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私が生徒を指導する際、

『間違って当たり前』・・・・という空気を大切にしてます。

成績を伸ばす、一番てっとり早い方法は、『間違った問題』を『解けるようにする』

 

ですから、『間違い』は、恥ずかしい事でも何でもありません!!

 

とはいえ、生徒の中には、『間違い』=『失敗』と捉える生徒も少なくありません。

必要なのは、その思い込み自体を変えていくことです。

 

私は、生徒に問題を演習させる時に、いつも、このように声をかけます。

 

◆『間違ってもいいから、行けるとこまで行ってみようぜ!!』

 

『ギブ(ギブアップ)するんだったら、それは、それで”あり”だから、先ずは、トライ

してみようぜ!!』

 

『問題と向き合って、格闘するのさ!!・・・・ズタボロにされても先生がちゃんと

フォローするから、大丈夫だから!!』

 

 

 

問題を解いて、間違ってたとしても、こんな感じで生徒に話します。

『間違ったことは失敗じゃないのさ、今、〇〇ちゃんはさ、”間違い”だとわかったの

さ!!』

◆『人はね、間違いの数だけ成長するってもんさ(笑)』

 

 

ヒントをもらいながら(他力本願状態)正解になるぐらいなら、

自力でトンチンカンな間違いをする方が、よっぽどいい!!・・・・・・

私の指導ポリシーのひとつです。

 

講師側が、とかく、正解にこだわり過ぎると、

生徒は、萎縮します。

もしくは、とにかく正解にさせる、正解へ帳尻を合わす

このようなところへ意識が向います。

大げさに言えば、『合ってりゃOK!!』・・・・これが怖いところです。

 

生徒の『間違い』に対して、講師がどう対処するか?

講師の力量が問われるところです!!

 

以下の画像で、私の生徒のミスに対する対応をご確認いただければと思います。

『間違いを恐れない』という生徒の意識が、

他力本願から脱却し、自立へと向かわせるんです。

 

逆に、『間違いを恐れる』⇒『講師にたよる』⇒ 『自信がないので、ヒント・アドバイ

スを求める』⇒ 『そばに、ヒントを与えてくれる人がいないと解けない』⇒ 他力本願

このような、負のスパイラルに・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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学校で学んだことを一切忘れてしまった時、

なお残っているもの、それが教育である。

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昨日の続きです。

 

『学校(塾や予備校も含む)で学んだことを一切忘れてしまった時』に、

一体何が残るのか?

 

それは・・・・・

物事への取り組み方や

モノの感じ方、とらえ方

生活態度など

知識や技術を獲得する過程で得たもの、積み上げてきた体験や経験

磨かれた感覚や能力・・・・・・

こういったものを指すのだと思います。

 

あのイチロー選手であったり、将棋の羽生先生の名言集が、普通のサラリーマンの心に響

くのはなぜでしょう?

 

それは、野球や将棋で成功するために必要な事が、違った分野で人生を送る人たちにも参

考になるからでしょう。

 

『人生で大切なものはすべて〇〇で学んだ』というフレーズが氾濫しているように

結局、対象が何であれ、成果を出すために必要な事はだいたい同じで、本人がその気にな

れば人生に大切なものは何からでも学べるという事だと思うんです。

 

 

世の中には、数学よりも大切なことは山ほどあります。

しかし、その一方で、数学で大事な事だって、山ほど学べる・・・・

私は、こう確信しています。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

高校生の皆さん、定期考査ご苦労様でした!!

 

生徒皆さんの『手応え』は、もらったメールを見る限り、

大健闘のようで、結果が楽しみです!!

 

テストが終了し、これからの時期・・・・何かと気持ちが緩みがち!!

 

しかし、地に足をつけて、”やるべきこと”はしっかりと実行です。

 

凡事徹底ですからね!!

 

 

“やるべきこと”とは・・・・具体的には

◆毎日の学校の授業の予習・復習

◆教科書傍用問題(4step、サクシード等)の演習

◆英単語の暗記

◆日々の音読

◆ドラゴンイングリッシュの基本例文暗記

◆地歴公民の一問一答暗記

 

いいですね?

 

それと、受験生の皆さんは、当面8月のお盆時期に実施される

第2回全統マーク模試、そして翌週に実施される第2回全統記述模試ですよ!!

ここにフォーカスして行くんですからね!!

 

特に、国立医学部を目指す人にとっては、第2回全統マークで700点未満であれば、

黄色信号!!・・・・・ですからね。

北大志望者は、620点未満が黄色信号ですよ。

 

 

 

さて、今回の定期考査でしっかりと結果を出した、ある生徒に、

こんなレポートを書いてもらいました!!

是非とも、参考にしてください!!・・・・・画像をクリックすると拡大します!!

 

尚、本人の希望により、名前、高校名は伏せます!!

一応、本人のコメントは以下の通りです。

◆塾(実力養成会)で学校の予習をして、学校では復習をやってる感じで、授業がちゃん

と頭に入ってきた。

◆証明を書く問題や途中式も書く問題で、範囲の書き忘れなどで点数を落としてしまっ

た。なので、途中式を書く問題はテストを解き終わった後で何回も見直したい。

◆図や表を描き、あせらずにテストを解くということの大切さがわかった。

 

 

 

この生徒は、上の『コメント』の通り、今回の定期考査で、数学に関して、『やれば出来

る!!』ということを身をもって体験しました。

 

合わせて、実力養成会で頻繁に指導を受けることで、学校の先取り学習をガッチリ行うこ

とが、『万事、うまくいく!!』ということを実感しました。

それと、問題を解く上で、『図』や『表』が、いかに大切か?・・・・こういう事も実感

しました。

 

このような経験が、自信となり、さらに今後の学習に弾みをつけるんです。

こうして、この生徒は、加速度的に実力を伸ばしていくんです!!

 

もちろん、私は、彼の”頑張り”と彼の”素直さ”を目一杯、褒めました!!

 

 

今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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学校で学んだことを一切忘れてしまったときに、

なお残っているもの、それが教育である。

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かの有名な物理学者アインシュタインが遺した言葉です。

実は、アインシュタインは、教育に関する奥深く、

機知に富んだ名言を数多く遺してます。

 

我々は、現行の教育制度の中で学校という場所で長期間、教育を受けてきてます。

学校以外でも、塾や予備校などで人生の若い時期の多くを『教育を受ける』ことに費やし

てます。

 

おそらく、多くの方は、『これ位の事は知っておかないと社会に出たら困る』だとか言

われつつ多くの知識を詰め込まれたと思います。

『これが出来ると社会に出た時に必ず役に立つ』と言いわれて様々な方法論を教え込ま

れたことと思います。

私は、このような考え方を全て否定するつもりはありません。

 

知っておいた方が得をすることは多いですし、やり方を知っていれば出来ることだってた

くさんあります。

 

また、これらが本当に人生で生きていく上で役に立つかどうか?・・・・これに関して

は、ここで議論するつもりはありません。

 

私が問題にしたいのは、単純に果たしてそれらをすべて覚えていられるのか? 

ということです。

 

小学生、中学生の頃、『いずれは忘れてしまうであろうモノ、コト』

を可能な限り詰め込むことを教育の本質としていいのでしょうか?

 

多くは忘れ去ってムダになってしまい、わずかしか残らないであろうと想定されるものの

ために、私たちは貴重な時間を勉強に費やさなければならないのでしょうか?

 

そうすると・・・・

極端な話、教えられたことを全て忘れてしまったら、そのときは、教育を受けてきた時間

というものが全てムダになってしまうのでしょうか?

 

先程のアインシュタインの言葉は、それを完全に否定してます。

知識や方法論を全て忘れても”残るモノ”があり、それこそが教育の本質である!!

彼は、ここを言いたかったんです!!

 

では・・・・『学校や塾・予備校で学んだことを一切忘れてしまった時』に

いったい何が残るんでしょうか?

長くなったので、

この続きは、明日のブログで書かせていただきます。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

能面のような表情だった子がすっかりと変わった・・・・・

 

あるお母様がおっしゃってました・・・・・

実力養成会に通うようになって、勉強に対して前向きになり、

しかも単元テスト等で結果が歴然・・・・

 

お母様は、このことを

今野先生の『魔法』にかかったみたいです!!

このように例えて下さいました。

ありがとうございます。

 

『魔法』・・・しいて言わせてもらうと、それは『褒めること』だと思います。

 

『褒める』・・・・

 

 

今となれば、誰もが知る、教員・塾、予備校講師の指導技術の一つです。

 

校長研修にしても、スクールマネジメントの一貫として『褒める技術』は、

研修プログラムに組み込まれています。

 

 

もうかなり前の話ですが、、『コーチング』の研修会に参加させていただきました。

その中で、『褒める』ことの大切さとその効用を学ばせてもらいました。

それ以来、私の中で、『褒める』ということは、私の指導の中核をなすものとなってい

す・・・・・

 

一昔前までは、『褒めれば、つけあがる、褒めない方がいい・・・・・』

このような風潮は、確かにありました。

 

しかし、ここ最近、社員教育や人材育成で良く言われてるのが『褒める』ことです。

 

まだまだ、世の中には、『褒める』ということへの誤解をしているヒトも少なくないよう

に思います。『褒める』ことと『おだてること』は、全く別物です。

 

20代、30代の頃の私は『褒めること』を一切してませんでした。

力で、全てをねじ伏せる、超スパルタ指導でした。

ですから、『褒める』必要はありませんでした。

 

とはいえ、生徒たちに出来るようになって欲しい!!・・・・このような思いから、

生徒の『出来ない事』探し、に重点を置いてしまってました。

分かりやすく言えば、『生徒の欠点探し』の指導でした。

 

生徒の『あら探し』をするのか?

生徒の『宝探し』をするのか?

 

やはり『宝探し』であるべきです(大阪桐蔭高校野球部西谷監督のお言葉です)

 

このことに気付かせてくれたのが、コーチングの研修であり、予備校講師仲間であった

り、大先輩であったり・・・それと、私の今までの数えきれないくらいの失敗でした。

そして何より、私の目の前の生徒自身が、このことに気付かせてくれました。

 

 

生徒たちの頑張ったことを見つけよう

昨日よりも成長したことを見つけよう

と強く意識することで、自然と生徒にかける言葉も変わってきます。

 

意識、言葉、行動・・・・・この三つはすべて密接につながっています。

意識が変われば、言葉は変わります。

言葉が変われば、行動も変わります。

 

あの甲子園常連校、強豪『大阪桐蔭高校野球部監督、西谷氏』もある講演会の中で、

『褒める』指導は・・・・・・・

①理解されてる実感を相手に与えられる。

②相手の自己信頼、自信がアップ。

③組織の雰囲気が良くなる。

④モチベーションが上がる。

⑤ミスが減る。

⑥褒める側のエネルギーがあがる。・・・・とおっしゃってます。

 

西谷監督の指導法の根源にあるものは『褒めるコト』だったんです。

説得力は、半端ないですよね。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。