公立トップ高、
公立準トップ高、
中高一貫高、
私立高、トップコース、
 
それぞれの高校、それぞれのコースの定期考査を細かく見ていくと、
色々なことが見えてくるし、色々なことを感じ取ることができる。

 
特に高1生は、今回が初めての定期考査だったわけで、
中学校時代のそれとは、比べ物にならないくらいハードでしんどいものだと
痛感したことだろう・・・・・
 
 
言うまでもなく、
定期考査は、各学校間、各コース間で
レベル、難易度、設問形式は、明確に異なる。
 
 
特に、私は、今回の”高1の定期考査”では
全く新しい教科の一つである【歴史総合】がどのような形の出題になるのか?
ここに注目してた・・・・
 
従来と変わらない”日本史”+”世界史”の普通の出題だったとこもあれば・・・・
この画像のように教科の趣旨にのっとった、
しかも共通テストを想定した”オリジナル問題”もあった!!


 
また、数学に関して言えば、
やはり・・・・トップ高と準トップ高との”違い”は歴然としている。
いわゆる“学校格差”といわれるもので、それがテスト問題に如実に見て取れる。
 
トップ高では、
高1の第1回の定期考査から、大学入試の問題をモリモリ出題する高校もある。
 
一方、準トップ高では、
教科書傍用問題集と全く同じ問題を出題する高校もある。
答えの丸暗記だけで9割をとれてしまう・・・・
 
これは、
定期考査に限った話ではなく、週末課題にもいえることだ。
 
普段の授業レベル、課題レベルについても同じ事。
 
 
こういったレベル差は、日を追うごとにドンドン開いていく・・・・
 
そして、大学入試・・・・・
 
 
準トップ高から現役北大合格は、今となれば、
“至難の業” と言われる理由がここにある。
 
現に、札幌の準トップ高とされるある高校は、
今年の北大現役合格ゼロ。
 
 
定期考査をマジマジとみると、
そこには、なんとも悩ましい現実が見て取れる・・・・・
誰が悪いということではない・・・
 
 
 
 
本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。