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実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、こんにちは。
実力養成会通信 第18号 で紹介したK君・・・・・
5月の全統マークで476点。 センター本番で733点。 実に257点伸ばした生徒です。
東京理科大学と電通大学に合格した生徒です。実力養成会に写真掲示しているK君。
当時の授業報告書、関係書類、当時の先生の手帳を調べました。
k君がこの時期、6月、 何を、どのようにして、勉強していたかを報告させていただきます。
必見です。
【事前情報】
5月全統マークの結果・・・英語107点、数ⅠA52点、数ⅡB46点・・・・
北大総合理系「E」、東工大「E」、東北大学「E」、東京理大「E」、電通大「E」
【K君のこの頃の状況】
■とにかく、毎日、実力養成会に通ってました。数学(今野)と英語(諏訪先生)の指導を受 けてました。秋以降は、化学(担当H先生)も受けてました。
■授業のない日も、毎日来て、いつも、終了の夜10時まで自習してました。
■当時の第一志望は、北大の総合理系(工学部、情報エレクトロニクス系)です。
■高校は、札幌光星高校(3か年)です。放送局部長でした。
【6月、英語、数学はどんなことを勉強していたか?】
■数学は、代ゼミの「センターマーク標準問題集」(市販品です。コンパクトで解説がとても丁寧、初級者・中級車には最適)と学校使っている 教科書傍用問題集「サクシード」です。(4stepと同じような問題集) 学校指定参考書は青チャートでしたが、青チャートは、手をつけさせないで、この2冊を徹底してやってました。今野先生の授業でも、この2冊を使って、マーク演習と2次の記述対策の基礎をやってました。
■英語は、実力養成会では、「ネクステージ」のみです。英単語は、学校で使っている「データーベース」。特に、「ネクステージ」は、全範囲、隅から隅までやりきりました!! 6月は、part2の語法 をやりきりました。CDは、アイポットに落とし込み毎日聞いてました。とにかく、書いて、書いて、書きまくってたのを覚えてます。
■今野は、毎回、数学の指導時に、データーベースの単語の口頭チェックテストをしてました。1週間で、覚えるページを指示して、それを覚える・・・・って感じです。これは、結局12月までずっとやってました。
「サクシード」「代ゼミ標準問題集」は、「解くべき問題」をリストアップして、一覧表にまとめ、それらを3回やらせました。やった日にちは、その表に書き込むようにさせてました。「サクシード工程表」と名付けてました。同様に「代ゼミ標準問題工程表」も作成して、ひたすらやらせてました。「問題集を3冊やるより、1冊を3回やる」を合言葉にしてました。工程表通り、進んでいるかどうかは、毎日チェックしてました。
この「サクシード工程表」は、後日、写真をアップします!!
■6月は、「サクシード」と「代ゼミ標準問題」のみです。学校では定期試験がありましたが、定期対策も「サクシード」だけやらせてました。 ただし、「代ゼミ標準問題」をやるときは、常に時間を意識させてました。K君も100均で買ったストップウォッチを常に持ち歩いてました。
■英語は、担当は、諏訪先生です。K君は、英語が苦手でした。諏訪先生は、ネクステージのみを指導してました。毎回、前回の復習・・・ということで、口頭チェックテストをやってました。
【その他】
・今野は、日本史、古文、漢文の学習指示も入れてました。日本史は、学校で使っていた山川出版社の「詳説日本史10分間テスト」を毎週月曜日に口頭チェック実施。漢文は、三羽のヤマのヤマ・・・とにかく、やるべきもの、やるべき量、チェックは、しっかりと示してました。
K君は、何の疑いもなく、ただひたすら、やってました・・・・
6月は、学校祭の準備で大変でした。K君は放送局の部長・・・でも、毎日、遅くなっても頑張って通ってました。学校祭の準備の関係で、パッタリと来なくなる生徒も中にはいましたがK君は、違いました・・・・ ・
夏の全統マークで600を超えなきゃ「北大は届かない」と、本人、お母様へ、かなり強烈なププレッシャーをかけてました。・・・結局、夏の全統マークは650 まで伸びました。ここで自信をつけたのが、デカかったです。その後は勢いに乗り、まさに「飛ぶ鳥の勢い」でした・・・・ ・
K君のようにこの時期、躍進する生徒もいれば、逆に、この時期から、失速する生徒もいます・・・・そんな生徒の典型的な例を紹介します。
⇒学校祭を理由に、急に勉強のペースが落ちる生徒・・・・・
⇒まわりの友達に影響され、やたら、問題集をコロコロ変える生徒・・・・
⇒友達が行ってるからと夏は、他の予備校で、自分の学力以上の夏期講習をとり、通ってるだけで満足する生徒・・・・予備校が悪いということではありません。レベルのミスマッチが致命的になるということです。
・こんな生徒・・みなさんの周りに必ずいますね・・・・ このような生徒は、5月全統マークは、そこそことってたから、それが油断というか過信となり、6月から8月にかけて、一気に失速してしまいます。
K君のように 、判定はオール「E」 まさに 断崖絶壁 に立たされた生徒は、学校祭どころじゃありません。ほかの予備校、云々言ってる場合じゃありません・・・・すがる思いで今野の指示したことをひたすらやり続けてました。
春と比べての「逆転現象」が、よく起こる理由は、お分かりいただけたでしょうか?
これらは、すべて、事実です。
実力養成会のみなさん、そして、保護者の皆さん !!
5月の全統マークで「E判定」だったからと言って諦める必要なんて何もありません。
先生が、いつも、言ってるとおり!! 「やるか」か「やらないか」だけです。
受験生なら、誰もが知っている「DUO」
基本例文560本で、重要単語、重要熟語を覚えよう・・・・という単語帳です。
この「DUO」のセクション24 に 以下の例文があります。
「今日では、サラリーマンでさえ、大変な困難に直面している」
知っている受験生も数多いと思います。
英語の話はさておき・・・・
「困難」⇒ 大変なこと
なけりゃ、それにこしたことはない・・・・「難」が「無い」で「無難」
でも、「無難」って本当にいいことなのでしょうか?
あの、ルーキーズの 川藤先生も言ってたじゃないですか!!
「困難は、それを乗り越えられる者にしか訪れないっ!!」
いつ聞いても、胸に ジーン~~ ときます。
「困難」を 乗り越えて、一回りも二回りも成長できるんです。
「難」が「有る」から成長できる。
だから、「難」が「有る」と書いて「有難う」というのでしょうか?
ふと、そうなのかな・・・・と思いました・・・・・
私は、国語の専門でないのでわかりませんが・・・・・。
自信がないから・・・・・
自信を持てないから・・・
だから、始められない、踏み出せない・・・・
生徒に限らず、大人である我々にも普通にあることです。
失敗したらどうしょう・・・・・
みんなの前で、赤っ恥かいたらどうしょう・・・・
「失敗」ってそんなに格好悪い?
「赤っ恥」ってそんなにみっともない?
仮に、そう思う人がいたとしても、それはそれで、「どうってことないっ」
失敗しなきゃ、分からないことって結構あるよ。
たとえば・・・・・
明るいところからは、暗いところは見えません。
でも、暗いところから、明るいところはバリバリ見えるでしょ!!
今野は、今まで、メチャクチャ失敗してきてます。
赤っ恥だって、メチャクチャかいてきました。
だから、一回、失敗してみるのもいいよ。
なにせ、今野は、自称、”赤っ恥界の征夷大将軍” ですから。
自転車は、ペダルをこがなきゃ前へ進みません。
ペダルをこいでれば、倒れることは、ありません。
始める前に自信なんていりません!!
だって、始めれば、自信は湧いてくるから。
江戸時代のある剣術家の自叙伝の中に、以下の有名な一節があります。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
意味不明のラッキーな勝ちは、あるけど、
負けるときは、必ず、そこに明確な原因がある。
みなさんに、当てはめてみましょう・・・・
「なんだか、良くわかんないけど、模試でたまたまいい点数とれちゃった」
という”まぐれ”は、あくまでも”まぐれ” です。
理由がわからない「好結果」を信用してはいけません。
「まぐれ」をそのまま、自分の実力と過信してはいけません。
また、「過信」といえば、こんな例もあります・・・・
札医志望の生徒がいました。
マーク模試で英語は180点とりました。この生徒は言いました。
「英語は、9割とれてるから大丈夫・・・・英語は私の得意科目だから」
これは、「典型的なアウト」ですね!!
札医志望なら、1ミス、2ミス が限界でしょう・・・
にもかかわらず、9割で大丈夫・・・っていうのは、大きな勘違いです。
「自分基準」で考えるからこうなります。
このような考えをしている生徒は、180点が限界です。よくて、現状維持。
実力養成会には、札医志望者は4名います。
いいですか、皆さん、「札医合格者基準」で考えてください。
上には、上が、まだまだいる!! 自分は、まだまだ、発展途上にある。
180点じや、予選リーグ敗退。決勝トーナメントどころの話じゃない!!
このように認識しましょう。
そうすることで、まだまだ成長できます。
成長できる生徒は、自分の弱さ、自分ができていないところを認めることのできる生徒です。
成長できない生徒は、自分の弱さ、自分のできていないところを認めたがらない生徒です。
この違いは、みなさんが、考えている以上に メチャクチャ でかいんです。