ニュース・ブログ

実力養成会の皆さん、こんにちは。

全統マークの”振り返り”は、もう終了しましたか?

“模試の振り返り”・・・・・・・自分のやらかしたミスと真正面から向き合う!!

 

今日は、最強の”振り返り”法を紹介します。すぐ、実践して下さい!!

間違った問題の解説を読み、理解したつもりで”振り返り”終了・・・・これじゃ、おそまつです。

「セルフティ―チング」とは、もう1度問題を見て、自分の力だけで、解説を再現し、正解に至る道筋を自分に説明することです。平たく言うと、先生である自分が、生徒である自分に授業をするということです。

 

こうした”セルフティーチング”を実践することで、”間違い”、”ミス”が頭の中で再現されます。

暗記すべき項目であれば、暗記できているのかのチェック。

理解すべき内容が理解できているかのチェック になります。

何となく、覚えた気になっていても、いざ、セルフティーチングをしようとしても全くできないはずです。

自分をごまかさないっ!! これが”振り返り”の一番のポイントです。

皆さんは、実力養成会の先生たちの授業を受けて、それまで自分ひとりで理解に及ばなかった難問が目からウロコが落ちるように理解できた経験はありますね?

それは、実力養成会の先生たちは皆さんより頭がいいということではありません。

「解説が上手」ということは、その問題を人に解説できるくらいに理解し、日々研究してるから解説が上手なのです。

「自分で、解き直しをして、合ってたから大丈夫」 とか・・・・

「解説を読んでみて、理解できた」 などというのは、一般受験生のすることです・・・・・

実力養成会の皆さんは、違います!! 同じではいけないのです!!

人にわかるように説明するというのは、このレベルよりも、さらに数段上のレベルでその問題を理解してないと出来ません。

先ほど、自分をごまかさない、と書きました。セルフティーチングを実践しようとしても、どうしても最初の内は「なんとなく、わかった」と自分をごまかしがちになります。

しかし、他人に説明するとなると、ごまかしは通用しません。

自分でわかっているつもりでも、人に説明しようとすると曖昧にしている部分が自然と浮かび上がってきます。そこを説明できるようになってこそ、本物の実力が養成されます。これこそが”振り返り”です。

世間一般の塾の先生だったり、予備校の事務局のスタッフさんたちは、みな、口をそろえていいます。「模試の解き直しをしましょう」と・・・・・・。皆さんも、そんなの、当たり前・・・・という感じでしょう。

実力養成会は、違います。抽象論で、話を終わらせません。いつも、具体論で話をします。なぜなら、取り組むのは皆さんだからです。皆さんが、すぐ取り組めるようにするためには、わかりやすく、具体的に話すのが一番だからです。

単なる抽象論で、「○○をやりましょう」 とか 「○○を重点的にがんばりましよう」 などと言うのは、「生徒への丸投げ」です。先生は、「そのような人たちは、儀礼的に言ってるだけ」と受け取り、ます。

本当に、やらせたい、がんばらせたいと思うなら、内容は当然、具体的に、なるでしょう!!

 

「5月1日の今野ブログ/分かるということ」をもう一度読み直して下さい。

あのアリストテレスも言ってますね。

今回、紹介した”セルフティーチング”(セルフレクチャーとも言います)は、実は、学習心理学に於いて、学術的にも、しっかりとした根拠のある、最も効果的な学習法なんです。

さぁ、いつやる?

 

私自身もこのように、思うことはありますが、ここまで言い切る勇気はありません。

実は、”中央公論新社”から出版されている”小林公夫さん”の著書です。

30年にわたる受験指導を生業としてきた筆者が、「親が”高学歴”な場合、それは”子育て”にどう影響を及ぼすか?」そのことについてまとめられた一冊です。

決して、「高学歴な親」=「子育てに失敗する」 ということではありませんが、とても興味深い内容になってます。

以下に、印象深いというか、私も経験した全く同じ事例の一部を紹介させて頂きます。

 

■ ”過干渉であるのに、まったくそれに気づいていない・・・・・・・・”

■”一般社会の常識とのギャップに親も子も気付いていない・・・・・”

■”情報に流され、自分で分析できない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・”

■”結果として目標のない子供、目標のもてない子供を作り上げてしまう・・・・・・・・”

■”気付けば、無責任な放置。お決まりの文句は、すべて子供に任せてる・・・・・”

■”名前が悪い、画数が悪いと、改名・・・・・・・・・”

 

これらは、著者の30年の経験のいくつかをケーススタディとして紹介しています。

私も筆者と同じくらいの指導経験をもちます。だからこそ、とても共感のできる一冊でした。

受験生を子にもつ、親御さんに是非ともお勧めしたい一冊です。

第1回河合全統マーク模試、受験した皆さん、御苦労様でした。

現役の皆さんは、学校によって実施日が異なりますが、GW明けからピークと思います。ベストを尽くして下さい。

浪人生の数人から、早々と3日(日曜)の夜に自己採点結果の報告メールをもらっています。

5月目標に対して、”とれた人”、”とれなかっ”た人、結果はそれぞれですが、大切なのは、「今回の模試の振りかえり」です。先生がいつも言ってることですね。

 

さて、浪人して、”模試慣れ”してくると・・・・・・

「まだ、5月だし、ひどい点数でも全く問題ないし・・・・・・」 とか

「もう、終わったことは仕方ないし、次、頑張ればいいだけの話」 とか

挙句の果てには、

「センターは、直前の11月、12月の2か月で詰め込めば、十分間に合う」 とまで言い出す受験生も、みなさんの周りに必ずいるはずです。(実力養成会には皆無ですか)

マンガ、北斗の拳のケンシロウの決めゼリフ・・・・「おまえは、もう、死んでいる」 というのがありますが、このような、受験生は、ケンシロウ的に言えば・・・・「おまえは、もう(5月の時点で)落ちている」・・・・・ということになります。冗談のように聞こえますが、決して冗談ではなく、これが現実です。

浪人になれば、”伸びしろ”は少なくなります。この”伸びしろ”を極限まで延ばさなくてはならないのです。先生は35年、この仕事をしています。1000人以上の生徒を指導させてもらってきました。だからこそ、このような事をハッキリと言えるのです。実力養成会の皆さんは、絶対にこのようなことにはさせません!!!!

 

さて、今回の模試で、目標に届かなかった生徒にとっては、ミスを客観的に振りかえるのは、とてもつらいことです。自分のミスを認めたくない気持ちはわかりますが、そこはあえて、ミスと真正面から向き合わなければなりません。

自分がやらかしたミスときちんと向き合って、その原因を探る作業を積み重ねて下さい!!

この作業を実直に積み重ねて行きましょう!!

そうすることで、間違いなく、確実に成長できます!!

ミスの裏側にこそ、”大きなチャンス”が隠れています。

これは、受験生に限った話ではありません。大人社会、仕事の世界でも全く同じ事が言えます。

失敗とどう向き合うか?   失敗をどう考えるか?   失敗をどう次へ生かすか?  ここがすべてです!!

マイナス条件下になった時こそ、考え方次第と行動次第で、今回の失敗を大きく成長できる絶好の機会にできるのです。

GW明けの7日(木曜)より皆さんへ”自己採点表”と””振り返り表”を順次配布していきます。しっかりと記入して下さい。これを元にまず、”2者面談”をし、その後”3者面談”をして、皆さんのご両親にも話をきいてもらいます。

 

さあっ・・・・・・17日(日曜)は、今度は、第1回の記述模試です!!!

第2回全統マークは、8月16日(日曜)です。

世の中の受験生は、”夏こそは・・・・・” ”夏は受験の天王山・・・・”とばかり、急に眼の色を変えてきます・・・・・・・・。はっき言います!!   これでは、遅すぎです。

我々は、今回の”振り返り”をガッチリと実施します。そこから見えてくる「課題点」「反省点」を即座に、これからの勉強に反映させていきます。8月16日の第2回全統マ-クでは、驚くほど成績があがっている自分に出会います。

 

今、本気で勉強しなければ、一生やれる時期は、もう2度ないっ!!

実力養成会の皆さん、本気で、死ぬ気で勉強して下さいっ!!

先生たちは、みんなを信じてます。

 

 

 

2015
5/4

落ちるための10カ条

ブログ

頑張っても、頑張っても報われない、と嘆く前に、以下のことをしてしまっていないかを一度考えてみるのもいいと思います。

 

①親や家族の悪口を言う。

②人のせいにする。

③自分を卑下する。

④友人や環境の文句を言う。

⑤虚勢を張る、負け惜しみをする。

⑥人の頑張る姿を笑う。

⑦問題集、参考書をコロコロ変える。

⑧昨年と同じ事をしている。←浪人生限定

⑨自分は英語が得意だから、英語については大丈夫という安心感をもっている。         (例えば、札医志望者なら・・・・・・・・・・・札医合格者のセンター英語平均は192点。192点をコンスタントに超えれるようになるまで”得意”と言っちゃダメ)

⑩センター対策は11月、12月の直前で集中してやれば、なんとかなると思っている。

“おお~~っ、ここは、こうしたんだ!! 先生が言った通りに丁寧に図を書いてるねっ”

“いやぁ~~、たいしたもんだ!!   素晴らしいっ!! この条件をこのように解釈したんだ!!”

“あっぱれ!!  まさしく、本日のファインプレーだよ!! この「しばり」によく気づいたよ”

・・・・・・・・・・・・・・・

 

これらは、私の「口癖」です。

実力養成会の生徒なら、何度も耳にしているフレーズです。

 

たとえ、生徒本人が正解にたどりつかなかったとしても、生徒のノートには、本人が気づいていない、キラッと光るものが残されています。

本人が、まだ気づいていない部分に、スポットライトを、ピカッと当ててあげます。

その瞬間、生徒の表情は急に、生き生きとし、その目は光を放つように見えます。

 

生徒は、自分の「良さ〈強み〉」を発見できた時に、前向きになり、活動的になります。

これが、〈自律〉の第一歩です。

 

私は、常に「この生徒の強みは何か?」を考え、そして、たくさん見つけてあげて

それをドンドン引っ張り出してあげることを常に心がけてます。