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実力養成会には、現高1生の会員も数多く在籍してもらっています。

 

生徒はもちろん、保護者のみなさんも、2020年から実施されるセンター試験に代わる

“新テスト” および、”様々な試み”に関しては、大変気になるところだと思います。

 

特に、実力養成会の会員の保護者の皆さんは、教育的関心度がとても高いです。

それゆえ、私自身、そして実力養成会は、この一連の大改革について、どうとらえ、どう

対応していこうとしてるのか?

 

この辺の部分について、書かせていただきたいと思います。

 

 

 

今回の、『大学入学共通テスト試行調査』で色々な部分が見えてきました!!

先日のブログでも書かせていただきましたが・・・・

 

現時点での、私の、個人的な見解は・・・・・

 

知識偏重の入試は、結局、是正されない!!

 

 

名称が、どうであれ、入試制度(受験生を”ふるい”にかけるため)の性質上、

“ふるい”にかけるための問題(平易な難問)は、大学入試共通テストでも、バリバリ生き残

ります・・・・・・・

今回の試行調査問題、その前の調査問題をみて、それなりの経験のある方なら

向かおうとする方向、問題の”質”は、おのずと見えてきます!!

 

よって、受験生、特に旧帝大クラス以上を狙う生徒にしてみたら、

この『平易な難問』にしか使えない知識、テクニックを膨大な時間をかけて習得するこ

ととなる!!・・・・・・・このようになっていきます。

 

 

センター試験を廃止して、『大学入学共通テスト』を導入!!

その狙いは・・・・・ザックリ言えば、学力の3要素を評価するためです。

 

3要素って・・・・・

『知識・技能』

『思考力・判断力・表現力』

『主体性を持って、多様な人々と協働して学ぶ態度』

 

この3つを評価するためなんです・・・・・・・

だから・・・・記述式解答を積極的に導入、会話文を積極的に導入・・・・

その結果・・・・『平易な難問』が随所に登場・・・・・・

 

ここで私の言う『平易な難問』とは、

問題自体は、シンプルで、基本的な知識だけで解けるけど、表現を複雑にする、会話文の

中で考えさせる、すなわち、平易な問題をあえて、分かりにくく、解きにくくすること

で、正答率を下げようとする狙いが、問題から読み取れます。

 

 

結局は、それ専用のトレーニングを積まなければ、それなりの点数は確保できません。

数学の専門家ですら、攻略困難な奇問も今後、続々登場するでしょう!!

 

河合さん・・・・駿台さん・・・・・東進さん・・・・

大手予備校は、この新テストに向けた模試の問題作成に取り掛かってると聞いてます。

模試だけではなく、問題集、参考書等も今後、続々出版されていきます!!

今まで以上に、攻略本、裏技集がもてはやされるようになります!!

 

 

さて、現在の国公立大学では、

一般的には、センター試験と各大学の実施する二次試験の合計点で合否が判定されます。

中には、東京工業大学のように、センター試験の結果を合否判定に持ち込まない大学もあ

ります。すなわち、950点満点のセンター試験で600点以上取れば二次試験の受験資格が

得られるだけ、ですから、センター試験の点数は一切考慮されません。

 

今後・・・・・

『大学入学共通テスト』は、この東京工業大学のように、

2次試験の受験資格をえるための、必要最低限の学力をみるためのテストになっていく運

命にあると考えます・・・・・・

 

以上まとめると・・・・・

実力養成会では、現高1生に対して、特別な対策を施すとか、指導方針に修正を加えると

いうことは、考えておりません。

従来通り、『本質の追及』を軸足とし、『生徒の自立』『生徒に考えさせる』を両輪とし

て、やらせていただきます。

 

合わせて、私自身も、この『大改革』に関して、真摯な気持ちで向き合い、勉強を継続

し、研修会等のイベントにも積極的に参加し、アンテナを常に張り巡らせていきます。

 

ネットの記事に踊らされること無く、妄想だけで暴走することなく、地に足をつけ活動し

ていきます。

 

 

現高1生から始まる、大学入試新制度における大学受験に対しても、安心して、

実力養成会にお任せください!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

囲碁・将棋チャンネル・・・・・・

対戦後の棋士のインタビューを見てる時、

『とても賢い受け答えだなぁ~』

『いゃ~、若いのに思慮深いなぁ~』

とよく感じます。

なぜかしら、囲碁・将棋業界には、

このような若い棋士の方々が異様に多いように感じます。

 

このように、私が素直に感じた『賢い』『思慮深い』は、

若い棋士の、言葉のレパートリーの多さからくるものです。

 

 

これとは、逆に・・・・・

スポーツ選手や芸能人のインタビューの時、

『意外と子供っぽい受け答えだなぁ~』

『知性のかけらもないなぁ~』

このように思うこともしばしば・・・・・・

 

 

使う言葉のレパートリーが少なかったり、平易な言葉でしかものを語れなかったりすると

『物足りない』って感じてしまうんです・・・・予備校講師の職業病なんでしょうね(笑)

長年、若手、中堅講師の育成指導にたずさわってきたからなんでしょう。

 

言葉のレパートリーの多い、少ないによって、相手へ与える印象が変わるのは、何も、囲

碁・将棋の棋士の方たちやスポーツ選手、芸能人だけではありません。

 

塾・予備校講師も、全く、同じことが言えます。

なにせ、『しゃべり』を生業としてるんですから・・・・・

 

 

 

話す(書く)言葉は、その人の人格や品位を表す!!

そんな意味の諺・・・・・

 

『言葉は身の文(あや)』

 

 

 

適切な場で、適切な言葉を使える”大人”は、

いつの時代も、格好いいものですし、そうありたいと思ってます。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

私立医科大学に関する一連の報道・・・・・・

そして、本当に、残念な事実。

多浪生の皆さんは、本当に、やるせない思いだったと思います。

 

今年度の入試からは、公明正大に実施されることを願うだけです。

というか、今年度からは絶対にキッチリと運営されるはず!!

 

ところで、実力養成会の講師に、札幌医科大学の学生が2名います!!

 

斉藤翔太先生(札医大、医学部医学科4年生/実力養成会OB)

松本樹京先生(札医大、医学部医学科3年生/実力養成会OB)

 

この2人の話を聞く限り、札幌医科大は、多浪生に対する、『変な』な措置はないと断言

できそうです!!

40代の方、社会人の再受験の方、様々な年代の方々が在籍しているとのことです!!

 

 

 

 

現役生であろうが、多浪生であろうが、社会人の再受験であろうが・・・・

 

 

要は、どれだけ点数を獲るか?

 

 

すべては、ここです!!

 

 

今日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2018
11/21

23時まで指導!!

ブログ

昨晩は、23時まで指導でした!!

勿論、保護者様ご了承のもとです。

 

通常、実力養成会は、22:00には、指導を終了させてます。

とはいえ、部活、他予備校との併用、その他様々な事情で、

指導開始が、21:00、21:30 とならざるを得ない・・・・このようなケースもあります。

 

こういった時は、臨機応変に対応させてもらってます!!

 

それと・・・・

早朝指導も、要望があれば、臨機応変に対応させてもらつてます!!

数学の単元テスト当日、学校へ行く前の90分、

定期試験の当日の早朝などです!!

遠慮なく、今野にお申し付けください!!

 

 

実力養成会は、頑張る皆さんを応援してます!!

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

滋賀県にある、高校生を対象とする英語専門塾。

今年、実力養成会に研修にいらっしゃった先生です。

 

先日、『大学入試共通テスト試行調査』について、電話で色々と意見交換、情報交換させ

ていただきました。

おりしも、3日前の道新にも、特集記事が組まれてました。

ご覧になった方も多数いらっしゃると思います。

 

 

私と、滋賀の先生とは、『認識』『とらえ方』は、ぼぼ一致してました。

 

それと・・・・・・この先生から、『とても参考になります』という関西の高校生を対象

とする塾のブログを3つ、4つ教えていただきました・・・・・・・・

拝読して、『なるほど!!』『さすが!!』『そういうとらえ方もできるんだ!!』

こんな感じで、まさに、『目からウロコ』でした!!

 

やはり、

一生懸命に勉強されてる講師の先生たちのブログは、読んでいて、

(勉強されているということが)分かるもんです!!

ですから、説得力があります!!

私も、とてもいい刺激をもらいました!!

 

 

さて、本題にはいりましょう。

そう遠くない将来、河合さん、駿台さんから、高1生向けの『大学入試共通テスト』用の

問題集等が出版されるようになるでしょう・・・・・

対策だとか、記述用の”トラの巻き”なども研究されて、“裏技”めいたもの、”攻略法”

続々登場することでしょう・・・・・

 

いずれにせよ、『解法パターン』を暗記して、それで問題を解く生徒にとっては、

かなりしんどくなるというか、きっと太刀打ちできなくなります!!

 

『試行錯誤』できる生徒、

『考える』ことの出来る生徒、

『主張できる』生徒、

『国語力』のある生徒

 

こういった言葉が、キーワードになっていくと思います。

 

全教科に共通して言える事ですが・・・・・

実際の社会で使用されるような、実用的な文章が出てくるってことなので、当然、会話

もあちこちに登場するのも自然な流れでしょう・・・

 

特に、数学で言えば、実際に解いてみて、感じたことは、問われている内容そのもの

は、ただ単に公式だけで解けてしまうのに、問題文が複雑だったり、作図が複雑だった

と、数学とは関係のない部分で、正答率がさがるんだろうな・・・・・

となんか、変な違和感を覚えました。

これは、ネットの拾い読みではなく、私が実際に解いてみて、さらには、生徒に解かせ

みた実感です!!

 

 

大学入試共通テストは、現高1の皆さんが受けます。

ですから、高2生、高3生は、この試行問題は、完全スルーで大丈夫です!!

 

今回の、試行問題実施の趣旨は、

記述解答にどんな想定外の答案が出てくるか?

記述解答の採点基準の精度はどうか?

記述答案の採点のマンパワーは、どれだけ確保しなくてはならないか?

これを見るためのもの・・・・こういうことですからね!!

 

ですから、この試行問題で、今年のセンターの傾向が変わるととか、

そんな話では全然ありません(笑)

 

 

現高1生の『大学入試共通テスト』に向けた対策も、安心して、

実力養成会にお任せください!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。