実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島のY君、
総合進学塾宇都宮スタディーフィールドのみなさん、八雲のG君、こんにちは。
センターまで、
あと、7日です。
今日のテーマは、
「国語のできる生徒は、全教科において出来る!!」という話です。
以前、私が働かせてもらっていた予備校で、マーク模試の国語の点数と他の教科の点数の
相関関係を調査したデーターを見せてもらったことがあります。個人差は、それなりにあ
りますが、
国語の点数の高い生徒は、英語も取れている。
同様に、数学も取れているし、他の教科全般にとれてました・・・・。
国語の点数と、他教科の点数には、かなり強い相関が認められました。
この他にも、強い相関が認められたのは「数学と物理」です。
それ以外は、ありませんでした・・・・・
いろいろな場面で、「国語はすべての基本」とおっしゃる先生たちは多いと思いますが、
まぎれもない事実です。
私も、全くの同感です。
なぜ、国語が大事か?
私が実感している理由は、以下の3点です。
①「(問題文を)読むスピード」
②「(問題文の意図を)正確に読み取れる」
③「(問題文から)出題意図、問題文に隠された「ヒント」を読み取れる」
数学では、特に、③が決定的なポイントとなります。
特に、2次試験の時です!!
難関大学になればなるほど、「問題」は練りに練り上げられた問題となっています。
それを一つ一つひも解いていくわけです。
ゴリゴリの力任せでは、絶対に解けません。
次のような自問自答を繰り返します。
「えっ!! これを求めれってこと?」
「与えられた条件は、これしかないし・・・・(泣)」
「なんか、見落としてる!! 絶対になんか”裏”があるはず」
「待てよ、(問1)の結果を、上手く活用する方法はないか?」
「こんな計算、馬鹿正直にやったって絶望的!! なんか工夫しなさいってこと!!」
「”求める”ことより、(問2)の結果をどう活用できるか? ここに集中だ」
「この問題のテーマは(問4)だ、(問1)(問2)(問3 )の連動性を今一度考えてみよう」
「唐突に(問)2で、これを求めて、か・ら・の(問3)???? 必ず意図があるはずだ」
「(問4)がgoalなわけ。問3は、その一歩手前、ならgoalから逆算してみたら?」
「問題文の条件を、図に書いたけど・・・・見えてこない・・・ちっきしょう・・見えない・・・・そしたら・・・こっち方向から見た図で考えてみたろどうだう?・・・・そうだそうだ ”2カメさん” の映像で・・・」
私自身も、このような「自問自答」を繰り返しながら、
日々、難関大学の”2次試験を解いてます。
問題文を深く読む・・・・・・
問題文に隠された条件、ヒントを見逃すことなく読み取る・・・・
作問者の立場に立って、作問者目線でロジックを組み立てる・・・
まさに、国語力そのものです・・・・・
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。