先日、お問い合わせの電話をいただきました。
浪人生のお子様をお持ちのお母様でした。
その中で、質問されたことです。
『やる気ある、なし』の境目を教えて欲しい・・・・・
というものでした・・・・・
具体的事例で分かり易く説明させていただきました。
生徒へ英語の基本例文の暗記の指示したとしましょう・・・・
一週間後、口頭チェックの際・・・・・・
『ボク、暗記苦手なんで、覚えられないんです』
と言い、チェックを拒否・・・・・問答無用の『アウト』です。
『やる気のない生徒』の典型です。(本人はやる気はあると言うでしょうが)
このような生徒は、実力養成会では、お引き受けできません。
このような生徒の指導を得意とする塾は他に数多くあるでしょう。
暗記が苦手ということを理由(言い訳)として努力しない・・・・
『どんなことをしてでも覚えなきゃならない基本例文の暗記』
本人も最も重要なのはわかってるんです。
英語の、しかも、重要基本例文の暗記でこうなんです。
他の科目についても同じように『暗記』から逃げてるのは、火を見るより明らかです。
要は、このような生徒は、ラクをしたい・・・・・ただそれだけ。
こうなるには、いろいろな原因が考えられます・・・・・・
★本当に、志望大学に合格したいと思っていない(親が行かせたい大学を押し付けてきたから)
★今まで、やりたくないことは、やらないで生きてきた。そしてそれが許されてきた(親が認めてきた、もしくは、許してきたから)。
★したくないことは、しなくても、なんとかなってきた(親がなんとかしてたから)
お気づきになりましたか?
原因のほとんどは、親の子に対する関わり方なんです。
私が言いたいことは・・・・
例え暗記が苦手でも全然問題はないんです。
苦手でも、逃げずに、立ち向かっていく姿勢があるかどうか?
苦手なりに努力できる生徒がやる気のある生徒。
言い訳ばかりして努力のしない生徒がやる気のない生徒。
成績がいいとか、悪いとかは、全く関係ありません。
努力の結果、課題の半分しかできなかったとしても、それは、私と生徒で、効率のよい
暗記方法を模索して、試行錯誤の中からベストな方法を見つければいいだけの話です。
先日、ある高3生の会員からこんなメールをもらいました。
この生徒にとって、漢文は大の苦手・・・・・・しかし、第一回の全統マーク模試に向け
て、重い腰を上げるときが来た・・・・ よっしゃ、やったるで~!! こんなノリでメール
をくれたんだと思います。
実力養成会は、このような生徒たちの集団です。
成績がいいとか、悪いはとかは、関係ありません。
困難に立ち向かえるか、そうでないか?
私が、一番、こだわっているのは、この部分です。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。