『生徒と向き合う』
そのへんの、家庭教師派遣会社・塾・予備校が好んで使うフレーズです。
しかし、そのほとんどは、間違いなく
「生徒受け」「保護者受け」を狙った
営業用のフレーズです!!
『生徒と向き合う』・・・・そんな簡単な話じゃありません!!
勝手に、簡単に、乱用すべき『言葉』じゃありません!!
私が、というか、実力養成会が普段から実践している『生徒と向き合う』を具体的に
報告させていただきます。
①生徒を深く知る
生徒の長所、短所を含めた性格、癖を知る!! これは、実は、書くまでもなく、担当講師
として当たり前の行動。何かを伝えたり、指示したり、叱ったりする時も、本人にとっ
て、一番効果の上がる伝え方をするためには、必須の無意識の行動です。
②生徒を細かく観察し、細かいところまで把握する。
どこで、ミスしているか? どの部分までなら合ってるか?
理解できている部分とそうでない部分を明確に知る。講師には、意外と《思い込み》が発
生します。「この生徒は、~~~~のはず」というように。そうさせないために、目の前
の生徒のすべてが観察の対象となります。
参考までに・・・・私は、生徒のペンの持ち方にも目を光らせます。
ちゃんとした持ち方をする生徒は、ちゃんとした箸の持ち方をします。
これは、家での”しつけ”が行き届いていると判断します・・・
③生徒の学力状況、定着状況、達成目標を踏まえた指導を実践する。
テストの得点状況・・・点数はもちろんのこと、その点数を達成するためにどのように努
力をしてきたか? を把握する。次なる目標(テスト、最終的には大学受験)に向けて、それ
を実現するために、どのような指示を出し、それが、どのような水準で実践されているの
か? 把握する。
④『生徒と向き合う』ことは、『保護者と向き合う』こと。
特に、中学生、高校生、浪人生となると、塾での状況はもちろん、勉強のことはなかなか
親へは話さないでしょう。だからこそ、生徒の”今”を私と保護者の方でしっかりと共有し
ます。そして、”今”の状況を受け、今後、どのような方針、思い、願いをもって指導に当
たるのかを保護者の方へ知っていただく。あわせて、保護者の方の思い、要望をしっかり
とお聞きする。・・・そのために、保護者の方とのメールは頻繁におこなってます。
三者面談も、頻繁に実施させていただいてます。
百聞は一見にしかず・・・・保護者の方とのメールのやりとりの一部をご紹介させてい
ただきます。差し障りのない部分のみピックアップしてます。
お母様からいただいた、数々のこのようなメールは私の宝物です。
【ある一貫校、中ふ生のお母様から】
【ある一貫校の高2生のお母様から】
【ある本科生のお母様から】
【ある高3生のお母様から】
『生徒と向き合う』・・・・
それは『保護者の方々と向き合う』ことです。
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。