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本当に、理解できたかどうか?

本質的な部分にまで理解が及んでいるか?

それをみる方法として、

生徒に先生役をやらせ、

先生である私が生徒になり、

その問題を説明させる。という手法をとるときがあります。

 

こうすることで、先生役である生徒は、「ごまかし」はききません。

「先生っ 質問!!」と言って鋭い突っ込みもいれます。

 

また、説明の仕方や用いる図を見て、生徒はどこがぼやけているのか?

とか、思考回路の流れがどうなっているのか?  がつぶさにわかります・・・・・

 

口では、理解できました・・・・・・

もう、大丈夫です・・・・・・・・

と、講師が喜ぶことを言っても、実は、表面的な理解に終わってたり

分かったつもりで終ってたり、

実際に解けるけど、何で、そのような式変形にするか? がわかってない、すなわち

「作業手順」がわかっただけで本質がわかっていない・・・・

様々です・・・・

 

以前のブログで、「本当に分かった」ということは?・・って書かせてもらいました。

その事を何も知らない人に、説明して、その事をちゃんと理解させられたら、「本当に分

かった」ってこと・・・・・・です。

 

生徒が、先生役、そして、私が生徒役・・・・

説明させる意義は、ここにあります・・・・

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、広島県のY君、こんにちは。

皆さん・・・・・・赤本による過去問演習・・・・・進んでますか?

全統マーク秒読み・・・・

マーク演習で、いっぱいいっぱい・・・・・・

状況は、わかりますが、2次対策も並行してやらなきゃダメです!!

9月、10月は、もっとハードでタイトになります・・・・・・

 

今日は、今年の旭川医科大学の数学の第4問の空間ベクトルを取り上げます。

旭医志望者でなくとも、第4問は、「北大的な良問」なので、受験生は、

しっかりとマスターしてください。

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以下に、解説をまとめました・・・・・・

「赤ペン」で決定的な着眼点を示してます。

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「赤本」には、本問は、計算量が膨大・・・・論理力が必要・・・・とコメントされています。

もちろん、その通りです・・・・

もう、一歩踏み込むと・・・・・・

与えられた条件をどのように、訳すか?

すなわち、「直訳」より「意訳」の部分です・・・・

旭医は、実は・・・・見た目には異なる問題でも、

過去の出題の切り口、着眼点がとても似ている・・・・・という裏傾向があります。

どのように「意訳」していくか?・・・・・・

過去問演習を通して、伝授していきます・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

今日は、高1生、高2生の皆さんへということで・・・・

志望校決定についてです。

 

志望校決定によって、その後の具体的な勉強の計画が定まります。

それにより、志望校合格に向けた効率的な勉強ができます。

 

では・・・・・・・・・

ぶっちゃけ、先輩たちは、いつ頃、志望校を決めたのか?

まさに、十人十色ですが遅くとも「高3の夏」までには決めてます・・・・

みなさんは、志望校はもう決まってますか?

もし、決まってたとしても、決まってなかったとしても、私は、いろいろと調べてみて欲しいと思います。

色々な大学の良さ、将来の夢、それまで知らなかった学問分野について、様々な発見があるでしょう・・・・それにより、志望校に対する考え方が変わることだってあります。

インターネット、受験情報誌、もしくは、オープンキャンパスや大学祭、体験学習など情報を入手する手段は色々とあります。

また、「学費」「所在地」など現実的な条件もあるでしょう。

志望校は、将来のこともしっかりと見据え、こうしたことも考慮に入れて、自分の納得いく決断をしてほしい・・・と思います。

 

先生の今までの経験から生徒たちの志望校選定理由のベスト5は・・・・

 

第1位「難易度」

第2位「知名度」

第3位「入試科目」

第4位「自分のやりたい学部学科ある」

第5位「研究水準が高い、施設設備が充実してる」

 

こんな感じでしょうか・・・・・

あと、先生がこだわる点もお教えしましょう・・・・

特に、首都圏の私立大学の話ですが・・・・

「単位互換制度」「図書館の規模」もしっかりと確認しておいた方が良いですよ。

自分の進んだ大学では受けられないような講義を他大学でも受けることのできる制度が「単位互換制度」です。

それと、「大学図書館」は、大学生活全般において利用するので蔵書数、設備などは、確認しておいた方がいいです・・・・・

実力養成会には、8月に、九州の鹿児島にオープンキャンパスに行ったった先輩もいますし、北九州の小倉ってとこまでオープンキャンパスに行った先輩もいます・・・・

それぞれ、大学の写真を携帯の待ち受けにしてます・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

実力養成会の皆さん、保護者の皆さん、そして、広島県のY君、こんにちは。

 

今日は、ある一貫校に通う、中2生のOさんについてです。

夏休み明けに実施される学力テストで総合学年順位一桁を目指して指導させてもらっています。

この学力テスト・・・・社会で国名と首都を覚えなければなりません。

一般的な塾では・・・・・・・・・

「そんなの覚えるだけ。自分でやりなさい・・・」

「暗記は自分でやりなさい・・・・・」

と生徒へ丸投げ・・・・・・・・・・・

生徒は、中2です。ひとりでモリモリ暗記できる生徒もいるでしょう・・・・しかし、世間一般の中2・・・

そう、簡単なことではありません。

メジャーな国なら、わかるでしょう・・・・・

例えば・・・・アフリカの「チャド」・・・・首都は? 場所は?

ヨーロッパの「リトアニア」・・・・・首都は?場所は?

我々大人でも・・・・「?」・・・・・・・・

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私は、Oさんと一緒になって、国名、場所、首都を覚えてます・・・・・・

チャド・・・・・・・チャイ~~~ン・・・・・・・ンジャメナ

チリ・・・・・・スパイシーチリドック3個・・・・・サンティアゴ

ベラルーシ・・・・・べらみん・・・・・・・ミンスク

このように、語呂合わせで、口に出して、さらに、口に出して、書いて書いて・・・・・

場所は、地図で確認しながら覚えてます・・・・・・

覚えきった国については、「シール」を張ってます・・・・

家でも、お母様にご協力いただいてチェックしてもらい「サイン」をしてもらってます。

 

覚えるべき、国名・首都は一通り覚えました・・・・・

今後は、「忘れ」「モレ」のないよう、毎日確認していきます・・・・・

講師としては、手のかかる作業です・・・・ついつい生徒へ丸投げしたくなります。

しかし、ここでしっかりと向き合い、妥協せず、覚え切らせてます・・・・一緒になって

このように、一つ一つしっかりと実直に覚えていくことで・・・・・・

今後、「暗記」の場面では、Oさんは、一人でしっかり自力でやっていけます。

 

以前の通信で、

釣ってあげるのではなく、釣り方を教える・・・・・・と

書かせていただきました。

個別指導だからこそ、このような指導ができます・・・・・

「釣り方を教える」・・・・・時間がかかり大変な作業ですが、絶対に必要なことです。

やってみて、

言って聞かせて

させてみて。

ほめてやらねば

人は動かじ・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

先日、道内のある地方都市在住の現役生のお母様からホームページを見て・・・・と

電話で問い合わせをいただきました。

最近、このような電話を頻繁にいただくようになりました・・・・

全道、全国のいろいろな方が、ホームページを見てくださっていることに感謝します。

 

さて、今回のお電話は、札幌医科大学の推薦入試に関するものでした・・・・

例年、この時期から、推薦入試、AO入試に関する問い合わせが、急激に多くなります。

例年、この札医推薦、旭医AOに関しては、必ず相談を受けます・・・・・

 

まず、推薦入試・・・・・

道内では、北大、札医の他、ほぼ全大学で推薦入試を実施しています。

評定は国公立であれば4.0以上・・・・

 

そこで、今回の問い合わせの札幌医科大学医学部医学科についてですが、

まず、生徒の皆さん、保護者の皆さんの認識が甘すぎます!!

 “受かれば、ラッキー” と思ってはいなくても、それに近いものがあるようです。

 

学校によっては、8月の全統マークで750点以上達成した生徒の中から校内選考する高校

もあります。これが普通です・・・・・・。

それとは、対照的に、校内の選考基準を設けず、早いもの勝ち的な高校もあります。

高校によって、温度差は、ビックリするくらいあります。

この温度差は、生徒・父兄の札幌医科大学の推薦入試に対する意識の高さ低さに現れます。

生徒、父兄の意識が低いというより、しっかりと説明してない高校側がそうさせてしまっ

ている・・・・と言った方がいいかもしれません。

 

まず、医学部の推薦入試は、一般と同じくらい難しいです。(医学部以外の学部はケースバイケースで難易度はバラバラです・・・・・・)

札医の募集要項には675点以上と明記してます。

道民の皆さんに、広く、門戸を開いてますっ~という、「社交辞令」と考えるのが妥当です。

それを真に受けて、675点は、達成できそう・・・と考えて推薦に出願する生徒もいるようですが、それなら、みんな推薦に、殺到するでしょう・・・・・・

 

点数がとれないから、推薦に・・・・では、100%受かりません。

 

この生徒の通う高校が、しっかりと生徒、父兄に説明しないから、675点を超えれば受かるかも・・・・と考えてしまいます。・・・

実際の、合否の分かれ目は750点前後です。

なぜか?・・・・

それは、一般入試合格者との学力レベルの差が大きいからです。

入学後の授業についていけなくなるからです。

大学側は、推薦組と一般入試組の学力差を一番懸念しています。

 740点未満は、土俵にあがる以前の話・・・・

 

予選リーグ敗退というか、予選リーグにも参加できません・・・・

これが現実です。

 

今年の札医の推薦で、800点を超えて、不合格だった生徒がいます。

この生徒は、一般で合格しました。

この生徒は、実力養成会で、英語講師をしている、斎藤翔太先生の友人です。

 

札医の推薦を考えるのであれば、まず、750点を達成してから・・・・・・。

 

安易な気持ちで推薦に出願すると、これからの半年を棒に振ることになります・・・・

しかも、2次対策が後手後手となり、大きな負の遺産を背負込むことになります。

慎重に、慎重に、決断しなきゃなりません・・・・・

受験に「うまい話」はありません。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。