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宮本武蔵が、天下にうたわれた剣豪・柳生石舟斎と試合をした時のこと。

武蔵は、石舟斎に一気に斬りかかりました。

石舟斎は、手で彼をはたき、武蔵は道場に転がってしまいました。

 

この時、石舟斎はこう言いました。

『武蔵よ、鳥のなき声が聞こえてたか?』

 

武蔵は闘いのさなか、鳥のなき声なんて、一切聞こえてなかった・・・・・

相手しか見えてなかった・・・・・・

 

『武蔵よ、耳を澄ませ・・・・そして、鳥の声を聴け』

 

武蔵が、無敵の人生を歩み始めるのは、鳥の声を聴けるようになってから・・・・・

 

 

 

 

 

余裕がなくなり、いっぱいいっぱいになってる時こそ、深呼吸!!

そして、周りの『音』を『楽しむ』くらいの気持ちを持ちなさいってことですね!!

 

 

ジャンルの異なる本を乱読してました!!

『五輪書』・・・・・思っていた以上に勉強になりました!!

何回も読む価値ありです!!

 

『五輪書』・・・・・・経営哲学書でした・・・・

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

あまり、知られてない話なんですが・・・・・・

 

全国にさまざまな商人が登場したのは戦国時代。

戦国武将が城を建てると、その周りに武士やその家族が住むようになります。

そこへ、様々な職人と商人も移り住むようになります。

城下町は、このように形成されていったわけです。

当時の商人の中でも最も大きな財をなしたのが『土倉』『酒屋』と呼ばれる人たち。

今で言えば、質屋さんと高利貸しを合体したような感じでしょう。

貨幣経済がドンドン浸透していったこの時代、京の都だけでも300~400軒あったと言わ

れてます(山川史料集)

また、寺院の境内や街角に『市』が立つようになったのも戦国時代。

寺院が商人に営業権を与える代わりに、納入金をゲットしてました。

定期的な『市』も開かれるようになりました。

『市』では、近隣の村々で生産されたコメや野菜、塩、豆腐などの食料品のほか、

綿、白布の衣料品や日用品などが売られてました。

こうした商品を売ったのは、『大原女』や京都・桂川産の鮎を売った『桂女』などのよう

に多くの女性たちでした。

しかし・・・・・寺院などに支払う納入金がしだいに引き上げられ、重荷になっていきま

した。そこで、こうした上納金を撤廃し、自由活発な経済活動をやろうぜ~!!ってのが、

信長の『楽市楽座』ですね。

 

戦国時代というと、血で血を洗う戦いの時代ではありましたが、

実は、その裏では、現在まで残る職業が次々と誕生した時代でもあったわけです。

 

 

このように、城下町を盛んにし、経済を活発化しておかないと、いざ戦争となった時、食

料とか軍事物資を買おうとしても、うまく調達できない、戦争に行けない、なんてことに

もなりかねません。

だから、戦国武将にとっては、城下町経営は政治的にも経済的にも超重要であったわけで

す・・・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

昨日の、実力養成会通信774号。

 

ある高校の進路懇談会の資料。

このなかで『受からない生徒』の特長のなかで『自分のスタイルに固執しすぎる』とい

うのがあり、そこで、私は・・・・・・

『(そうなった)原因は子供にあるのではなく、親にある』

このように書きました(あえて、厳しく書きました)

 

この部分に関して、昨日、保護者の方2名から、具体的に教えて欲しいというメールをい

ただきました。

ということで、・・・・・具体的にどのようなことかを説明させていただきます。

 

 

人間は、成長過程において、ある一定の枠にはまっていきます。

考え方、行動パターン、表情とか感情の持ち方に至るまで、自分の親や兄弟、さらには友

人たち、住んでる環境から自分というものが作られます。

 

なかでも、最も強く影響を受けるのは家庭である事は言うまでもありません。

『子供は3歳までが大切』

『10歳までが子供の人格形成にダイレクトに響く』

などの学説はいろありますが・・・・

要は、小さい時の環境がその子の人格形成に大きな影響を与えるということです。

ことわざ、『三つ子の魂、百まで』が示す通りですね。

アメリカやオーストラリアにも、これと同じような諺があります・・・・・

 

このようにして、家庭から強い影響を受けて育った子供は、当然親に似てきます。

見た目だけではありません。

表情やしぐさまでも似てきます。

これは、無意識のうちに親の表情やしぐさまでも真似てるからです。

子供は、マネをしようと思ってこのような表情や行動をとっているわけではありません。

自然と、無意識のうちに真似てるんです。

私が保護者の方々と面談させてもらって感じることです。

 

20年以上の指導経験のある、いわゆる『ベテラン』と呼ばれる塾の先生、学校の先生た

ちなら皆さんが一様に思うことです。

 

でも、これらは、実際に『目に見える部分』です。

つまり、目の前の保護者の方と面談させてもらって目で見て表面的にはっきりわかること

です。

 

しかし、目に見えない部分。

たとえば、考え方や心構えと言った内面的な部分まで似てくるというか、マネをするもん

なんです。これは、『潜在意識』です。

深層心理学においては、学術的に立証されてる事実です。

 

 

つまり、親が物事を肯定的に捉える家庭では、子供はポジティブに捉えるように

り、その逆も然りということです。

 

 

どうして、こんな子に育ったんでしょう・・・・・と嘆く保護者の方がいます。

しかし、子供に原因はありません・・・・・・・・

 

私も含めて、人は、自分が見えてる現象の中に原因があると思い、自分が納得するように

意味づけする傾向にあります・・・・・ここが怖いところです。

子供に原因があるのではなく、親も含めた大人の対応に原因があるんです。

まず、このように認識を変えることが、問題解決の出発点といえると思います。

 

 

高3生になって、『自分のスタイルに固執しすぎる』のであれば、ほとんどのケースは、

今後、一生のこのスタイルでいくでしょう・・・まさしく、時、既に遅し・・・・・・

相手は、ほぼ変わらないと考えるのが賢明です。

 

だから、相手を変えようとするのではなく、自分を変えていく中で上手く付き合っていく

しかありません。

 

 

 

本日も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2018
5/18

朝の有効活用

ブログ

自宅を朝の5:45に出る。

6:02の始発のJRに乗る。

実力養成会に着くのが・・・・・6:40・・・・・

本科生の指導が10:00~。

3時間は、余裕で確保できる。

 

この3時間を勉強、音読、事務作業、教務作業に充てられる。

 

私は、典型的な朝型人間。

 

朝の時間帯は、集中できるし、アタマの”キレ”もいい

 

日中は、指導等でビッチリで時間の捻出はほぼ無理なだけに、

朝のこの時間は、とても貴重だ!!

 

特に、これからの季節・・・・・朝のすがすがしいこの時間帯・・・・

この使い方が仕事の効率、質を決めると言っていいだろう。

 

 

だから、せめて帰りのJRでは、

缶ビール1本くらいは『ありだろう』というか、『あり』にしています(笑)

 

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

◆あるトップ5校の進路懇談会の資料の一部です。

参考まで・・・・・・・と言っても、極めて、当たり前で正統的な事が細かく丁寧に書

かれてます。

皆さんも、改めて、確認してくださいね!!

◆下の画像の中の『受からない生徒とは?』に関しては、全くその通りです。

私も、いつもいつも、言いつづけてることです.

特に③の『自分のスタイルに固執しすぎる』というケースは、深刻です。

絶対に自分の解き方(考え方)を変えないんです・・・・・・良く言えば、『自分とい

うものを持っている』悪く言えば『勉強に関して素直でない』ってこと。

これは、ある味『致命傷』です。しかもこのような生徒は、成績が上がらない

のを塾や予備校や先生のせいにします・・・・『言い訳が多い』ってことにつながって

いるんです・・・・・このような生徒が本当に苦労するのは、社会に出てから。

このようなケースでは、例外なく原因は子供にあるのではなく、親の対応にあります。

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。