旺文社/蛍雪時代7月号より
北大の魅力は、まさにこの通りでしょう・・・・・・・
【今年の北大祭】
阪大を目指してた愚息ですが“北大にして良かった”つくづく言ってました・・・・・
ただし・・・・北大はここ10年で難化してるのは皆さんもご存知の通り。
10年前の学生と比べると、当時の半数が不合格!!
北大の先生がこのように言ってるということですから・・・・・
道内出身者の割合が全体の3割!!
道外勢が北大の難化をさらに押し上げてるという事実があります。
結果として、札幌圏の準トップ高からの北大合格者数が、激減してしまいました。
Z会・河合塾・駿台、それぞれが、
この背景には2011年度より導入した【総合入試】に起因するとしてます。
【総合入試】・・・・
入学時には、学部・学科を決めず幅広い領域の学びを経て進級後の専門分野を定めるシス
テムです。
このシステムの代表例は東大です。文科・理科それぞれⅠ類~Ⅲ類の大括りで選抜された
学生は教養学部に属し、科類別の基礎科目やリベラルアーツ教育を経て3年次に各学部に
配属となります。
北大の【総合入試】も東大のシステムを模倣したと言われてます。
北大では、1年間の『総合教育学部』での学びを通じ、2年次以降に学部・学科に移行し
ます。希望の学部・学科へ移行するには、1年間、猛勉強が必要です!! これは愚息を見て
て実感しました・・愚息も、幸いなことに希望する学部・学科へ進むことができました。
このように、北大には従来にはなかった学生の可能性を伸ばすシステムがあります!!
これは・・“しょせん、北大までのヒト” という、いざ社会に出ると、
まったく使い物にならない”お荷物”になってしまうという道内経済団体からの猛烈な”突
き上げ”に対する反省に立つものです。
こういった北大の教育が道外の進学校でも認知されて今に至るのでしょう・・・・・・
今後、ますます、近くて遠い北大となっていくのでしょうか?・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございましたる