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DUOのno.35だ!!
In all likelihood, the birthrate will continue to decline steadily for years come.
ほぼ間違いなくこの先数年、出生率は減少の一途をたどるだろう。
要は・・・・・
in all likelihood ・・・・・ほぼ間違いなく ↤ 実現可能性が90~95%
同じような副詞に・・・・・
ten to one
almost
certainly
などなど、キリがないのでこれ位にするが、
これらを『たぶん』という意味でひとくくりにはしていないだろうか?
ネイティブは、明確に使い分けている!!
DUOには、こう書かれている!!
要は・・・・”度合”ということ。
おなじ『たぶん』という意味でひとくくりにしてはいけない!!
例えば・・・・・『思う』『考える』系の動詞
think
believe
consider
guess
suppose
image
ネイティブにとって、これらの動詞は、みな、同じくくりの単語だ。
ここでも、やはり、”度合” で使い分けている。
かなり前の話だか、以下は、私が、直接、ネイティブから聞いた話だ。
例えば・・・・
believe ・・・・中学で登場する動詞。『信じる』ということだが・・・
実は、ネイティブにとって『信じる』という認識ではない!!
thinkは、思う・考える
believeは、think よりもっともっと”深い”というか”強い”ニュアンスが込められている。
だから・・・”信念”だとか”確信”がベースにある!!
I think that ~~ ・・・・・断言を避けてる・・・・弱い表現。
I believe that ~~・・・・・think より強い確信、信念を込めてる。
では・・・・consider は?
think より、深く、じっくりと、熟考する・・・・
こんな感じだ。将棋の次の一手を読んでいる・・・こんなイメージだ。
guessは、think より・・・軽い、浅い、チャラい(?)こんな感じだろう。
では・・・image は?
think がアタマで思考するのに対し、
image は心の中で考える、描く・・・・・こんな感じだ。
このように
思考系の動詞も think を基準に
思う、考えるの ”強さ” ”確信度” などの”度合” で使い分けてる!!
もちろん、いうまでもなく
seeに代表される『見る』系動詞にしてもそうだ!!
視線の強さ・・・・・この度合で使い分けている・・・・・・・
本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
最後の『〆(しめ)』は、毎年恒例のコレだ!!
北大本番レベルよりも、かなり難しめにした!!
本番より、ゆるくして、自信を持たせるという”手”もあるが、
私は、あえて、本番よりもむずかしめにし、健全な危機感を持って、
本番に臨んで欲しい!!
本番よりむずかしめにすることで、逆に本番が楽に感じられる!!
この2点で、今年の予想問題をチョイスした!!
これが、今年の北大理系数学の私の予想だ!!
【大問1】空間ベクトル(福井大過去問)
【大問2】複素数平面(千葉大過去問)
【大問3】確率(一橋大過去問)
【大問4】数列と極限(浜松医大過去問)
【大問5】微分法、不等式への応用
生徒たちは、相当、苦戦していた・・・・・・・
まさに・・・本番直前に、洗礼を浴びた 状態だ!!
この経験が、絶対に、本番で生きてくる!!
【大問2】は、3倍角の公式に気付けるか?
【大問5】は、グラフが主役となる!!
いずれも、初めて、遭遇するタイプだ!!
この生徒の答案を見て欲しい!!
結果としては、完答まで、至らなかった・・・・・
しかし・・・配点30点の問題で、半分の15点を削り取っている!!
これが・・・・部分点を削り取る答案だ!!
この生徒の、ロジックは正しい・・・・
ただ、正解にたどり着けなかっただけ・・・・
採点される先生たちは、この受験生の”ロジック”を見てる!!
本問のロジックとは・・・・・
具体的に言うと以下の4つの工程で正解を導く。
この生徒は、正解までたどり着けなかったが、
以下の①②③まで、パーフェクトだった・・・
④の途中で、タイムアウトということだ。
すなわち・・・・
①②③の部分に対して、配点30点の半分の15点を
削り取った!!・・・・・こういうことだ。
つまり・・・・本問について、
採点する側は、下の4つの部分について、評価し、
それぞれに対して加点していく!!
国立大の2次試験の採点方式はもほとんど、このように実施されている。
①点Pの動きをxy平面上で追跡する。
②点Qの動きをχz平面で追跡する。
③空間座標で、求める立体の全貌を明らかにする。
④平面 χ=t で切断したときの、直角三角形の面積をtで表現し、
それを積分。
受験生、みんなの健闘を祈ります!!
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
高校生がよく言う『微妙』・・・・・
私は、日本語の中では、とても便利な言葉の一つだと思ってます。
ダメ!!って言いにくいモノに対して、”やんわり”と否定的なニュアンスを
込めながらも、全否定はしない・・・・こんな優しい”気遣い”を含んだ表現として、
使ってます・・・・
ハッキリと白黒をつけない、まさに”グレー”な表現です(笑)
で・・・・これを英語に表現すると?
いゃ・・・実は、とても厄介です!!
やっぱり・・・・どういうシチュエーションかにもよるので、
ひとくくりで『こうだ』とは言えません・・・・
では・・・私なら、どのように表現するか?
『微妙』・・・・・あるときは、シンプルに・・・・
I’m not sure.
また・・・あるときは『どうなのか、ハッキリしないんです』からの・・・
It’s unclear.
また、また・・・・あるときは『少しだけ・・・』からの・・・
A little bit.
こんな感じではないでしょうか?
我々が、何気なく使ってる言葉にも、そこには様々な”思い”を込めてます。
日本語には、そのニュアンスを英語では、伝えきれない言葉が数多くあります。
英語 ⇔ 日本語 1対1対応ではありません!!
しかし・・・・学校英語を考えてみた時、
英語学習の初期段階は、どうしても1対1対応にならざるを得ません。
現場において、様々なジレンマを抱えながら、指導されている先生たちも
相当数いらっしゃると察します。
とは言え・・・・学校経営・・・・
現場のマンパワー
そして、教育行政
2つの側面があり、素人がああだ、こうだ言えるほど、簡単な話ではありません。
さて、英語に訳せない日本語の中にこそ、他の国や文化にはない日本語独自の
奥深さが宿っているものだと思います。
例えば・・・・『お疲れ様です』・・・・これ、どう英語で表現しますか?
『いただきます』にしても『ごちそうさま』にしても、
ジャストフィトする英語表現は、存在しません。
極めつけは・・・
『雪に耐えて梅花麗し』
これ、シンプルに英語で表現したら?
こういった言葉の奥にある”思い”は、簡単には英訳できないってことです・・・・・
そこには・・・・“日本人の言葉と心の奥深さ”があるからです。
私は、ネイティブと話すようになって、
そして
ラインを直接するようになって、
このような部分にとても敏感になり、
日本の文化、心の素晴らしさを改めて、知ることが出来ました。
本当の意味で、英語を知ることは、日本を知ることになるんだと思ってます。
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。
国公立2次試験まで、あと2日。
”移動する”生徒たちは、本日が”移動日”だろう!!
実力養成会の受験生も本番に向け、それぞれの地へ異動する!!
釧路のスカイプ会員も、本日、午前中に札幌入りだ!!
さて・・・そんな受験生は、
毎回、毎回、過去問および予想問題をガチで解いている!!
合わせて、”スキのない答案”作成のための添削指導も!!
生徒たちの”戦闘能力”は、かなりのレベルまで仕上がっている!!
先日のお題はコレ!!
絶対値つきのsinの積分だ。
北大の典型的なパターンだ!!
最近では、2014年に出題されて以来、まだ出題なしだ!!
某予備校の”北大ファイナルチェック”にも載っていた!!
この辺の情報収集もぬかりはない!!
3人の生徒が、この問題をガチで解いた。
完答した生徒もいれば、途中でハマった生徒もいたが、
それなりの答案は書けるレベルになってる!!
◆スカイプ指導の生徒Aの答案(画像を送ってもらってる)
下の画像、右側の答案だ。
◆生徒Bの答案
◆生徒Cの答案
2次試験本番、、、
ハッキリ、言おう!!
君たちにも解けない問題も出題されるだろう。
それは、今から覚悟しておきなさいっ!!
だからといって、何も恐れる必要はない!
君たちは、しっかりと部分点を削り取ることのできる記述答案を作成できるから!!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。