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ニュース・ブログ
通常、高2進研模試の学校平均点は、一覧として公表されてはいない。
しかし・・・・全道規模で展開する大手予備校さんなどは、
生徒を通して全道各高校のデーターは、簡単に手に入る。
さて・・・高2進研模試の学校平均を見比べてみると、
今までにない状況になっている。
その年、その年によって、多少の高い、低いの違いはあれ、
ここ10年、だいたい、毎年、そう変わりはない。
しかし、今年に限っては、例年とハッキリ異なる。
帯広柏葉高校が、輪をかけて、とても高い数値になっている!!
札幌の東西南北、旭丘が取れてないという訳ではない。
札幌地区と比べ、休校期間が短かったという事なのだろうか・・・・
今までに見たことのない、現象だ!!
そのほか、札幌で見れば・・・・
月寒、手稲、新川、北陵、清田などのいわゆる中堅校と東西南北、旭丘との格差も
例年以上に歴然としている。
たしかに、普段、色々な高校の生徒を指導させてもらっていて、
学校間格差は肌で感じてる。
特に、今年は、『休校期間』が長かった。
各学校、特に私立は『いち早くオンライン授業』を実施した。
確かに、フットワークが素晴らしかったとこもあるが・・・・
私の言いたいのはフットワークよりも『オンライン授業の質』だ・・・・・
実際に、いくつかの高校・学年の”オンライン授業”を見させてもらったが、
実に様々だった・・・・・・・
オンライン授業を実施しなくても、しっかりとした指示、チェックで、
生徒に勉強を取り組ませていた学校もあった。
さらには、
この休校期間、塾・予備校でガンガン勉強をすすめた生徒たちもいた。
逆にそうでない生徒もいた・・・・・・
既に、大人と子供くらいの差だ。
私はこれを『圧倒的アドバンテージ』と表現した。
こういった、諸々の学習行動の格差が、
高2進研模試のデータに反映されていた・・・・・・
ある意味、当然と言えば当然だ。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
ここ2,3日、一般の方から、ホームページの問い合わせホームにて、
立て続けにメールをいただいてた。
ありがとうございます!!
とても、ありがたいことと思っている。
奇遇なことに、いただいた3件、すべて高2の保護者の方だ。
ある私立高、あるトップ高、ある公立中堅校だ。
匿名希望だったり、実名でいただいたり、様々だが、
そこには『リアルで悩ましい現実』が書かれていた。
読ませてもらって、とても勉強になる。
まず・・・・ある私立高校に通う高2生の保護者の方。
私は、優秀な生徒ばかり指導しているように思われるかもしれないが、
決してそういうことはない。
現に、今回の定期考査で、なんとしても、クラス平均を超えよう!! と日々、頑張ってる生
徒も指導させてもらってる。
さらには・・・・
高卒認定をとって、大学受験を目指してる生徒も指導させてもらってる。
志望大学や、通っている高校で生徒を選別とかということは、一切ございません。
あるトップ高の高2生の保護者の方。
私の知らなかったリアルな現実・・・・・詳細は避けるが、あまりにも不公平な現実、
そしてそれに苦悩する生徒・父兄の思いが書かれていた・・・
そういう状況になっているとは知らなかった・・・・
“交通事故”に遭遇した・・こう解釈するしかないだろう・・・やはり、自立しかない。
最後に、ある中堅公立高校に通う高2生の保護者の方。
ある国立大志望だが、この高校では、現役合格は、2,3年に一人。
ご本人の努力はリスペクトに値する。
しかし、今のまま、このままの状態では、現役合格は極めて厳しい。
ご本人がどうの、こうの・・・・と言うことでは全くない。
とにかく、学習環境だ!!
普段の授業水準、そして普段のテスト、定期考査のレベル等々に”問題あり”だ。
彼の志望大学に現役合格するレベルが、どのようなものか?
これを肌で感じれない・・・・ここが一番のネックだ。
厳しい表現で、気分を害したら、申し訳ございません。
本音を言わせていただきます。
『井の中の蛙』です。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
では、太郎さん・花子さん問題を具体的に見ていこう!!
問題全体は、こんな感じだ!!
このタイプの問題は、『自分は、こう考える』というのはNG!!
すなわち、『自分』は、いったん横に置く。
『太郎さん、花子さんになりきって、彼らの視点で考える!!』
ここが、一番大切な部分だ!!
まず、
『主題は?』
『テーマは?』
『何をしようとしてるの?』
当たり前の話だが、ここをしっかりと明確にしたうえで、
問題文を読み進める!!
しかし・・・”敵”は、意外なところに色々と罠をはっている!!
テーマは、『台形ABCDの面積を”シーター”で表現する!!』
でっ・・花子さんは、こう考えた・・・・といういつもの展開だ!!
ここで、注意しなければならないというか、実は、”罠” の一つだが、
この台形は、特殊な台形になっている!!
それに”気付きにくく”してるということだ!!
すなわち、一番最初の条件、
AB//CD
AD=BC
から、等脚台形であることに気付けるかどうか?
実は、すべては、ここにかかってると言っても過言でもない。
通常我々は、台形ABCD というと、こうイメージする。
しかし、本問においては、こうだ!!
AB//CD かつAD=BC なので・・・・台形ABCDは、こんな感じだ!!
この状態で、図とにらめっこしても、なかなかしんどい。
受験生は、意外にも、このような状況で、等脚台形だという事に気付かず、
ごり押しで考えようとする。
いわゆる”目先を変える”という出題者の罠だ!!
じゃ、どうすればよいか?
こうやって、ノーマルなポジションで考えればいいだけだ!!
この状態で考えれば、花子さん、太郎さんの”考え方”は、すんなりと見えてくるし、
問題文中の“図形の対称性”というキーワードも、すぐ納得する!!
言われたら・・・『なぁ~んだっ!!』
『そんな、ことじゃん・・・・』
となるはずだ。
しかし・・・この『そんな、こと』に気付けない・・・
見抜けないのだ!!
共通テストについて、特に、言える事だが、
問題自体は、とてもシンプルだ。
それほど、難しくはない。
しかし、あえて、目先を外して、
いたずらに、難易度をあげる、
表現を変えることで、的を絞りにくくする・・・
こういう部分が、センター試験よりも多いように感じる。
太郎さん・花子さん問題・・・・
細かく見ていくと・・・・
問題の随所に、”目先を外す” ような仕掛けがかけられている。
結局は、経験値に帰着する・・・・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
『否定疑問文』
Isn’t ~ ?
Don’t ~ ?
等で始まる疑問文。
『~ではないのですか?』と尋ねるときに用いられる。
この否定疑問文に対する、答え方が、どうの、こうのと
教科書には書かれている。
確かにそうだし、間違いではない。
高1生にとっては、定期試験範囲・・・・覚えなきゃならない。
生徒に点を獲ってもらう・・・という立場で
私も、もちろん、徹底して覚えさせた・・・・でも、むなしい・・・
そもそも、これは、昔の表現であって、今では”死語(?)”
日本で言えば、明治時代の『書き言葉』
(ちなみに、付加疑問文は、日常会話ではよく使われる)
否定疑問文・・・実際は、疑問文として用いられることなんて、ほとんどない!!
なんて○〇なんだっ!!・・・という、驚き、感動の気持ちを表現する場合がほとんどだ。
この事実は、現場の先生たちも、ご存知なんだと思うが・・・・
しかし、立場上、そして、文法上・・・・きっちりと指導されているんだと思う。
実際のところ、この形は・・・・
『~ではないのですか?』⇒『~でないはずがない』⇒『メチャクチャ~だ』
って感じで、
感動するくらい○〇だ!!
びっくりするくらい○〇だ!!
というニュアンスで使われている!!
皆さん、ご存知の、『スティービーワンダー』
彼の代表作の一つに『Isn’t she lovely』というのがある。
皆さんも、どこかで一度は、耳にしたことのある名曲中の名曲だ。
この曲は、スティービーに娘さんが生まれた時のものだ。
娘さんが生まれた時の感動をそのまま、歌にしたものだ!!
この曲の冒頭が、まさにコレ・・・・否定疑問文ってやつだっ!!
Isn’t she lovely.
メチャクチャ、可愛いのさ!!
Isn’t she wonderful.
半端ないくらい素晴らしいのさ!!
Isn’t she precious.
言葉では、言い表せないくらい尊いのさ!!
・・・・・・・・・・・・・
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。