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朝鮮戦争は、日本の独立と講和を促す形となります。

また、その一方で、占領直後、日本の非軍事化目指していたはずのアメリカは、朝鮮戦争

をきっかけに日本の再軍備政策を強引に展開しようとします。

特に、サンフランシスコ平和条約は、戦後史の定番問題ですね

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◆鳩山一郎内閣は、内政面では、自主憲法(憲法改正)、再軍備(自衛力増強)の推進を主張し、外交面では、『自主外交』を掲げて日ソ国交回復を追及していきます。

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

律令体制が崩壊・・・・・

自分の土地と命は自分で守らなければならないという時代になっていくわけです・・・・

そこで、誕生したのが『武士』です。

自分の土地を守るために自ら武装化する者もいましたが、その多くは、貴族や寺社にやと

われて警備を行ってました。

つまり、この頃の武士は、『軍事力』はありましたが、『経済力』はありませんでした。

ところが・・・・・

院政の頃になると・・・・・・・・・

院は、摂関家に対抗するため、武士たちを『院の近臣』と呼ばれる側近にしていきます。

そして、このような武士たちの中には、確実に財力を蓄えていく者も出てきました。

 

このような流れの中で平氏は、瀬戸内海の海賊を平定して日宋貿易の権利を独占します。

 

このように、院政の頃から、武士は、『軍事力』だけでなく、『経済力』を兼ね備えてい

くことになります。

 

武士が政治の実権を握る中世の幕開けです・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

有史以来、政治の頂点に立つ者は、『軍事力』と『経済力』を兼ね備えた者であるという

傾向があるように思います。

 

どれだけ素晴らしい政治理論をもっていたとしても『軍事力』と『経済力』がなければ政

権は長続きしません。

 

歴史を勉強し、指導していて感じることです。

 

律令体制の時は『軍事力』は律令国家が掌握してました。また、公地公民の制のため『経

済力』も律令国家が牛耳っていたわけです。

 

しかし・・・・・律令体制は間もなく、崩壊していきます。

それに伴い、貴族や寺社が『経済力』を持つようになっていきます。

 

また、律令体制が崩壊すると、国家が軍事・警察機能を果たせなくなってしまいました。

自分の土地や命は自分で守らなれりばならない、という時代になったのです。

 

そこで誕生したのが『武士』です・・・・・・後編へ続く。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

『Psychological  Science』というアメリカの雑誌の論文に、スタンフォード大学の

心理学者による興味深いデータが載ってます。

 

人は、集中して勉強をしたり、仕事したり、根を詰めると・・・・

『ちょっと休憩しようか・・・・』

とか

『一服つけて、エネルギー充電だね』

と思うものです。

 

 

でも、この論文によると、こまかな実験内容やデータは、置いといて、

精神力、集中力に限界はないらしいのです!!

 

まぁ、通常人間の集中力の限界は1時間30分というのが通説であり、90分ごとに休憩を入

れる・・・・と私も生徒へ伝えてきましたが、どうやらそうでもないようです。

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だから、朝から晩までぶっ通しで勉強せい!!  とは言いませんが、

ただ、『集中力に限界はない』ということを知ってるだけで

随分とやれることや精神力に違いが出てくると思いませんか?

 

辛い時、しんどい時は、この言葉を思い出してみたらどうでしょう?

 

まぁ、何をするにも自分次第ってことなんですけどね・・・・・

 

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

2017
12/20

ジャンケンの確率

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数Aで学習する確率。

 

ジャンケンの確率・・・・・

センターでも出題されますし、2次でも、私立でも頻出単元。

 

グー、チー、パーを出す確率は ”同様に確からしい” としてそれぞれ1/3

これは、厳密に言えば確率は確率でも、古典的確という立場にたったものです。

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ところが・・・・・

確率の世界には『頻度論的確率(統計的確率)』と呼ばれるものもあります。

 

これは、実験だとか、観察だとかを徹底して繰り返すことで、確率を割り出していく計算

方法です(大学数学の話ですが・・・・)

 

数学者である桜美林大学の芳沢光雄先生が学生752人を集め、延べ1万2千回近くジャンケ

ンをさせました。

 

結果は、グー35.0%     チョキ31.7%      パー33.3% 

当然ですが、同様に確からしくはありません。

 

グーが多いのは、人間は緊張すると手をぎゅっと握りしめるから、

見知らぬ人に警戒心でこぶしを作るなどという心理学的理由や人間の手の構造上グーが一

番出しやすいといった身体的特徴がその理由に挙げられてます。

 

まぁ、理由は、どうであれ、この頻度論的確率の立場に立てば、人とジャンケンをすると

きは、パーを出せば、勝ちやすいってことになります!!

 

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。