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まず、嬉しい報告です!!

実力養成会のある中3生が数検準2級(高1レベル)合格しました!!

 

 

おめでとうございます!!

 

 

 

さて、今日の、内容は、『予備校講師』という職業についてです。

 

あくまでも、指し障りのない範囲内での話です。

 

ほとんどの予備校講師は、『フリーのアナウンサー』さんと同じで、個人事業主です。

 

フリーのアナウンサーさんであれば・・・・・・

今日は日テレ、明日はフジテレビ、で、次の日は連続で朝日・・・・というように、

大半の予備校講師も、月曜は〇〇予備校で火曜と水曜は△△予備校、金曜は〇〇公務員系

予備校で、土曜は〇〇高校の時間講師・・・・・・・こんな感じです!!

 

なかには・・・・

〇〇大学で講義、〇〇看護系予備校の講師、◇◇専門学校の講師・・・

という方もいらっしゃいます。

(手前味噌ですが、私も某大学からオファーをいただいたこともあります)

 

 

実力養成会には、このような講師の先生に、2名来ていただいてます!!

2名とも、私の予備校講師時代のいわゆる”講師仲間”です!!

2名とも、大学教授を退官された方々です。

 

以前、以前実力養成会に来ていただいてた先生は、〇〇高校の時間講師も兼ねてました

が、実力を買われ、その高校の職員として採用されました・・・・

 

予備校講師・・・・・まさに、実力の世界です!!

 

実力のある講師は、あっち、こっちから引っ張りダコです!!

予備校のみならず、大学からもオファーがあったりもします!!

 

当然、実力のない講師は、消えていきます・・・・・・・・

 

では、実力のある講師とは?

 

ズバリ、生徒の成績をあげる講師です。

 

相手は、大学受験生です・・・・・

『楽しい』だとか『わかりやすい』だとか『やる気にさせてくれる』

このようなことは、それほど重要ではありません。

 

要は、この先生は、合格まで導いてくれるのか?

 

導くだけの力をもってるのか?

 

 

生徒たちは、この辺の部分は、きわめてシビア―です。

 

 

要は、圧倒的知識と圧倒的指導力だけです!!

 

 

人気のある講師は、メチャクチャ勉強してます!!

過去問を常に解きまくってます!!

常に、情報は、更新しています!!

そして、彼らに共通してるのは、すさまじい読書量です!!

自分の専門分野以外の本でもバリバリ読書してます!!

私が、真面目に読書するようになったのも彼らの影響によるものです!!

 

 

特に難関大学を目指す生徒を担当する(担当できる)講師であればあるほど、

勉強はしてます・・・・・・・・・

 

予備校講師の世界は、力のあるものだけが生き残ります。

実力の世界そのものです!!

ですから、力のある講師は、ドンドン実績を上げていきます。

 

 

私が、いつも書かせてもらっている、

『予備校(塾)の本質は、合格実績と授業の質』

というのは、こういう世界で生きてきたからこそのものなんです!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

『命の授業』腰塚勇人先生

元中学教員、現在は、講演家。

 

腰塚さんは、中学校の先生をしてたある日、

スキーの事故で首の骨を折る大けがをしました。

幸い手術により一命は取りとめますが、

一週間たっても首から下は全く動きませんでした・・・・・・

担当の医師から『一生寝たきりか、車椅子の生活になります』と宣告された飯塚さんは、

毎日死ぬことばかり考えていたそうです。

 

そんな飯塚さんに生きる勇気と元気を与えてくれたのは、周りの方々の温かい応援と励ま

しでした。

『何があってもずっと一緒にいるから』と言ってくれる奥様。

『代われるものなら代わってあげたい』と言うお母様。

『先生、待ってるから』と回復を信じ激励に来てくれる生徒、そして仲間たち。

 

越塚さんは、こうした方々の深い愛情に包まれながら、

『これからはいつも笑顔でどんなことにも【ありがとう】と言おう』と誓ったそうです。

 

その後、厳しい困難なリハビリに取り組んだ結果、ついに四カ月後、

現場復帰を果たすまでに回復しました。

 

現場復帰するにあたって、腰塚さんは、次の『五つの誓い』を立てました。

 

〇口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう

〇耳は人の言葉を最後まで聞いてあげるために使おう

〇目は人のよいところを見てあげるために使おう

〇手足は人を助けるために使おう

〇心は人の痛みをわかるために使おう

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

この春、ロケットスタートをきった高1生です、今回の定期考査は総合で学年20位。

 

定期試験後、”秋の英検”を想定し、ドラゴンイングリッシュに取り組ませてます。

とにかく各高校、英検受験者激増中・・・これも時代の流れなんでしょうね。

◆さらに、定期試験後から『速単/必修編』音読にも取り組ませてます!!

◆ロケットスタート・・・・この生徒にとって、はかりしれない『自信』となりました。

 

 

高校入試が終わってから、入学式までの過ごし方で、

こらから始まる高校3年間がほぼほぼ決まる!!

 

ということです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2019
7/10

昆布漁

ブログ

十勝管内広尾、音調津。

 

昆布漁の時期になると、そのバイト料の高さに魅せられ、

札幌からバイトの大学生が大挙してやってくる!!

 

もちろん、住み込み。

 

期間は、昆布漁のある40日間。

 

しかし、バイト初日で、ほとんどの大学生は、

シッポを丸めて、逃げ出す。

 

3日持てば、地元の漁師さんに”大したもん”って褒められる。

最後まで、バイトをやりきる大学生は、一人か二人。

 

 

朝5時の漁協のけたたましいサイレンとともに、

船は、一斉に沖に向かう!!

漁の時間は、8時までの3時間。

限られた『時間』の中でどれだけ捕るか?

1分1秒を争う!!

昆布が船一杯になると、岸に向かう。

岸壁の上には、軽トラに乗った家族、親戚が待機している。

いわゆる“丘周り(おかまわり)”と呼ばれる人たちだ。

軽トラに搭載したウィンチで昆布を引き上げる。

船を空にしたら、また沖に向かう。

丘周りの人たちは、すぐさま、コンブを干す。

海からあげたての昆布は異様に重たい。

私は、これで腰を悪くした。

一見、簡単そうに見える、昆布干しだが、熟練の技が必要。

乾いて、昆布が石に引っ付かないように、こまめに、昆布を“引く”

昆布を石に、ひっつかせたもんなら、

漁師さんの愛ある(?)グーパンチ(今は、ないでしょう・笑)

根は、いい人たち・・・・・しかし、昆布漁となると人が変わる!!

“押し切り” で昆布を均等の長さに切り、昆布小屋に寝かす。

 

シケの日・・・・波の高い日(船をだせない日)・・・は『ひらい(ひろい)昆布』

胴ヅケを身にまとい、海中に浮かぶ昆布をひろう。

波が高いので、気を抜くと、体が持ってかれる!!

 

昨年夏、不幸なことに、『ひらい昆布』中の漁師さんが亡くなっている。

様似での事故。

プロ中のプロの昆布漁の漁師さんでさえ、命を落とす。

決して、、大げさな言い方ではない、命をかけた仕事(バイト)だ!!

だから、自分の置かれてる状況を理解すると大学生のバイト連中は、しっぽを丸めて、逃

げるようにこの地をあとにする・・・・・大学生のこの行動はある意味、”自然”

 

ここは、男たちの命を賭けた戦場。

 

 

最近、この昆布漁のバイト、その過酷さから人手不足らしい・・・・・・

 

いかに、過酷か?・・・・それは、やったものにしかわからないだろう。

 

私は、40日間、やり切った!!

しかも、2年間。

 

この2年の昆布漁の住み込みバイトで、つちかったものは・・・・・

『鉄の根性』

『サマになる、ねじりはちまきのまきかた』

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

気付けば・・・・実力養成会通信も、今日で

 

第1192号

 

『1192・・・イイ国、作ろぉ~、鎌倉幕府』ではないですか!?

 

ということで・・・・・

鎌倉幕府と言えば、ご存知『源頼朝』

数年前までは、教科書にも載ってた有名なこの肖像画・・・・・・

 

国宝にも指定されるほど美術的価値の高い作品です!!

作は、12世紀末、藤原隆信とされ、現在、京都神護寺が所有してます!!

 

今では、教科書には、載ってないんです・・・・・・・・・

 

史料集には載ってますが・・・・・

あくまでも『鎌倉文化の肖像画』の代表作品のひとつとしてです・・・・

源頼朝像』 とあります!!

数年前までは『源頼朝像』でした・・・・この『』って?

 

ご存知の方も多いと思いますが、

ある美術史家が、モデルは、源頼朝ではなく、

足利尊氏の弟の”直義”であると提唱しました!!

今では、歴史学者の間でも『通説』とされ、

『源頼朝像』 ⇒ 『源頼朝像』 とされ、

 

教科書への掲載が見送られたり、本人とは断定できない と解説が添えられてます。

 

他にも・・・・・

足利尊氏と言えば・・・・・やはりこれ。

この肖像画も、現在では、別人のものと考えられてます。

よって、今の教科書には、この肖像画は記載されてません。

史料集(山川出版)には、別の肖像画が記載されてます。

 

あくまでも、大学入試においては、教科書に書かれてある事が真実ですからね!!

 

教科書が全てです!!

 

 

このことを踏まえて、さらに言わせてもらいます!!

 

ここ数年・・・・

新たな遺構の発掘や、新史料の発見、さらには、比較・検証が多角的に行われたり、

高度な分析機器の普及により、新説がドンドン生まれてます!!

 

最近の話でいえば『大阪城』の地下に眠る豊臣秀吉時代の『大坂城』の発掘調査が典型的

な例でしょう!!

 

このように、新説、および従来の通説が覆されたり・・・と色々と動きがあります。

それらが、教科書に反映されるまでには、当然時間がかかります!!

一般に知られてないだけで、学会では、そんなのもう古い!! という話は相当数あります!!

 

今回、紹介させてもらった、源頼朝、足利尊氏 の肖像画も、氷山の一角ってことです!!

 

 

さて・・・・

一度覆された通説が再び注目を浴びることもあります。

これまで、謎に包まれてきたことが、一気に解明することもあります。

 

何が真実か、あるいは、何が真実に近いのか?

これを考えることこそ、歴史を楽しむ醍醐味だと思ってます。

 

日本史を指導させてもらう者として、

こういった醍醐味も生徒に伝えていきたいと思ってます。

 

 

繰り返しになりますが・・・・

受験生の皆さんにとっては、教科書が、すべての真実!!   ですからね。

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。