万が一・・・
第一志望の大学がダメだったらどうしますか?
『迷うことなく浪人してまた挑戦します!!』
という受験生もいるでしょう。
一方で、
『浪人はできないので、そのためにいくつか併願してるんでその中のどっかに行きます』
という受験生もいるでしょう。
大学受験は、高校受験とは、規模も、難易度も、倍率つまり過酷さも全然違います。
例えば・・・
高校受験の場合、ほとんどの受験生は、公立高校を第一志望とするでしょう。
であれば、ほとんどの受験生は私立高校を ”滑り止め(保険)” というかたちで併願して
います。もちろん、今野家の場合もそうです、長女の時も長男の時もです。
高校受験の場合は、私立が不合格になる・・・つまり”滑り止め” が ”滑り止めでなく
なる” ということは、普通にやってたら起こりません。
しかし、大学受験の場合は、”滑り止め” が効かない・・・・
本人、親御さんが”滑り止め”と考えてたところでも、不合格になる、というケースはよく
あります。
実力養成会でも、過去に何度かありました・・・・
『全落ち』
と言われるヤツです・・・・
なぜ、こういうことが起きるのでしょうか?
理由は明確です!!
“併願”に関する認識が甘いからです!!
併願を『なんとなく』決めてるから。
一口に”併願”といっても次の3つのパターンがあります!!
ちなみに、皆さんの場合は、下のどのパターンになりますか?
例えば・・・・・・
北大総合理系が第一志望としましょう・・・・
【A君の場合】
併願校であり、挑戦校でもある『青山学院/理工』『明治大学/理工』の両方合格!!
実力相応校の『法政大学/理工』も予定通り合格!!
ちなみに合格確保校の『芝浦工大』も当然のごとく合格!!
本人は自信を持って、”ノリノリ”で本番に臨めます!!
『合格』というゆるぎない事実が、彼に勇気と自信を与えます。
【B君の場合】
挑戦校だった『東京理科大/創造理工』不合格。
実力相応校(のつもりだった)『明治大/理工』不合格。
合格確保校(のつもりだった)『芝浦工大』不合格。
まさかの滑り止めが不合格・・・・こんな精神状態で本番に臨んでも、
結果は見え見えですね・・・・
『不合格』という現実が彼から自信と勇気、さらにはやる気さえも奪ってしまいます!!
これが、現実です。
こういうケースでは、
何も知らない人は『合格発表をみなきゃいい』ともっともらしいことを言います・・・
そんなことしてたら、入学手続き締切期限が過ぎてしまいます(笑)
併願の仕方によって、
志望校受験を有利に運ぶこともできるし、
逆もまたありうる、ということです。
『なんとなく』は絶対にNGです!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。























