第2回全統記述模試、数学の講評です。
標準実施日は先週の日曜でしたが、それ以降も実施している高校がありました。
よって、本日、講評ということです。
まず、今回の記述模試は、全て、良問ばかり!!
『良問』とは?・・・・・・
具体的に言うと、良い問題、すなわち、今年の入試で”狙われそう”な問題、
それと、『問題を解くときの考え方』であったり『問題を解くときの着眼点』が、色々な場面で”使える”・・・・・汎用性があるっ!!ってことです。
そこで、理系の大問4番をとりあげます。難易度でいえば、”北大理系標準レベル”
解けた人も、解けずに悔しい思いをした人も、解き直しをして、既に”完璧”という状態
にあるっていう前提で話を進めます!!
もし、”完璧”でない・・・・というのであれば、改めて、解き直しをしたうえで、この通
信を読んでくださいね。
この問題も、今となれば、しっかりとしたストーリー仕立てになっているってことがわ
かりますね。
一見、何の関係もなさそうな、f(χ) と g(χ)・・・・・・・・
ところが、メチャクチャ”リンク”していますね?
(3)を解く上で(1)と(2)が『いい味』だしてますね?
先生がいつも言っている『斜めから見る』『作問者の立場になって考える』
『ずる賢く立ち振る舞う』・・・・・これらをすべてを網羅した良問です。
◆まず、この問題のメインテーマは?
この問題の”考え方” ”着眼点”・・・・・・・
メチャクチャ大事!!
いいですねっ!!
ところで、なんで、ストーリー仕立てか?
それは、いたって簡単!!
この模試にしても、もちろん、大学入試問題にしても、問題作成者は、最初から、(1)⇒(2)⇒(3)という流れで問題を作っているのではありません。
まず、最初に、メインディッシュを確定させ、それを解くにあたり、そのプロセスで、要所要所を、(1)、(2)という形で問題を作ってるんです!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。