私が、どのように、生徒の持つ苦手意識を克服させているのか?
今日は、この部分について、報告させていただきます。
『上手くできないかも・・・・・』
このような不安は誰にでもあります。
大人だろうが子供だろうが同じです。
うまくできないかも・・・・このような”思い込み”が
意識的に、あるいは無意識のうちに、
ものごとにチャレンジすることを避けるようになります。
このようにして『苦手意識』が形成されます。
しかし、『苦手意識』は、多かれ少なかれ持っているものです。
問題は、苦手意識を持っていること自体ではなく、苦手なことに対して挑戦していくか、
あるいはそれを避けるかということです。
ここが重要な分岐点となります。
苦手意識をどう克服させていくか?
苦手なことを恐れて挑戦を避けている状態から
少しずつでも挑戦できるような機会を
設定してあげることが我々の役目です。
いきなり、
『やる気を出そう』と励ましてもうまくいく可能性は見込めません。
そうではなく、『失敗してもいいんだよ』と言って安心して失敗出来るようにすることが
重要ではないでしょうか? もちろん、スモールステップの大原則に則って、うまくいくこ
とが見込めるようなハードルを設定したうえで。
それでも、完璧にできないかもしれません。
完璧ではない中でも、その生徒の”強さ”や”良さ”を見つけて出来ている部分をしっかりと
見つけて、励まし続けるだけです。
このように少しずつ挑戦していくことが出来ると態度も少しずつ変わってきます。
態度は、生徒自身が作り出すものです。
我々は態度だけを変えようといくら頑張ってもそれは、無理です。
態度はいじらないで挑戦しようという行動を少しずつ引き出すことによって、
その結果として態度が変わっていくのです。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。