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『運動神経が良い』 ⇒ 自分のイメージした通りに体を動かすことが出来る。

 

『空間図形に強い』⇒ 問題文から自分のイメージした通りに空間図形を把握できる。

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なんだか、とても似てる感じがするのです。

なにか、相通ずるものがあるような気がするんです。

 

これを、『図形的センス』と呼ぶ人もいます。

しかし、私は、『センス』って言葉は、好きではないし、使いません。

あえて、言うなら、『壁』。

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別に、空間図形に精通するには、運動神経が必要ってことではありません。

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そもそも、数学は、『考えることそのもの』を扱う教科です。

そこに、出てくる数字だとか、公式、定理なんてものは、道具にしかすぎません。

 

数学の骨格をなすものは、『徹底した論理』です。

自分の頭をどれだけ働かせることができるか? が問われます。

 

論理的に考えるってどういうことか?

わからないって、どういうことか? を知り、

それを突破するには、どうすればいいか?

 

そういう時に、『壁』が立ちはだかります……

もちろん、これらの『壁』を克服するためのトレーニング法は、いくらでもあります。

 

『センス』の問題として、簡単に片づけるべき問題じゃありません。

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2017
9/17

『待つ力』

ブログ

教育者というのは、別に学校の教員、塾・予備校の講師にかぎらない。

会社員の中にも、社員に対する教育者はいる。

サッカー教室の先生、ピアノの先生だってそう・・・・・・・

 

教育者というと少し堅苦しいが、

要は、”人を育てることに情熱をもって取り組んでる人”ということ。

 

教育者の重要な資質の一つに、

『相手の変化を待てる』というものがある。

誰だって相手に早く変化して欲しい。

相手に早く変わって欲しいのだが、それを待ちきれない。

 

人というのは、自分にとって重要な他者(親、教師、コーチ等々)が思っているような人間

になるという傾向があるらしい。

その人から期待されると伸びていくし、期待されないと「それぐらいでいいのだ」と開き

直ってしまうこともあるだろう。

 

教育者の資質とは?

 

このように、改めて考えてみると『待つ力』・・・・・・

とても大切だ。

せっかちな、私は特に。

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今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

以前、ブログで『国語力の低下』についてコメントさせていただきました。

 

それをご覧になったある一般の方から、

国語力を付けたい ⇒  読書 ⇒   読書習慣を身につけるには?

 

このような、ご相談のお電話をいただきました。

 

 

親が子供に『本を読みなさい』って言っても子供に読書習慣がなければ読みません。

 

本を読む喜びは、スポーツをする喜び、楽器を弾く喜びと一緒です。

誰からか与えられて感じるものではありません。

自分で、読みたいと思い、自分で本を選び、そこから感動を得るからこそ、次の本に手が

伸びるんです。

 

大切なのは、環境です!!

別に、立派な勉強部屋と立派な本と、立派な書棚ってことではありません。

 

 

立派な勉強部屋に、立派な本をずらっと買い揃えてたところで、本人にその気持ちがなけ

れば読まないでしょう・・・・

そんな生徒も過去にはいましたが・・・・・・・・

 

 

大切なのは、親の読書に対する姿勢です。

親が本を読む姿を見せること。

読んだ本を子供と共有したり、内容や感想について話したりすることが、子供たちの読書

をするきっかけになっていきます。

 

いくら、お金をかけて立派な本をそろえても、親の読書に対する姿勢がなってなけれ

ば、全くの意味のないものになります。(インテリアとしては意味のあるものかも)

子供云々ではないのです。親自身です。

 

本を読みなさい!!・・・・・・これじゃ無理です。

『これ、おもしろかったよ』

『一緒に読んでみない?』と言葉を添えて、手渡すのがいいでしょう。

 

子供たちと読書体験を共有することこそ、大切なことだと思います。

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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この本の中で、学習指導の形態について、

生徒の学習行動は、次の3段階があると説明されてます。

『覚える』⇒『わかる』⇒『わかる』

 

まぁ、まぁ、そうだろう・・・・・私もそう思います。

 

ただし、厄介なのは『わかる』って部分です。

 

よ~く考えてみると

『覚える』と『できる』は、生徒自身にしかできません。

『わかる』の部分は、講師が関与します。

 

やっかいなのは、

講師が、熱心になり過ぎて、すなわち、関与しすぎて

生徒にとってみたら『わかる』ではなく『わからされる』になることです。

『わからされた』生徒は、決して自立できません。

 

『わからされてしまう』から『できる』に続く階段が消失してしまいます。

 

『わかる』から『できる』に続く勾配はかなり急です。

登るのには、かなりの困難が伴います。

 

しかし、生徒が自力で登らない限りは、決して『できる』にはなりません。

 

この段階で、自力で登れないことを私は、『他力本願』と言ってます・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

昨日のまでの通信で、2017.河合第2回全統記述模試の解説を載せてました。

 

 

『とても、わかりやすい』

 

『すっごく、勉強になりました』

 

 

等々のメールを全国から頂いてました。

 

本当にありがとうございます。

 

私自身、大変励みになります。

 

これからも、模試の解説については、ドンドン、載せていきます。

 

とうか、期待しててください。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。