ニュース・ブログ

1週間前に実施された、2018年度、全統医進模試・数学についてです。

 

難易度は、例年並みです。

 

札医、旭医志望者であれば、4割 行けば、 十分です!!

 

凹む必要は、まったくありません!!

ただし、しっかりと解き直し、復習をして完全に自分のモノとすること!!

 

来年の2次試験の1週間前に、完璧に解けるようになってれば、それでOKです!!

 

 

【1番】

良問です!!

特に、曲線Fは、kの値に応じて変化し、それに呼応してPも動いていくことが、ビジュア

ル的にイメージ出来たか?・・・・・ここが本問の『決定的なポイント』です!!

あわせて、解答・解説の最後に書かれてある(発展)『Dの面積が曲線Gに二等分される背

景』の部分は、とても重要であり、作問者の”こだわり”と言えるでしょう!!

 

【2番】

超難

(1)(2)が解けていれば、それで十分でしょう・・・・(3)(4)は具体的事例を考えようとし

ても、なかなか見えてこなかったのでは?・・・・・・・

何せ、ルール、システムが複雑すぎると思います。条件付確率でここまで、複雑化して、

果たして意味があるものか?・・・・・・ってこれは、私の個人的な意見です。

とはいえ、解答・解説の隅から隅まで、しっかりと落とし込みましょう!!

そうすることで、敗者復活戦型トーナメントのタイプは、バッチリとなるはず!!

 

【3番】

良問

あとで、詳しく取り上げます!!

 

【4番】

(2)の ω の軌跡から 楕円の方程式を導くだけでも大変であり、さらに、そこからPの

値をしぼりこむとなると、現実的な話をすれば、今の時期、解けなかったとしても、何も

あせることはないでしょう!!

(3)『楕円を、-45度回転させる』という発想は、とても面白いです!! この発想は是非とも

パクり、自分のモノのとしておけば、応用の幅はかなり広がります!!

 

さて・・・・【3番】です!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2018
11/10

将棋の魅力

ブログ

コンピューターで何でもできる時代だからこそ、

将棋のようなアタマの使い方が必要なんだと思います!!

 

将棋には、様々な『力』が要求されます。

 

正しいゴールを見極める『先を読む力』

最適な判断を瞬時に下す『決断力』

考え続けることの出来る『集中力』

 

そんなことを思いつつ、深夜、ひかりテレビの『囲碁・将棋チャンネル』で

若手棋士たちの対局を食い入るように見てる私でした・・・・・・

◆新進気鋭の若手棋士の対局・・・・・・・メラメラとした静かな闘志を感じます。

◆手に汗を握る攻防・・・・・・見ごたえのある終盤でした!!

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

札幌医科大学、2次数学・・・・・

4.5年前までは、「難しい」「癖のある問題」「勉強の成果が出にくい」「悪問」

など、いろいろ言われてきました!!・・・・確かに、それに近いものはありました。

 

過去には、受験生の数学の平均点が、あまりにも低いので「ゲタをかます(受験生に一律

で点数を上乗せ)」こともありました。

・・・・・これは、現役の札医生から聞きました。

 

しかし・・・・3年位前からは、かなり「マイルド」になってます!!

各方面から寄せられる、様々な”声”に呼応するように、問題自体は、従来の”ふるいにか

ける”ための問題から、”学力をみる”問題に大きく舵を切った・・・私自身は、このよう

にとらえてます。

 

「マイルド」になった分、

方針は見えてるんですが、計算がメチャクチャ大変!!・・・・

こういった問題が目に付くようになりました・・・・・・

 

そういった意味で下の問題・・・・札医志望者には必須問題として演習させてます。

(1)でグラフを描く、(2)は曲線の長さを求める・・・・・とても”わかりやすく”方針も一

瞬にしてたちます・・・・・・ところが、計算がメチャクチャしんどい!!

◆正解は、以下の通りです・・・・・・途中計算は、かなり省いてます!!

◆札医志望者に、この問題をガチで解かせました!!

◆見事に、計算しきりました!!

 

札医2次数学・・計算は、相当にしんどいです!!

 

まだまだ、本問の計算は、”序の口” と思いなさい!!

札医2次数学は、計算量という点では、北大数学の1.5倍!!

どんな計算にも、ひるまない、粘り強さと根気が必要です!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2018
11/9

演歌、それは・・・・・

ブログ

津軽平野に雪降る頃はよ~

おどお~一人で~出稼ぎ支度~

 

吉幾三さんの『雪国』・・・・・大好きです!!

 

隠しきれない~、うつり香が~

いつしか、あなたに~、染み付いた~

 

石川さゆりさんの『天城越え』・・・・・これも大好きです!!

 

最近は、朝、まだ生徒が来ない教室で、

有線の『演歌チャンネル』でよく聞いてます!!

 

ビリージョエル

ボズスキャッグス

カーペンターズ

などの洋学も大好きですが

実は、演歌も大好きです!!

 

さて、ということで・・・・・今日は、この『演歌』についてです!!

 

 

明治20年(1887年)頃、自由民権運動の活動家の人たちは、政府や時勢を批判するため

に、街頭で演説の代わりに、歌い始めたのが『演説歌』つまり『演歌』だったそうです!!

当時の『演歌』は、既存の軍歌や唱歌のメロディーに五七調の歌詞をつけたものでした。

 

時が経ち、日露戦争後・・・・・・

この頃には、演歌を生業とする『演歌士』も現れたそうです。

いわゆる『流し』の原型です!!

政治的な意味合いが薄れた演歌は、人情や情緒を歌う大道演芸に転じ、

当時は、『艶歌』と呼ばれるようになったそうです。

 

昭和25年頃(1950年頃)には、再び、『演歌』と表記されるようになったそうです。

その理由は、当用漢字に『艶』の字が含まれていなかったとのこと。

 

出典は、いつもの『これ』でした!!・・・・・私には欠くことの出来ない一冊!!

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

定期試験など、勉強したことと全く同じ問題が出るときは簡単に解ける、

しかし、少し形式がかえられたりすると、手も足も出ない・・・・・

 

もしくは、

 

慣れ親しんだ問題集の正答率は果てしなく高いけど、模試となると全然とれない・・・

初見の問題にめっぽう弱い・・・・・

 

 

ここを乗り越えないことには先がありません。

では、どうすればいいのでしょうか?

 

今、目の前にある問題が解けることが大事ではありません!!

今、目の前にある問題から、他の問題にも通用する原理・原則を学ぶって事です!!

 

つまり、一つの問題から、他の問題にも応用できることを見つけ出すってこと!!

ひとつの具体的な問題を見るのではなく、そこから抽象的な原理・原則に目を向けるって

ことです。

 

ここで、大切なことは・・・『なぜ、そうなるのか?』に着目することです。

 

問題に向かう度に・・・・『なぜ?』って突っ込みを入れるんです!!

 

ここで、こんな式変形してる・・・・なぜ?

なぜ、そんな場合分けになるのか?

なぜ、両辺をtの2乗で割るの?

などなど・・・・・・・

 

このように、とことん、『なぜ?』を突き詰めていく!!

すると、自然に抽象化がなされていきます。

 

このように『なぜ?』を考える事は、面倒なことです。

思考力も使うし、時間もエネルギーも使います。

だから、多くの人は、なかなかやろうとはしません。

やらないから、応用が出来ない知識しか身に付かないのです。

すなわち、『浅い知識』になってしまってるということ。

 

 

問題を解きながら、『なぜ?』を突き詰めていく・・・・・・

とても、大切なことです!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。