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日頃の日本史の勉強の成果を報告させていただきます!!

また、これらの成果は、通常の日本史指導にも反映させてます。

 

江戸時代・・・・ちょっと違った角度から見てみると・・・・

『江戸時代は、”時” が止まった時代である!!』とも言えます!!

 

江戸時代は、260年間、戦国時代から科学技術の進歩を基本的にストップした”時”が止

った時代ともいえます!!・・・・・ただし、農業生産に関する技術など平和的な技術

に関しては、この限りではありません。

 

例えば・・・・江戸に早く”モノ”を届けるとしましょう・・・・

街道を馬で飛ばしていくのが最善策であるにもかかわらず、なぜか、馬は使われませんで

した。このような場合は『早飛脚』

時代劇をよくご覧になる方なら、『早馬ってあったのでは?』と思われるかもしれませ

ん。早馬そのものは、あったのですが、それは、大名がそれぞれの領地内で使うのがほと

んどで、街道を駆け抜けていく・・・・このような使い方はありませんでした。

 

川に大きな橋を架ける技術があったにもかかわらず、あえて、橋を架けませんでした。

 

実は、江戸時代は技術の進歩、スピードの追及をやめた時代でもあったのです。

それは、幕府の方針だったからです。

 

例えば、戦国時代に大活躍した”火縄銃”・・・

この致命的な欠点、一つが雨の中では撃てない、そしてもう一つが単発銃。

これは、改良しようとしたら改良できたのに江戸時代には行われなかった・・・・・

 

色々な技術が進歩して、武器が強力になれば、それだけ徳川幕府を倒す勢力が台頭してく

る可能性が高くなる。

さらに、道路を舗装しなかったのも、地方の敵が江戸に攻め上がるスピードをあげさせな

いためでした。

 

以前、ブログで、なぜ、江戸の道路は、らせん状なのか・・・・

敵の侵入を防ぐため・・・・・このように書かせていただきまた。

理由は、みな、一緒ですね。

 

さまざまな能力や技術があったにも関わらず改良しなかった時代・・・・・

それが江戸時代なのです!!

 

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

「蒙古襲来絵巻」 山川史料集より

先日のあるマーク模試で、「蒙古襲来絵巻」から見えてくる日本と元軍の戦法の違いに

いて、答えさせる出題がありました。

 

難関私大日本史対策・・・・・このような立場に立ち、もう少し違った角度から、

『蒙古襲来絵巻から見えてくるもの』について、今日と明日のこの通信で書かせ

ていただきたいと思います。

 

この絵をよく見ると、毒矢を放つ元軍、中央部分には、爆発してる火薬兵器、

その爆音にびっくりしてる(?)馬にまたがりながら孤軍奮闘する九州の御家人”竹崎季

長”の勇敢な姿が描かれてます!!

元寇の様子を描いた絵画史料としてあまりにも有名です。

 

もう一度、この絵をよく見ると・・・・・

3人の敵兵がフォーメーションを組んでるのに対して、日本側は1人。

集団戦法をとる元軍に対して日本軍は1対1での闘いを挑んでるんです!!

 

そもそも・・・・・日本の武士は、

『やぁ~、やぁ~、我こそは・・・・・』って”名乗り”を上げ、

敵に対して一騎打ちの闘いを挑みます!!

このような独特の戦闘スタイルは、正々堂々と敵に向かう『武士の美学』のように言わ

れてますが、実際は、『恩賞をしっかりと受け取るための所作』です!!

 

“名乗り”は、敵に対してではなく、味方に対して行ったものなんです!!

 

自分が戦功をあげたことを戦のあとで証拠立てるには、”名乗り”を周囲に聞かせる必要が

あったんです!!

 

 

武士の美徳とされてる『先駆け』・・・・

他の武士に先駆けて、勇猛果敢に敵陣に攻め入る!!

 

『先駆け』には特に恩賞が大きかったのです!!

 

それが、武家の習い(慣習)だったのです。

 

このような、立場に立てば、

 

この『蒙古襲来絵巻』から見えてくるもの・・・・・・

マーク模試の解答だった”元軍の戦法と日本軍の戦法の違い”だけでなく、

違ったものも見えてくるわけです!!

 

続きは、明日の通信に書かせていただきます!!

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

長女の大学の前期の成績表が届いた。

 

お盆に、帰省した時は、見るからに『女子大生』

連日、連夜、遊び歩いてたが、

頑張ってるんだなぁ・・・・・・・・つくづくそう思った。

 

 

長女は、外国語学部英語学科に在籍してる。

とにかく、英語漬けの毎日と言ってたが、

送られてきた成績表を見ると、こんなにも英語をやってるんだ・・・・・って感じ。

 

『英語学入門』『英語圏の文学・歴史』『国際関係学入門』

『コンプリヘンシブイングリッシュ』『文化コミュニケーション』

『リーディングストラテジー』『ライティングスキル』『eラーニング』

『発声学』『音声学』等々・・・・・・

極めつけは・・・・『アメリカンエスニックヒストリー』・・・・

 

英語圏の文化、文学、歴史、社会国際関係、などの専門知識を身につけてこその、

“コミュニケーションツールとしての英語” ということなんだろう。

 

いやいや・・・・

4年間、これだけやったら、かなり話せるようになるわ!!

 

 

TOEICも年数回、強制的に受験し、スコアー別のクラス編成とか。

 

さて、長女の通う大学の”評価”とは・・・・・・・

 

AA ;可・・・・・・極めて優秀

A;可

B;可

C;可

D;不可

E;不可

 

という6段階評価!!

 

首都圏の優秀な高校の出身者もかなり多いと聞いていたが、そんな中で

AA も何個かあった!!・・・・・『なかなか、やるじゃん』(笑)

 

『この坂、越えん!!』(←長女の出身校の校訓)スピリッツが生きてる(笑)

 

 

長女には、小学生の頃から、なりたい職業があり、

そのために、この大学のこの学部学科を第一志望としてた。

 

 

 

夢実現!!    なんて、そこまでは言わない!!

 

大いに学び、

大いに遊び、

健康で元気に

4年間を過ごして欲しい・・・・・・

 

父さんの願いは、ただ、それだけ。

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

あるトップ高に通う北大文系志望の高3生です。

北大過去問演習の指導例です。

この日、取り上げた問題は、これです。2009年【大問3番】

北大文系数学としては、標準的な問題です!!

☆生徒の答案はこれです!!

(1)は、イケてますが、(2)の面積で迷走してしまいました・・・・・

☆『面積』について基本から確認です!!・・・・・教科書に書かれてあることです!!

☆『公式の成り立ち』についても再確認!!・・・・・

教科書に書かれてあることを深く掘り下げました。

☆この時期、現役生であれば、『北大過去問』というとまだまだ”たじろぐ”ところはあり

ますが・・・・・『北大過去問』と言えども、本問のような標準的問題であれば、基礎基

本の組み合わせでしっかりと対応できます。”上の画像” に書いてある通り、教科書に書

かれてある基本動作だけで解けるんです!!

でっ・・・・・改めて、自力で解かせると・・・・・・・この通り!!

 

北大過去問といえども、教科書ベースってことです!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

私が師と仰ぐN大先生・・・・・

70を超えてらっしゃいますが・・・・・英語はバリバリ、普通に話されます。

 

そりゃ、そうですよね・・・若い頃から、頻繁に海外の学会にも参加されてましたし・・

 

そのN大先生が以前、TOEICに向けて勉強してる私に

このようにアドバイスしてくださいました。

 

英英辞典を使って勉強しなさい。

英単語は、コアミーニングをしっかりと理解しなさい!!

英英辞典には、コアミーニングが書かれてます。

聞けば・・・N大先生は、英単語の意味を一つ一つ覚えているってことではないのです。

英単語のコアミーニングを理解されていて、その時その時の、シチュエーションでフィッ

トする日本語に変換されてるとのこと・・・・

ですから・・・・英単語と日本語の意味が1対1対応ではないのです。

 

例えば・・・・・

 

run・・・・・『走る』『流れる』『経営する』『(定期的に)運行する』

この他にも、いろいろな意味があります!!

 

さて・・・・この run ・・・・・・英英辞典で調べると・・・

『run 』  =  『 go smoothly   and   quickly

だから・・・・・

ヒトが、go smoothly and quickly  であれば、日本語で言うところの『走る』が一番フィ

ットする!!

川が、go smoothly and quickly であれば、日本語で言うところの『流れる』が一番しっ

くりくる。

会社であれば・・ヒト、カネ、モノ が go smoothly and quickly であれば『経営す

る』が一番しっくりくる。

バスであれば・・・go smoothly and quickly で『運行する』

 

他にも・・・・TOEICでよく出てくる address

意味は・・・・・

住所、宛名、演説、あいさつ、宛名を書く、話しかける、演説する、講演する、対処す

る、取り組む・・・・・このように様々な意味があります。

 

address の コアミーニング・・・direct (向ける)なんです!!

言葉を向ける・・・・演説、話しかける・・・・

問題に向かう・・・・対処する、取り組む・・・

 

こういうことなんです!!

 

 

英英辞典を使った勉強って、かなり効果あります!!

 

とは言え・・・・あくまでも TOEIC対策 の話です。

受験英語であれば、また、話は違ってくるのかもしれません。

英語の先生のアドバイスに従ってくださいね。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。