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出願校をどこにするか?

 

もう、腹が決まってる生徒もいれば、まだまだ迷っているという生徒もいます。

 

考え方も、色々ありますし、『これが正解!!』というのも正直、”ない” と思うんです。

 

結局、あの時の決断が『正解』だった!!・・・・・

このことを証明するために、これからを過ごす!!

こういう捉え方もできると思います。

 

 

さて、私のこれまでの指導経験の中で、

『こんな決断もありました!!』というのを今日は、ご紹介させていただきます。

特に、保護者の皆さんには、参考にしていただければと思います。

 

 

もう、かなり、前の話です。

私が、大手の予備校に在籍してる時の話です。

 

仮にA君としましょう。

A君は第一志望は『室蘭工業大学』でした。

“すべり止め”として、道内の中堅私立大学を受験し、合格しました。

結局、第一志望の室工大も合格しましたが、

まさかの、すべり止めだったはずの私立大学へ進学しました。

 

要は、”すべり止め”として受験した中堅私立大学では、かなり優秀な成績で合格したの

で、学費の面で色々と優遇措置を受けられるらしく、まぁ、わかりやすくいえば、『特待

生扱い』というVIP待遇で入学できるって話です。

 

さて、A君・・・・・・就職は、誰もが羨む一流企業!!

本人曰く・・・・・・あえて、滑り止めの “中堅私大に進んでよかった!!”

 

成績優秀者として、この大学に入学・・・・・・

まわりの学生や、大学スタッフからも一目置かれる存在・・・・・・

当然、周りの目もあります。

A君は、『しっかりやらなきゃ』という自覚が当然芽生えます。

この”自覚”ってのが、メチャクチャ、デカいんです!!

 

結果、A君は、在学中は、常にトップクラス!!

当然、大学側も、これほどまでに優秀な生徒を何としてでも、それなりの所へ就職させな

きゃ・・・・・そんな意識も働くわけですよ・・・・・

 

たとえ、私立中堅大学でも、ほんの一握りのトップの学生には、

それなりの”道”は、用意されているって事です!!

 

 

トップクラスで、合格する学生は、良くも悪くも大学側から注目されます。

そして、本人には、しっかりとした自覚が芽生えます。

そうやって過ごす4年間・・・・・・

 

もしくは、第一志望の大学に合格したけど、燃え尽き症候群となり、流れに身を任せ、

埋もれていく4年間・・・・・・

 

この4年間の差は、計り知れないものがあるでしょう・・・・・

 

今回、ご紹介させてもらった事例は、ある意味、特殊かもしれません。

 

この辺の部分については、いろいろな考え方があり、そして色々な道があります。

 

 

指導経験は、それなりにあります。

それだけに、様々な事例を見てきました。

 

生徒、保護者のみなさんにも、それなりのアドバイスは、させていただけます!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

追記・・・・・・

本日、日本史検定です!!

2級満点合格を公言した私です。

頑張ってきます。

検定は、午前10時から。

塾はいつも通り、開いてます!!

私も、昼から、通常指導です!!

 

まず、結論から言わせていただきます。

 

この内部進学制度により、

数Ⅲを十分に、もしくは、全く勉強してない生徒が、理系学部へ進学する!!

大学へ進学しても、授業についていけなくなることが分かっているにもかかわらず、

そのような生徒を結果として、大学へ(実力養成会が)送り込むことのジレンマを感じる

です!!

 

つまり、数学Ⅲを十分に、もしくは、全く勉強してない生徒ですら、諸事情をクリアーす

ると行けてしまうんです!!

 

『行けてしまう』・・・・・これは、付属高校の特権です!!・・・・正式な手続きを踏ん

での合格です。なんら、やましいことはなく、心の底から喜ぶべきことです。

生徒・ご家族の総意による内部進学です。

 

では、なぜ、こんな状況になるのか?

 

現役合格を最優先とするため

第一志望の『〇〇学部』の校内エントリーに漏れたとしたら、

第二志望は、『理系学部』・・・・・・・

 

しかし、『内部進学で行く!!』と決めた4月の段階で、数Ⅲは、ほぼ、捨ててるんです。

 

 

こういったケースは、意外と知られてませんが、付属高校では、よくある事例です。

 

親御さんとしたら、

『絶対に現役合格』・・・・・であれば、多少、本人の希望、志望とは、ずれることに

なるけど、背に腹は代えられない・・・・・

それこそ、『苦渋の決断』の結果として、こういう事例が発生します。

いつも、書いてますが、私も高校生の父親だからこそ、

こういった実情は、十分理解できます!!

 

誰が悪いとか、そういうことではありません。

 

 

何とも、悩ましい実情です・・・・・・

 

 

こういう事例は、全国各地で発生しています!!

付属高校内の、内部進学基準も様々です・・・・・

 

札幌圏は、それなりの基準です!!

 

しかし、全国的に見たら・・・

中には、学力的に『えっ?』という生徒も、内部進学で入学することもあるでしょう

そうすると・・・・・どういうことになるか?

 

ここに一冊、とても興味深い本があります。

◆内容は・・・・・・・・・だいたい、察しはつきますね?

実力養成会には、

大学で学生を指導されていた先生が2名おります。

1人は、国立総合大学、もう一人の方は、首都圏の私立総合大学です。

私立大学で教鞭をとられてた先生の話も交えながら、

明日は、札幌の”ある私立理系大学”の驚くべき実情を,

差し障りのない範囲内で、ご紹介させていただきます。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

講師として、

生徒の『分かりました!!』『理解できました!!』・・ってのは、そりゃ嬉しいです。

だから、この言葉を聞きたいから、ドンドン教えてしまうんです。

ドンドン教えるのは、「生徒のため」と言う“純粋な思い”である!!・・・・ここはご理

解いただきたいです。

 

しかし・・・・

高2数学となると『分かりました』『理解できました』だけでは、問題は解けません!!

 

要は、自分の手で図を描き、その図を元に、自分のアタマで方針を立て、自分の手で計

算して、初めて問題が解けるのです!!

 

ですから、講師側の立場に立てば、『理解させる』は、当たり前のことであり、

『自分の手でたくましく解けるようになる』が着地点でなきゃならないんです!!

 

ところが・・・・・・図を描くのも、方針も、計算も、先生がやってくれるんです。

しかも、とても分かり易く、かみ砕いて・・・・・

だから、生徒は、ドンドン、他力本願になっていくんです!!

講師の”純粋な思い”とは裏腹に・・・・・・・

 

 

最近、入会してくれた高2生Kさん。

今までは、他塾で、手とり足取り教えてもらってきました。

Kさんの課題は・・・・・『自立』『粘り強く自分の手で解き切る!!』です!!

指導の度に、ドンドン成長してます!!・・・・今では、自分の手で図を描き、

たくましく問題を解いていけるようになりつつあります。

 

Kさんの問題演習のノートを紹介させていただきます!!

 

こうやって、実力養成会の生徒は、たくましく、成長していきます!!

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

大学の付属高校の内部進学についてです。

 

いわゆる、『A大学付属高校』ってやつです。

 

こういう高校は、“付属高校” の特権として、A大学には、エスカレーター式で入学でき

ます。

〇〇学部は△名、〇〇学部は◇名・・・・というように、学部ごとに入学できる枠が

しっかりと確保されています。

 

 

この内部進学については、

全国にある系列高校で一斉の共通テストを実施し、その成績で内部進学者を振り分けてい

る高校もあれば、書類審査だけの高校もあります。

選考については、様々ありますが、ザックリと大きく分けるとすれば、

『共通テスト』か『書類審査』かとなります。

 

通常の一般入試では、とうてい合格できないであろう生徒が、この付属高校の特権であ

る『内部進学』という制度によって、合格することができてしまうんです!!

 

一般入試で、合格するだけの学力を有しない生徒にとったら、

この内部進学は、“夢のようなシステム” とも言えるでしょう。

 

ですから、『内部進学』は、 大学系列高校の”売り”の一つでもあります!!

 

 

私自身、今までの指導経験の中で、内部進学で合格を勝ち取った生徒も数多く、指導させ

てもらってきました・・・・・

だからこそ、『内部進学』については、良いことも、悪いことも含め、人一倍思うところ

が多々あります。

 

特に、『悪いこと』は、ブログに載せると、関係各方面に、多大なご迷惑をおかけするこ

とにもなりかねません。

私の本意ではありません。

 

純粋に、”頑張る生徒を応援する” というスタンスで、明日のブログで、

私の『思うところ』を差し障りのない範囲内で書かせていただきます。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

実力養成会には、現高1生の会員も数多く在籍してもらっています。

 

生徒はもちろん、保護者のみなさんも、2020年から実施されるセンター試験に代わる

“新テスト” および、”様々な試み”に関しては、大変気になるところだと思います。

 

特に、実力養成会の会員の保護者の皆さんは、教育的関心度がとても高いです。

それゆえ、私自身、そして実力養成会は、この一連の大改革について、どうとらえ、どう

対応していこうとしてるのか?

 

この辺の部分について、書かせていただきたいと思います。

 

 

 

今回の、『大学入学共通テスト試行調査』で色々な部分が見えてきました!!

先日のブログでも書かせていただきましたが・・・・

 

現時点での、私の、個人的な見解は・・・・・

 

知識偏重の入試は、結局、是正されない!!

 

 

名称が、どうであれ、入試制度(受験生を”ふるい”にかけるため)の性質上、

“ふるい”にかけるための問題(平易な難問)は、大学入試共通テストでも、バリバリ生き残

ります・・・・・・・

今回の試行調査問題、その前の調査問題をみて、それなりの経験のある方なら

向かおうとする方向、問題の”質”は、おのずと見えてきます!!

 

よって、受験生、特に旧帝大クラス以上を狙う生徒にしてみたら、

この『平易な難問』にしか使えない知識、テクニックを膨大な時間をかけて習得するこ

ととなる!!・・・・・・・このようになっていきます。

 

 

センター試験を廃止して、『大学入学共通テスト』を導入!!

その狙いは・・・・・ザックリ言えば、学力の3要素を評価するためです。

 

3要素って・・・・・

『知識・技能』

『思考力・判断力・表現力』

『主体性を持って、多様な人々と協働して学ぶ態度』

 

この3つを評価するためなんです・・・・・・・

だから・・・・記述式解答を積極的に導入、会話文を積極的に導入・・・・

その結果・・・・『平易な難問』が随所に登場・・・・・・

 

ここで私の言う『平易な難問』とは、

問題自体は、シンプルで、基本的な知識だけで解けるけど、表現を複雑にする、会話文の

中で考えさせる、すなわち、平易な問題をあえて、分かりにくく、解きにくくすること

で、正答率を下げようとする狙いが、問題から読み取れます。

 

 

結局は、それ専用のトレーニングを積まなければ、それなりの点数は確保できません。

数学の専門家ですら、攻略困難な奇問も今後、続々登場するでしょう!!

 

河合さん・・・・駿台さん・・・・・東進さん・・・・

大手予備校は、この新テストに向けた模試の問題作成に取り掛かってると聞いてます。

模試だけではなく、問題集、参考書等も今後、続々出版されていきます!!

今まで以上に、攻略本、裏技集がもてはやされるようになります!!

 

 

さて、現在の国公立大学では、

一般的には、センター試験と各大学の実施する二次試験の合計点で合否が判定されます。

中には、東京工業大学のように、センター試験の結果を合否判定に持ち込まない大学もあ

ります。すなわち、950点満点のセンター試験で600点以上取れば二次試験の受験資格が

得られるだけ、ですから、センター試験の点数は一切考慮されません。

 

今後・・・・・

『大学入学共通テスト』は、この東京工業大学のように、

2次試験の受験資格をえるための、必要最低限の学力をみるためのテストになっていく運

命にあると考えます・・・・・・

 

以上まとめると・・・・・

実力養成会では、現高1生に対して、特別な対策を施すとか、指導方針に修正を加えると

いうことは、考えておりません。

従来通り、『本質の追及』を軸足とし、『生徒の自立』『生徒に考えさせる』を両輪とし

て、やらせていただきます。

 

合わせて、私自身も、この『大改革』に関して、真摯な気持ちで向き合い、勉強を継続

し、研修会等のイベントにも積極的に参加し、アンテナを常に張り巡らせていきます。

 

ネットの記事に踊らされること無く、妄想だけで暴走することなく、地に足をつけ活動し

ていきます。

 

 

現高1生から始まる、大学入試新制度における大学受験に対しても、安心して、

実力養成会にお任せください!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。