ニュース・ブログ

◆市内トップ高に通う、高3生のコメントです!!

CIMG6622

 

いわゆる、”〇〇〇人のごぼう抜き”をやってくれました!!

 

しかも、市内トップ高校での話です。

 

具体的な点数、順位も、紹介したいのですが、本人の要望なので、伏せました。

 

素晴らしい、結果です!!

 

 

生徒の学力をいかに上げるか?

それは、いかに家庭学習を定着させ、その質を高めるか?

結局は、ここに帰着します。

スカイプ指導の導入の最大の理由もここにあります!!

 

 

 

 

塾、予備校の現場では、ごく一部のどうしょうもないとこを除けば、ほとんどの塾・予備

校では真剣な熱血指導が展開されています。

ですから、講師の力量によりますが、授業だけでも、点数は伸ばせます!!

しかし、それは、『瞬間最大風速』ででしかありません。

 

本物の力を養成し、コンスタントに点数を叩きだすには、いかに、密度の濃い、実のある

家庭学習を継続して実行させるか・・・ここに尽きます。

 

今回のこの事例は、この典型です。

 

 

それと・・・・・忘れちゃならない事・・・・・

この生徒も、とっても素直です!!

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

◆現代教育を語るうえでキーワードになった感がありりますね『学力低下論』

CIMG6636

そもそも、『学力低下論』の根っこは、筆者も指摘しているように、

『大学生の数学力の低下』にあります・・・・・

 

日本応用数理学会

日本数学教育学会

日本数学会

などの、偉~~い、学者さんたちが、こぞって、

新学習指導要領に対して、批判めいた声明を発表したんです・・・・

よせばいいのに、こんなこともコメントしたんです・・・・・

 

『理系大学教育の崩壊につながる』

 

これが、そもそもの始まりなんです・・・・

 

そうなると・・・・・水は、高いところから低いところへ流れるように

大学⇒高校⇒中学⇒小学校 と学力低下論争は、ドンドン その土俵を変えて白熱化してい

くわけですよ。

 

私は、学生や生徒、児童、及び保護者は被害者だと思っています。

文科省の施策を云々する気は、ありません。

文科省だって、精一杯のことは、やってるんです・・・・・

 

ただし、一般ピーポーである我々は、指をくわえて待ってるだけじゃダメってことです。

 

すべて自己責任・・・そして自己防衛

ここなんです。

 

 

筆者は、最後に

学力低下論争を今後に生かすには?

教育は、結局、誰がどう動かすか?

 

というかたちで、本書を締めくくってます。

とても興味深く、読ませてもらいました・・・・

 

しかし、現実は、というと、

結局、我々塾屋が、教育を動かしてるんです・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

◆中公新書、お馴染みの”ぶっちゃけ話”シリーズの一冊!!

CIMG6593

私は、この”ぶっちゃけシリーズ”の大ファンです。

さて、今回は、全国の高校の『進路のセンセイ』のぶっちゃけ話です。

 

 

裏表紙にこんな事書かれてます・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「アホ大学のバカ学生」になるのは、必然!?

最低限の教養もないバカ学生を送り込む高校に憤る大学教員。

様々な試験方式を繰り出してくる大学に翻弄される高校教師。

その狭間で、混乱する生徒たち。

全国の高校5060校に必ずいる「進路のセンセイ」の目から大学進学の舞台裏を暴く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

読んで感じたこと。

①”ぶっちゃけ話”だけあって、まさにリアリティそのもの。

②私が、感じたり、思ったりしたことは、全国各地の高校の進路のセンセイも同じことを感じてたんだなぁ~と、ほっとした。

③「進路指導がうまくいくかどうかは、親次第」と叫んでいるセンセイが紹介されてました。私もまったく同感。まさに『これ、わっかるぅ~!!』っ感じ。

④特にみなさんに読んでいただきたい部分がここです!!

CIMG6594

今、各大学の経済学部では、『数学の出来ない学生』が大多数を占め、大変なことになっ

てます・・・・・。大学関係者の間では、切実な問題です。

経済学部・・・・・日本では、文系の扱い、しかし微分積分学の知識、技術を用います。

 

ちなみに、オーストラリアでは、経済学部は、完全に理系のくくりになってます!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

現在、スカイプによる指導(パソコンのテレビ電話)の導入を検討しています。

最終のツメの段階に来ています。

 

5月から、英語・数学で本格的に稼働させます!!

 

スカイプ画面・・・・・・・・・ CIMG6609

しかし・・・・・ メインは、いつもの対面指導!!

スカイプによる指導は、この対面指導を補完するサブ的な指導です。

 

ただし、学習効果を考え・・・・・

モチベーションの高い生徒限定です!

 

 

こちらの学習指示を100%実行する生徒に限らせてもらいます。

他力本願の生徒にとっては、『不便』『面倒くさい』って不満噴出が想定されます。

 

さて、このスカイプによる指導は・・・・ こんな生徒に最適です!!

 

◆普段、遠方から通ってくれている生徒。

◆学校の宿題に追われ、時間管理が得意でない生徒。

◆一週間、ギッチギッチに学習指示を出して欲しい、そして、ガンガン、チェックをし

て欲しい生徒。

◆やることが多すぎて、通う事もままならない生徒。

 

スカイプ指導は、通常の 本科生1コマ120分、現役生1コマ90分の指導料金とは、異な

る、料金設定となります。

 

通常の対面指導と異なり、様々な不都合が生じるでしょう・・・・

それは、その都度お互いに相談して解消して、実行を通してクオリティーを高めてい

く!!・・・・・・このように考えております。

 

まず、始めることに意義がある!!

自転車と同じです!!

 

ペダルはこがないと前へ進みません!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

先日、ある高3生のお母様と面談させていただきました。

 

志望大学の事、普段の家庭学習の事、懸案となっていたカイプ指導の事など色々とお話

させていただきました。

その中で

高3となり、学校の数学の授業は、難問ばかり取り扱っている・・・・・・

本当に、これで大丈夫なのだろうか?・・・・とても懸念されてました。

お気持ちは、よ~く、わかります・・・・・。

同じようなお気持ちの保護者の方は、実は、数多くいらっしゃると思うんです。

cimg2406(画像はイメージです)

 

学校の授業で難問ばかり扱う⇒難問が解けるようになる!!    とはなりません!!

難問ばかり、扱うという事なので、それなりの意図はあるんだと思いますが・・・・

 

そこで、私の意見を述べさせていただきました・・・・・

 

高2生までの間は、普段、数学を勉強する時は、「数列」「積分」「空間ベクトル」と

いった具合に、分野名、単元名がつきます・・・・ですから、問題を解く際も、それ前提

(どの単元かは百も承知)で解きます。使うべき公式や、解法パターンも”見え見え”の状態

で解きます。普通に、真面目にやっている生徒なら、解けて当然。

 

大学入試数学・・・・

問題を見ても、何をしていいのか?  すぐ、見当はつきません。

そこで、じっくりと問題と向き合い、問題文の意味を考え、自分が今まで学んできたこ

とを走馬灯のように思いめぐらし、解答の糸口、突破口、着眼点はどか?・・・・・・・

思考回路をフル稼働させます・・・・・

 

時には、複数の解法が候補に上がるかもしれません。

 

一見、難しく見える問題も、実は、各分野、各領域の基本概念、の組み合わせで解けるよ

うに問題が作られているんです。

国公立2次試験では、仮に、完答できなくても、部分点、中間点は与えられるようになっ

ています。

満点は、必要ないんです。

部分点の寄せ集めだけでボーダーに持っていけるんです。 

 

国立2次数学でボーダーを越えるために大切なこととは・・・・

①手持ちの武器(基礎的な知識、概念及び計算技能)を常に磨く

②初見の問題でも、じっくりと向き合い、自分の知識や経験に結びつける

③複数の解法パターンを立案し比較検討する

 

すなわち『向き合う』⇒『思考回路をフル稼働』⇒『試行錯誤する』⇒『比較検討す

る』⇒『答案に自分の主張を表現する』

このトレーニングです!!

 

ただひたすら難問の解法を黒板に書き、生徒は、ただ、それをひたすらノートに写す。

夜、家で、そのノートの”字づら”を追っかけて、理解を試みる・・・・・・

提供されたものを、ただ理解するだけの”受け身”の勉強・・・・・

時間の浪費としか言いようがありません。

 

 

 

こんなことしてても、2次で点数は獲れません

 

入試は、答案にどれだけかくか?

どれだけ、部分点を削り取るか?

ここです。

 

答案に書いてなんぼ!!の厳しい世界!!

 

 

その生徒の志望大学学部の出題形式、頻出問題を総合的に勘案した私の厳選した良問を

習する方が、100倍有効です。

私の場合、ただ演習させて、解説を入れる・・・・という指導ではありません。

まず、作問者の意図を必ず伝えます。

生徒の、答案の隅から隅まで、消しゴムの後まで、つぶさに見ます。

本人が、どのような思考で、challengeしてたのか? を判断します。

その上で、良い部分、マズい部分、修正をかける部分を指摘します。

 

単に知識を持ってるだけじゃ、役にたちません。

必要なのは、『使える知識』です。

 

 

ちなみに、下の画像は、今年の札幌医科大学の数学の2次試験、大問4番をある生徒へ解かせた答案です・・・・・・・じっくり見て下さい!!

この生徒は、完璧に解き切りました!!

基礎基本の反復でここまで解けるんです!! 難問の解答解説の字づらを追っかけるだけけでは、このような答案は書けません!!

初めて、直面する問題・・・・自分なりの着眼点を持って臨み、これまで学んできた原理・原則と基礎基本を組み合わせて、発想して解いているのが伺えます。

 

今まで学んできた原理原則とは?・・・・この答案にそって超具体的に説明しましょう!!

まず、第一に、体積、面積関連は、絶対にグラフ。しかも大きく、見やすく!!

『グラフが主役』

次に・・・・求積問題の王道は『全体から余計な部分を引く』

全体をVとし、余計な部分は、V1,V2,・・・とし、それぞれ、個別で計算する。

 

タイトな計算になればなるほど『定積分をゴリゴリするんではなく、事前に不定積分を計算しておく』

いつも、持っていなきゃならない気持ち・・・

『こんな計算でひるむな!!』『常に、しなやかに』

私が、普段から、いつも、しつこく伝えている、これらの基礎基本の組み合わせで、この生徒は、今年の札医の2次の大問4番を鮮やかに完答しました。私の伝えてることを素直にそのまま実践したからです・・・・・

CIMG6412

おわかりいただけたでしょうか?

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。