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2015
5/12

「ほめること」の大切さ

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私たちは、子供のころに学校で先生からほめられて嬉しかったという経験があったと思い

ます。

ほめられることは、気分の良いことです。

テストで良い成績をとったとき・・・・

スポーツ大会で入賞したとき・・・・・

今思い起こせば、何とも言えない、満足感を感じたことって、誰にでもあるのではないで

しょうか?

このように、他者からほめられることや、自分自身で達成感を体験することによって、私

たちは、もっとがんばろうと思ったはずです。

「ほめること」は、指導というフィールドでは、とても重要なものとなります。

 

しかし、実社会では、

「ほめても、生徒は言うことをきかないっ」

「ほめると、かえって、つけあがる」

「ほめると、逆に、もっとわがままなことを主張する」

という風潮もあります。

これは、「ほめること」への誤解です。

「ほめること」と「おだてること」は、全く、違います。

 

逆に、「ほめる」ということは、

相手に対する観察力が鋭くなければ、

的確に、「ほめる」ことはできません。・・・・・・

 

 

 

 

実力養成会では、現在、第1回全統マークの自己採点結果をうけて、面談を実施しています。昨日も、高3生のA君、O君、高卒生のS君と面談しました。

今日は、今野が、実力養成会が、実施する「面談」についてお知らさせていただきます。

 

今回の面談内容は、以下の通りです。

① 3月にたてた、5月目標、すなわち、今回の結果について、どう受け止めているか?

・良かった点は?

・悪かった点は?

 

②8月の第2回全統に向けて、各教科ごとの、目標点(デットライン)を決める。

《8月の結果で、センター本番の得点が決定されるという現実を受けとめさせた上で》

 

③8月、目標点を達成するために、今日から、具体的に、どのように勉強していくか?

・今回の、「よかった点」「悪かった点」をどの様に、日々の勉強に反映させるか?

・5月までやってきた、勉強、方法、使っていた教材、問題集、参考書、単語帳、これらは、このままで、大丈夫か? バッサリ、変えなくてもいいか?

・5月まで、やってきた勉強で修正する点はないか? あるとしたら何をどのように修正するか?

 

面談するうえでの、今野の、「基本スタンス」は・・・・・・

▲今野が指示ではなく、生徒本人に考えさせ、生徒本人に決断させ、そして、生徒本人に行動を起こさせる・・・・ここに集約されます。

 

まとめ

▲「面談」とは、相手の行動に変化をもたらすものです。

▲行動に、変化をもたらさないのは、単なる「雑談」です←「雑談という名の面談」が多すぎると思いませんか?

▲「面談」は、面談者の「スキル」で、”薬”も”毒”もなります。

 

 

 

 

 

「人は、光を当てた部分が大きくなる」

ある、著名な教育心理学の先生のお言葉です。

私も、今までの指導経験を通じて、全くの同感です。

 

生徒の強みにスポットライトをあてる・・・・・・

 

「ここが、〇〇クンのいいところっ!!」

と言ってくれる存在が、周りに一人でもいることは、

その生徒にとって大きな意味のあることであり、かけがいのないことです。

 

実力養成会の先生はみな、生徒の強みにしっかりとスポットライトを当ててくれます。

いつも、みんなの「強み」はどこかな・・・と考えながら、指導させてもらってます。

実力養成会の皆さん、保護者のみなさん、こんにちは。

今日は、実力養成会並びに、今野の今年度の決意表明です。

 

大学入試、特に医学部入試は、熾烈な戦いです。

生徒は、命を削る思いで、日々頑張っています。

札医のある先生は「2回入試を行うと半分合格者が入れ替わる」とおっしゃってました。

最後の最後、合格を勝ち取るには、気持ちで負けない、運を引き寄せる「本番力」

この「本番力」に対する強い”こだわり”・・・・・・・・

昨年度、数名の生徒を合格まで導けなかったという事実を真摯に受け止めると、

今野の課題は、この部分に、集約されると、考えました。

 

「本番力」・・・・・・・・・・・・・

 

試験本番で、練習通り、普段通りの力を発揮する(させる)、これまでの勉強でやってきたことを、本番の現場で出す力・・・・これが「本番力」です。

「本番で、いつも通りの力を出す」・・・・今野も普通に言ってきました。

しかし、これって、真剣に考えれば考えるほど、非常に精神力のいることです。

本番・・・・・試験会場では、何千人という数の受験生がいます。

その数に圧倒してしまったり、負けられない戦いを背負っているという緊張感もあるでしょう。試験本番で、普段通りの力を発揮するのは、容易なことではありません。

「あれだけデキる人が、落ちたのか?」という受験生が毎年のようにいます。事実、実力養成会にもいたわけです。

原因は、「本番力」が足りてなかった、と認識しています。

 

「本番力」だって鍛え上げることは、出来ますっ!!

 

「いつも通りの力をだそう」、「普段通りでいこう」・・・・・・・・

これでは、本番でいつも通りの力を出せても、いつも以上の力は出せません。

普段、練習で、てきていないことは、本番でできるはずはありません。

普段の学習(指導)を本番に向けた、実践トレーニングという意識で臨ませなければならないと考えています。

本番以上に緊張感をもって、取り組ませていきます。

そして、本番は、平常心で臨ませます。

 

「本番力」をつけることの根本にあるのは、普段の指導を本番以上にシビアにやる!!

という、姿勢を講師側が持つことです。

私は、生徒に「去年と同じことをしてたら、結果はまた同じ」と檄を飛ばしてます。

これは、我々講師側にもいえます。

ですから、我々も、「変えるところは変えて」さらに「進化」していきます。

実力養成会を信頼して、実力養成会についてきてくれてる生徒と保護者のために。

 

 

 

 

2年前に、聖マリアンナ医科大学、獨協医科大学に合格した、実力養成会OBの Y.Rさんの

全統マークの得点推移です。

 

                                             《5月》《8月》《10月》

英語(200点換算)   150  ⇒ 188 ⇒ 200

数学ⅠA         75 ⇒ 87  ⇒ 91

数学ⅡB                            68 ⇒  82  ⇒ 92

生物                                     65 ⇒ 89  ⇒ 87

化学               64 ⇒ 76  ⇒ 84

 

Y.Rさんは、中高一貫校出身でした。典型的な「優等生」でした。

現役時代は、旭医AO不合格、旭医一般不合格、聖マリ不合格、独協不合格。

浪人となり、他予備校と併用の形で実力養成会に入会しました。

私は、数学指導のほか、他科目の学習指示、チェック等もやりました。

 

Y.Rさんは、医学部を強く意識するあまり、

とにかく、難しいことを、無駄にやり続けてました。

持ってる、参考書、問題集はどれも・・・・・・

「ハイレベル〇〇」、「医学部合格の〇〇」・・・・・・・

しかも、どれも、中途半端・・・・典型的な ”医学部志望者あるある” でした。

 

この生徒にとって、必要なのは、ハイレベルなことではなく、

基礎から標準までの典型問題を手早く、ミスなく解けることでした。

問題集を3冊やるより、1冊の問題集を3回やる方が、圧倒的に効果が出ます!!!!

 

数学は、誰もが知ってる「4ステップ」と「青チャート」

英語は、「DUO」と「ネクステージ」をとにかく、徹底して反復させました。

特に、「DUO」の例文暗記については、毎回の数学の授業前に、私が口頭でチェックテ

ストを行いました。10月までに、全例文560、見事なまでに、完璧に暗記しました。

その結果、10月の全統で3科目の総合SSは65を超えました。

満を持して、10月の全統マーク以降は、聖マリと独協の過去問演習に突入しました。

10年分を全教科、3回は解きました。

 

その結果、聖マリ、独協は受かるべくして合格です。

 

このY.Rさんの事例こそ、医学部合格の基本戦略です。