、全部マスターできれば、それにこしたことはありませんが、勇気をもって、スルーすることだって戦略なんだってことです。
今日も、最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。