今の、高等学校の社会科は、学習指導要領で、
『地理歴史科』と『公民科』に分割されている。
世界史は、必修科目とされ、日本史は地理との選択必修という形がとられてる。
このような形が適用されるようになったのは、1994年の第1学年から・・・・・・
つまり・・・・平成になってから、高校で日本史を履修しないで卒業してる生徒は、
相当数いるということ!!
ちなみに、『自国の歴史』が選択科目となっているのは、日本だけ!!
この辺の部分は、今後、近い将来、間違いなく国会でも議論されるであろう・・・・
オーストラリアを例にとろう・・・・・
自国の歴史は、かなり踏み込む!!
特に、近代史、現代史は、念入りに勉強する!!
オーストラリアを取り巻く、各国との関係性については、これでもかってくらいやる!!
自国の歴史を知らない・・・・
自国の文化を知らない・・・・
国際社会では、こういった人たちは、教養人とは見なされない!!
日本人的に言えば、
『あんた、自分の国の事なんも知らないの?』
『あんた、自分の国に、誇りをもってないの?』
こんな感じである・・・・ひどい場合は、『軽蔑』されることもある。
決してオーバーに言っているわけではない!!
いわゆるビジネスシーンにおける海外の人たちは
日本人の想像をはるかに超えるくらいシビア―だ。
2020年の大学入試改革・・・・・
英語が大きく変わる!!
これを受けて、
『これからは、英語は全員が学び続ける教科です』とある方が言っていた。
認識が甘過ぎるし、よく状況が見えてない。
勘違いしてはいけない、
外国人と話が出来るようになりましょう、ってことではない!!
外国人と”対等”に議論できる!!
外国人と”対等”に交渉できる!!
こういった人材を育てるための大改革である。・・・・
日本の成立背景、文化背景、そして他国との関係の変遷を踏まえながら、
自国をアピールできる者が、外国人と対等に議論、交渉ができるのである。
日本史の講師だから、ということではない、素直な気持ちで
日本史は、是非とも学んでほしい・・・・いや、学ぶべきだ!!
今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。