中3生・・・・学力Cテストも終了し、志望校に関して、
真剣に考える時期に来ている事でしょう。
実力養成会にも、中3生の会員がいます。
今日は、『志望校』について、私が個人的に思ってることを書かせていただきます。
北嶺高校・・・・・
クラスの半数以上が国立医学部志望。
東大志望者もクラスに5、6人。
立命館のSPクラスも、同じような感じです。
彼らにとっては、国立医学部や東大を目指すことは普通のこと。
また、クラス自体がそんな環境にあるってことです。
では・・・・・・いわゆる中堅高・・・・
医学部志望者、東大・京大志望者は、ほとんどいないでしょう・・・・
北大となるといるでしょうけど、数えるほど・・・・・・・・・・・・
で・・・・北大であれば、どの位の点数であれば合格出来るのか?
北大に合格する人は、いま、どんな勉強をしていて、どのレベルまで到達してるのか?
この辺が、イメージつかないんです!!
本人は『自分は今まで数学の定期試験で80切ったことがないし、数学が得意だし!!』
とは言うんです・・・・
本気でそう思っているし、本気で北大を目指してるんです。
中堅高の定期考査で8割きったことない・・・・『見かけの』点数なんです(泣)
解法暗記のみで達成した点数・・・・決して意味がないということではありません。
本人も頑張ったんです!!・・・・そこは、しっかりと認めたうえでの話なんですが、
皮肉なことに、完全なる『井の中の蛙』状態。
本人を責めているわけではありません。
環境が、そうさせてしまうんです・・・・・
各高校の進研模試に対する取り組み方、結果の受け止め方、そして模試そのものに対す
る向き合い方も、トップ高校、中堅高校では、全然異なります。
よかれあしかれ・・・・
朱に交われば赤くなる
なんとも、悩ましく、もどかしい話です。
私自身、2人の子供たちを見てて、大学受験というものは、
このような『環境』がいかにデカいか?・・・・痛感しています。
特に、高2の愚息は、まわりの環境に引き上げってもらってる典型的なケースです。
言うまでもなく、高校合格難度の差は、
その後、クラス環境の差となります。
3年の月日は、この差を劇的にさらに大きくさせます!!
将来の大学受験を考えれば・・・・・
ここを重視するならば・・・・・・
無理してでも、上を目指すべきだと思ってます。
さらには、指定校推薦の枠も全然違います!!
実力養成会には、過去に指定校推薦で早稲田大(政経)、中央大学(法)、明治大学(政経)に
合格した生徒がいます、この他にも数多くの指定校推薦合格者がいます。
ただし、志望校決定に関しては、”大学進学” 重視以外にも、様々な視点があります。
通学時間の問題・・・・・・
校風が自分にフィットしてるか・・・・・
あくまでも、高校合格がゴールではなく、その先の大学進学に重きを置くなら
ば・・・・という前提です。
もし・・・無理して、背伸びして、合格した後は?
授業についていけなくなる・・・・
3年間、ずっ~と、下位に・・・・・と考えませんか?
高校へ入学したら、その後は、全員横一線です!!
トップで合格しようが、ギリギリで合格しようが、
あるいは、平均的な成績で合格しようが、
入学した後は、本人次第なんです!!
高校入試の結果と3年後のセンター試験の成績の相関表など、
上位高では、進路説明会の時に配布されるでしょう。
相関関係は、それほどありません!!
どの高校の先生たちも、
『高校入試の成績と高校3年間の成績には、相関関係はそれほど見られない!!』と
言ってます!!
実力養成会には、
東西南北、旭丘、釧路湖陵、帯広柏葉、北嶺、立命館の他
市内の中堅高の生徒にも数多く通ってもらってます。
このような生徒たちを直接指導し、
色々と話しているから見えてくる部分もあります・・・・
本人が、しっかりとした意識をもち、鋼の精神を持ち、
的確な情報をリアルタイムでゲット出来ていれば、
“環境の差” はどうって事はないのですが・・・・
現実は、そうも言ってられません。
同じ、朱に交わるなら・・・・・
どんな朱がいいのでしょうか?
数ある中の一つの意見として受けとめていただいたら幸いです。
本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。