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2020
11/6

ないことの功徳

ブログ

先日、日本史の授業で、仏教のテーマ史を指導しました。

 

鎌倉新仏教は、旧仏教と対立関係にあり、

特に、難関私大日本史対策では、

指導するうえで、それぞれの仏教について、具体的にどういう”教え”なのか?

教科書以上に踏み込まなければならない部分でもあります。

 

さて、鎌倉新仏教のひとつに臨済宗があります。

その教えの中に『ないことの功徳』というものがあります。

 

実際に、このワードは、

とても、個人的に”惹かれる”部分でもあります。

 

 

ですから・・・・日本史を本格的に指導するようになって、

『日本文化』

『和の精神』

『詫び、寂び』

『感性』

『風情』

『神社仏閣』

『仏像』

『枯山水』

など、などに、人一倍魅力を感じるようになりました。

 

 

さて・・・・話を戻しましょう・・・・

 

 

『ないことの功徳』

 

 

分かりやすく言うと・・・『簡素な生活こそが美しい』というものであり、

自力修行の道(今、なすべきことに集中する)を説く『禅』の精神の柱の一つです。

 

 

【倫理の教科書より】

 

そもそも、『簡素』とは、無駄なものをそぎ落としていくことです。

本当に必要なものをしっかりと見極める!!

そのうえで、この見極めたものを大切にしながら長く、長く使っていく・・・・

 

これは、『質素』とは違います。

『質素』とは、価値の低いもので生活すること。

価値の低いというのは、値段だけの話ではありません。

そのモノに対する思いの深さをいいます。

 

『ないことの功徳』とは、簡素な生活の勧めであり、

簡素な生活こそ、心を磨くもととなる・・・・

 

臨済宗の教えは、まだ他にも数多くありますが、

この『ないことの功徳』がしっかりと禅宗のベースにあるわけです。

 

このように、日本史を勉強することで、 ”日本文化の奥深さを再認識できる”

 

日本史って、案外、素敵だと思いませんか?

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

さて、あるトップ高校の『進路通信』にとても興味深い事が書かれていた。

 

我が家にも、受験生がいる。

愚息の言ってたことと、同じことが、そこには、書かれてあった・・・・・

 

 

 

やはり・・・このトップ高校でも、例年にない、志望校変更が

見られるという・・・・

 

何せ、コロナウィルスと言う予想できなかった要因で、

志望校にも影響は出てる。

本年度は、これまでにない特殊な状況であることに違いない。

 

そういったなかで、志望校を改めて考える参考材料になればと思う。

 

 

 

医学部、東大、京大志望、こういった受験生は、ほとんど志望校は変わらない!!

 

以下は、進路通信で紹介されていた、生徒のコメントだ。

 

『コロナ禍で厳しいとはいえ、自分が心から行きたいと思ってる大学に行くのが、自分の

人生にとってベストだ』

 

『コロナ禍で大学生活には多少の不満はあるが、どの大学でも程度の差はあるものの、

オンライン化してる。志望校を変えても同じこと』

 

 

 

逆に志望校を変えた生徒の本音は・・・・

 

以下は、進路通信で紹介されてた生徒のコメントだ。

 

『親、先生と話し合った結果、あえて、東京でなきゃならない理由はないことが、分か

った。地元でも自分のやりたいことが出来る事が分かった』

 

『コロナ禍でどの大学もオンライン授業となり、実際のキャンバスには通えなくなって、

改めて地元の大学の魅力を再発見できた』

 

 

首都圏、関西圏の北大以上の難関国公立受験予定の生徒の多くは、

北大に変更してる。←この現象は愚息が通う高校でも起きているとのこと。

 

がっしかし・・・本州からの流入組も同じ理由で減るだろう・・・・

見た目の倍率は、例年とそう変化はなくても、ボーダーは上がるだろう・・・

 

進路通信には、このように書かれていた・・・・

 

 

北大志望者は、改めて、健全な危機感を持とう!!

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

受験生の親御さんにとっては、

アメリカ大統領選よりも、コロナが気になる!!

 

とうとう、市内のある私立高校で、教員、生徒からコロナが出た。

急遽、全校休校となった・・・・

 

すでに、ある予備校でも生徒にコロナが出てる。

 

大統領選なんかよりコロナだ・・・

 

我が子の大学受験に直接かかわる事だ・・・・・

これが、親の本音だ・・・・・・・・・・・

 

 

 

さて・・・・

長女は、大学2年生。

長男は、高校3年生。

 

長男は、模試の成績表(今はネット上で確認できるので、その画像)を毎回、

私に送ってくれる。

その都度、アドバイスを送ってる。

 

さらには・・・

共通テストとどう向き合うか?

地歴公民とどう向き合うか?

生徒にアドバイスしている事と同じことを伝えてる。

 

 

彼なりに、色々と考えて、最近、志望校を変更した。

彼の判断だ。

私は、彼の判断を尊重してる。

 

 

そんな彼だが、今回、ある模試のドッキング判定が出たらしい。

 

満足のいく結果だったようだ。

 

要因は、『数Ⅲ』で、しっかりととれたことらしい・・・・

高3になって、数Ⅲ、特に微積が得意になったとのこと!!

 

『コロナ休校中に、父さんに数Ⅲ、特訓してもらったから・・・・』

あの時の、成果をこうして体感してる・・・・

 

 

親として、今、思ってること・・・・

 

もちろん現役合格が最高の形だが、

 

それよりも、悔いを残さないで、全力でやりきって欲しい・・・・

ベストなコンディションで、共通テスト、2次試験に臨んで欲しい。

 

そして・・・コロナが少しでも

収束して、受験生全員が安心して

共通テスト、私大入試、国公立2次に全力でのぞめられるようになること・・・・

 

 

親が出来るコト・・・・・

子供の健康管理と信じて見守る事・・・・

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

実力養成会の英語、国語担当のK先生。

 

彼は、市内の某私立高校の英語の非常勤講師もされている。

 

とうとう・・・・その私立高校でも、教員、生徒にコロナが出た・・・・

(今朝の道新には報道されていない・・・・)

 

急遽、全校休校となったという・・・・・・

 

しかも、感染経路が分からないという・・・・・

 

北海道全体に”強い措置”・・・・残念なことに、いよいよ現実化してきた・・・

 

 

実力養成会としても、スカイプ授業へ徐々にシフトしていかなければならない!!

 

 

そもそも、実力養成会では、コロナ云々に関係なく、

4年前から、スカイプ指導を導入していた!!

 

旭川の生徒

釧路の生徒

函館の生徒

日高管内の生徒

胆振管内の生徒

栃木県の生徒・・・・

 

この4年の間、中央大学法学部をはじめ、数多くの合格実績を積み上げてきた。

 

 

コロナで休校となり、

結果として、数多くの生徒にスカイプ授業を受けてもらった。

とにかく、ガンガン先取り授業をした。

生徒たちは、圧倒的アドバンテージを手にすることが出来た。

模試

定期考査

実力テスト等でしっかりと結果を出してくれた!!

 

我が息子も、その一人だ!!

 

 

仮に、北海道全体に強い措置がだされ、

対面指導が出来ないような状況になったとしても、

タイムラグ一切なしにスカイプ指導に移行する準備は整ってる!!

 

詳細は、11月1日、実力養成会通信 第1666号を改めて、ご確認願います。

 

とは言え・・・・

共通テストまで、あと2か月と10日・・・・・・

少しでも、収束に向かってくれるよう、ただ、ただ、祈るばかりだ。

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありかぜとうございました。

 

 

 

私は日本史も指導させてもらってます。

文化史・・・・特に、私の大好きな領域の一つです・・・・・・

 

 

さて・・ご存知『枯山水』

 

 

このように、日本史の教科書にもバッチリ登場します!!

 

『枯山水』・・・室町時代の禅院の作庭様式の一つです。

 

池ややり水をなどを用いず、石、砂だけで山水を表現する。

 

下の画像、、、実際には、水が存在しないのに、谷川の流れを感じませんか?

頭の中に水のある情景を描き、その世界に心を遊ばせる。

『枯山水』・・・・まさに“とらわれない心”を表現した庭です。

 

水を表現するのに、

必ずしも水が必要と言うことではない。

 

無駄なものをいっさい省く。

 

こういった、感性の集大成が『枯山水』

 

 

見た目には”ひとつのモノ”

しかし、

想像力と工夫によって、様々な使い方があるということなんだと思う。

 

モノをたくさん持つことがいいこととは限らない。

 

大切なのは、モノを生かす・・・・このことなんだと思う。

 

 

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。